VIVA 英-仏バルブアダプター

我が家には自転車と名の付くものが7台ある。そのうち1台だけママチャリで、この1台だけチューブバルブが英式だ。他の6台はすべて仏式バルブにしている。
このママチャリは年寄りが使っているのだけど、たまにしか乗らないから乗ろうと思ったときは、たいていタイヤのエアが抜けた状態になっている。

このママチャリだけのためにあるポンプは、やはりたまにしか使わないからほぼ放置状態で、エアを入れようとすると口金が腐って悲惨なことになっていた。
たった1台の英式バルブだけのために対応ポンプを維持するのも無駄なので、ママチャリも仏式バルブにして統一することにした。

かみさんが乗っているKoga-MiyataのLakesideも英式バルブのチューブが標準仕様だったが、700Cのタイヤだったので、これは早い時期に仏式バルブのチューブに入れ替えた。
ママチャリにはチューブを入れ替えず、英式を仏式に変換するアダプターで対応することにした。

手に入れたのは東京サンエスから販売されている「VIVA 英-仏バルブアダプター」。2個1組、税込み880円で販売されている。

英-仏バルブアダプターを探すとそのようなものはほとんど存在せず、逆の仏式から英式にするアダプターは選択肢が豊富なのだが、「VIVA 英-仏バルブアダプター」一択状態だった。
地元のサイクルベースあさひで注文し、3日ほどで取り寄せてくれた。

使い方は、まず英式バルブ先端のナットを緩め、中の虫ゴムを引っこ抜く。

うちのママチャリは虫ゴムをエアが抜けにくいという「スーパーバルブ」に取り換えてある。
写真の右側がスーパーバルブで、左が「VIVA 英-仏バルブアダプター」。

虫ゴムの代わりにVIVA 英-仏バルブアダプターを挿入し、ナットを締めて元通りにする。これで装着完了だ。

要はバルブ先端形状を仏式ポンプの口金が嵌まるようにしただけの虫ゴムなのだ。

ヒラメポンプヘッド(縦カム)を差し込むと少し傾いてピッタリフィットしなくてしっくりしない。

エアを充填するとエア漏れしているような音がする。エアゲージは上がったり下がったりで、ポンプを押し切るとゲージは「0」に戻る。空気圧管理はできないようだ。

エアが漏れているように見えたが、それでもある程度ピストンを往復させてタイヤを指で押すと堅くなっているからエアは充填されているみたいだ。
エアを入れてから24時間経ったが、タイヤの堅さは変わらないので問題なさそうだ。

「VIVA 英-仏バルブアダプター」にはキャップは付属していない。今までに購入してきた仏式チューブに付属していたキャップを残してあったので、それを嵌めた。

空気圧の管理ができるようになると良いのだが、所詮形状が変わっただけの虫ゴムなので残念だ。

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