水道水での洗車は、水道水の中に含まれるミネラル成分などの不純物の影響で、水シミができたりといった不具合があるようだ。
諸説あるようだが、その対策として不純物を含まない純水で洗うと水シミの低減や、作業をゆっくりできるというメリットがあるという。
そんな話しを真に受けて水道水を純水に濾過する洗車用純水器を買ってみた。
ググるといろんなところから販売されているが、どこも似通った価格。AmazonでTDSモニターが水の経路に最初から取り付けられている純水器があったので、これを注文した。
ひと月くらい待って届いたのはDK-worksの「TDSモニター付 洗車用純水器 DK PURE WATER DEVICE 10L」。
TDSモニターとコネクタ付きの2mホースが付いて、イオン交換樹脂10Lが最初から充填済。
タンクに被せるカバーのカラーを写真のブルーの他、ブラック・ベージュ・レッド・迷彩の全5種類の中から選べる。コネクターやホースにもブルーが使われていたので、図らずも統一できた。
TDSモニターとは、水の不純物の具合を検出する測定器。TDSモニターが水経路にない場合は、取り出した水にTDSメーターを差し込んで測定する。
TDSモニターを後から取り付けると割高になるため、この機種は最初から付いているので安く済む。ただし、ずっと「0」を表示していると、本当に「0」なのか不安になる。裸の王様になった気分。取り出した水質を測るためハンディのTDSメーターも必要かも。
消耗品のイオン交換樹脂は高価なので、使用回数を減らすために、純水器での洗車は最後の仕上げ流しだけに使用した。
純水器は水を注入するとかなりの重量になることを考え、移動しやすくするために専用のキャスター付きの台を作った。
端切れの2×4材を組み合わせ、純水器のカラーに合わせて青色塗装。直径65mmの自在キャスターを取り付けた。コンクリート床ならどこへでも転がしていけてラクチン。