2011年3月20日 愛知
渥美半島センチュリーライド
3月19日(土)は渥美半島を自転車で走ってきた。
伊良湖岬周辺でやっている「菜の花まつり」を見に行くこと、「どんぶり街道」で食事をすること、そして160km(センチュリーライド)以上を走ることが目的だ。
「菜の花まつり」はなんと年の明けた1月8日から開催されていたのだが、3月31日で終わってしまう。ただ、先日の地震の影響でイベントがいろいろ中止されているようだ。
「どんぶり街道」は田原市内の飲食店が協賛し、それぞれのアイデアでおいしいどんぶりものを提供するというB級グルメな企画。スタンプラリーが行われており、スタンプ10個で「どんぶり特製マイ箸セット」が貰えるとのこと。来年の12月末までやっているので、スタンプ集まるかな?無理だろな。
渥美半島は「渥美半島ぐる輪サイクリング」というイベントや仲間とのサイクリングで何度か走っている。
いつもは自転車をクルマに積んで現地まで行く。しかし、名古屋から渥美へ行くと帰りは必ず渋滞する。かといって、名古屋から自走して往復するには距離が長すぎる。
それで今回は、豊田市内にある三連水車のある公園までクルマで行き、そこから走り始めることにした。
午前7時頃出発。豊田市内とか岡崎市内は全然土地感ないので、走行ルートを事前に作っていても、曲がるところを間違えて行き過ぎたり。藤川へ出るのにも結構時間食っちゃった。
藤川からは旧東海道を走る。何度か来ているので、といっても今までは現地人の案内付きだった。今日は一人旅なので怪しいなと思ったら、すぐにiPhoneのマップをチェック。たいていオーバーランしてるが、現在地が一目瞭然なので助かる。頼もしい相棒になった。
出発した頃は空一面雲で覆われ、ときどき陽射しが射すような天候だった。しかし、10時を過ぎた頃から雲もなくなり、良い天気。ただし、風は少し強め、しかも向かい風。冷蔵庫の冷気を感じさせる風だ。
国道42号線に出るとしばらくは小さなアップダウンを繰り返す。次第に足が回らなくなってきた。ハンガーノックだ。だけどこの道、コンビニとかの類のお店が全然ない。
饅頭食べたいとか、あんパン食べたいとか妄想を思い浮かべながら、高松あたりでやっとそれらしいお店を発見。ヤマザキの薄皮あんパンを補給できた。
道の駅「あかばねロコステーション」に立ち寄り、「菜の花まつり」のパンフレットをゲット。これにまつり会場の地図と「どんぶり街道」のメニューやお店の地図が掲載されているのだ。
ここからしばらくはサイクリングロードを走る。この日のサイクリングロードは砂や水が上がっている所もなく走りやすかった。他に自転車に乗っている人もおらず貸し切り状態。予想外に風の影響もなかった。
サイクリングロードの端、伊良湖ビューホテルの下あたりに来るまでに予定以上に時間が掛かってしまった。「どんぶり街道」はお店によってはお昼は2時で終了してしまう。
お昼をこの先に伸ばすと食いはぐれる可能性もあるので、ここの駐車場の一角にある「いらごみなといちば」で「大あさりいちば丼」を食べた。
ボリュームはたっぷり。もちろん完食したが、僕は途中でちょっと飽きてきた。あさりはやっぱり醤油で焼いた方がうまいかなと。
この後、行き過ぎてしまった「菜の花まつり」会場にUターン。サイクリングロードからだと会場の裏側を通過してしまい、入れないのだ。
42号線の沿道途中にも菜の花畑があったが、ここはスケールが違う。見渡す限りの菜の花畑。観光客も大勢訪れていた。
残念ながらイベントとか中止されてしまったので、菜の花しかない。他に何もすることがないし、時間の制約を気にしながらなので、ここに居たのは10分程度。
伊良湖岬まで行くのはやめ、ショートカットして国道259号線に出ることにした。
しばらく走ると右膝が痛くなってきた。長距離を走るとたまに痛くなるのだ。無理にペダルを踏まないとか、マイペースを心がけているのだが、ついに痛みが出てきた。
それでもペダルを回せないほどの最終局面には達していないので、いたわりながペダルを回す。
馬草口からは海岸線沿いを走り白谷海浜公園へ。ここは「渥美半島ぐる輪サイクリング」のスタート/フィニッシュ会場だ。久し振りに来たらきれいなグラウンドができていた。
三河港大橋を渡り多門田を右折。朝来た道に出る。来た道を反対方向から走ると道が違って見えるのは何故?道がみな同じに見えてしまうのは記憶力がやばい?ついマップを確認。
豊橋に入ってしばらくの所で歩道に入って休憩。16時を少し回っていた。ドリンクを飲んでいると、いきなりタイヤがバシュッとでかい音を立ててパンクした。オーマイガー!
パンクの原因になった異物は残っていなかったが、ビードの部分に小さな穴が。ここでチューブ交換に20分ほど余計な時間を掛けてしまった。
18時前になるとあたりがだんだんうす暗くなってきた。音羽中学校の前で缶コーヒーで休憩しながらライトをセット。夜に備える。
iPhoneを確認するとバッテリーの警告が出ている。バッテリー残量は18%。100%からMotionX GPSを11時間程度使っての残量としては優秀じゃないか?
iPhoneが死んでは帰れなくなるので、こちらも予備バッテリーにつないで充電する。ついでに膝のストレッチ。
ストレッチが功を奏したのか、夜の冷気が心地よいのかわからないが、膝の痛みがなくなり、何か調子よい。
すっかり暗くなった山中あたりまで行くと、今度はライトが暗くなってきた。こっちも電池の寿命だ。電池を交換して復活。
藤川から先はわからない道を行くのを避け、国道1号線を走る。車道は相変わらずの渋滞。トラックや大型車が多いので歩道を行く。
街灯の光りがあまり届かなくてもライトを最大光量にすれば安心して走れる。まあ、細い歩道だし知らない道なので、それほどスピードは出せないが。
途中逆走中学生の団体に遭遇しながら、スタート地点に戻ったのは19時43分。
いろいろあったけど172km完走した。初めてのセンチュリー(オーバー)ライドだ。琵琶湖(ショート)一周見えてきた。
迷走距離:172.30km Av:19.41km/h
2011年3月18日 メンテナンス
パンク修理用チューブパッチ
自転車のタイヤがパンクしたとき、以前はパークツールのスーパーパッチGP-2Cを使って修理していた。
こいつは、いわゆるシール状のものでゴム糊を必要とせず、サンドペーパーでチューブをこすった後、裏紙を剥がしてペタッと貼るだけ、という簡単パッチだ。
出先で手軽に済ますには都合が良いのだが、恒久的なパンク修理とはならない。こういうシール状パッチはチューブの空気圧が保たれていて、タイヤに押し付けられた状態で空気が抜けないようになっているようだ。
だから圧の掛かっていない、チューブ単体状態にしておくと剥がれてくる。しかも時間が経っていたりするとパッチを剥がした後に糊が残ったりする。さらにこの糊がしつこく取りずらい。
出先では予備チューブにさっさと交換しちゃうので、実際に出先でパンク修理するはめに陥るのは、立て続けにパンクするような、運が悪いときくらい。
たいていは帰宅してからの作業になるので、時間はたっぷりあるし、パンク修理した後のチューブは予備としてサドルバッグに入れることになるので、やっぱり昔ながらのゴム糊とパッチを使ったパンク修理法がベストのように思う。ちゃんと貼れていれば、剥がれてくることは皆無と言えるくらい信頼性も高いし。
パンク修理キットを買うと、ゴム糊と色んなサイズのパッチ数枚、サンドペーパーのセットになってたりする。
でも問題はパッチのサイズがでかいこと。ロードバイクの細いチューブには大きすぎるのだ。たいていは直径25mmくらいのパッチが一番小さいんじゃないかなぁ?
チューブが細いので、貼るとチューブの幅を超えてしまう。だから空気を入れると端からめくれ、エアー漏れの原因になるのだ。切って小さく加工すればいいんだけど、めんどくさい。
最近スポーツDEPOに行ったら、直径16mmのパッチが5枚入り210円で売っていた。以前はこんなのなかったのに、ユーザーからの要望が多かったのだろうか?早速買ってきた。
パッケージには「ドイツ生まれの高品質チューブパッチ」と書かれている。
ネットで調べたら、サイクルベースあさひに同じもの(パッチセット5枚入り)があった。さらに、100枚入り業務用パッチセットというものもあった。何かを買うついででないと、これだけ注文では送料が高く付いてしまうが、参考に。
2011年3月15日 アクセサリー
ワイヤーロック RL-645
東北地方太平洋沖地震において被災された皆様に、心よりお見舞いを申し上げます。
土・日は天気が良かったのだが、何となくそんな気分にもなれず、家族も心配するかも知れないのでサイクリングを自粛した。
静岡県で開催予定だった2つのサイクルイベントも中止したね。サイクリングコースに津波警報や注意報の出ている地域が含まれていたというのもあったが。
それで今回は自転車用ワイヤーロック、タイオガの「ダブルループコンビネーションロック RL-645」についてご紹介する。
昨年の5月に購入したものなので、仕様などが変更になっているかも知れない。ご理解の上ご覧ください。
これを購入する前は、クロップスの3mm径の、旅行バッグなどにも使えるようなワイヤーロックを使用していた。コンパクトで良かったのだが、故障してしまいロックを掛けても、ワイヤーが抜けるようになってしまった。
何故これにしたかというと、
・径4.6mm、長さ1800mm。
・ストレートで巻き癖がない。
・ダブルループができる。
・4桁の暗証番号式。しかも自由に番号を設定できる。
・カラーが7色の中から選べる。
要はそこそこの太さで前後輪とフレームをまとめて地球ロックできる長さがあり、鍵を持ち歩かなくてもよいし、自分で暗証番号を設定できるから。
この手のワイヤーロックはあさひやYPKのがあるが、あまり太い、携帯性の悪い物は持って行きたくない。比較的コンパクトにできそうなところも選択ポイントだ。
鍵を掛けるときは、ワイヤー先端をダイヤルユニット部にカチッと音がするまで差し込み、サイド(ダイヤルの右横)の黒いボタンを押す。そうするとダイヤルが回せるようになり、ロックされる。
ダイヤルユニット部はワイヤーの好みの位置にスライドできるのだが、サイドボタンが押された状態にあると動かなくなってしまう。ワイヤー先端がダイヤルユニット部からちょっとしか出ていないと、ワイヤー先端を差し込めないのでロックもできない。そんなときは、ダイヤルの上の黒い丸ボタンを押すとワイヤーをリリースできる。
サイドボタンを押してダイヤルを回すときに、ダイヤルが回ってくれないときもある。サイドボタンをグッと強く押し込みながら回すと回ってくれることがある。一度回り始めれば問題ないんだけどね。そういうところがストレスたまる。
鍵を外すときは、ダイヤルを暗証番号に合わせてからダイヤル上の黒い丸ボタンを押すと、ワイヤーが外れる。
ダイヤルはユニットの裏表から見える。丸ボタンがある方が表だ。たまにダイアルを合わせるときに裏表を間違えたりする。
ダイヤルの暗証番号を自由に換えられるのはいいね。無意味な番号だと覚えるのが大変だもんね。
写真に写っているボトルは、ツール缶にもなるパッケージで、これに入って店頭に陳列されている。
「このままボトルケージに挿しておけば持ち運びに便利」ということだが、ツール缶派にはオマケ付きでうれしいが、そうじゃない人にはただ邪魔だけかも。使うかもと思い捨てられずに持っているが、また物が増えてしまう罪作りなオマケだ。
反面、これ以外の自転車取り付け用パーツは付属していない。僕はサドルバッグの横のポケットに入れている。
それから姉妹品としてロック方式だけが異なる、鍵式の「RL-643」もある。
2011年3月8日 My Bicycle/メンテナンス
クロスバイクの掃除
今日はかねてからの懸案事項であった、クロスバイクのワイヤ交換に着手。
…したのはよいが、普段ポタリング自転車として活躍している割りに、あまりかまってやらないので結構汚い。
いっそのことオーバーホールとはいかないが、できるところまで分解してキレイにしてやろうと。
それで今、クロスバイクはこんな状態。駆動系はBBとか外す工具を持ってないし、面倒くさいので外してない。でも初めてフロントフォークを抜いてやった。
フレームはあっちこっちキズや塗装が剥げているところがあって可哀想。よくわからない黒い汚れは、昔コンピュータの清掃用に買った「WIDEX」という固形ワックスのような汚れ落としで磨いてやったらキレイになった。
「WIDEX」って、まだ売ってるのかな?
明日はベアリングとかグリスアップして、組み付けてやろう。
今日3月5日は、平針にある名古屋市農業センターで開催されている「しだれ梅まつり」に自転車で行ってきた。
名古屋市農業センターのしだれ梅園には、12品種700本のしだれ梅があり、国内有数の規模だとか。ホームページの開花状況では5分咲き。場所によって満開に近いところもあるという情報だった。
お昼の12時頃に着いたときには、駐車場は1時間待ちの案内が出ていた。自転車は入り口を入ったすぐ横に駐輪場があり、すぐに駐輪できた。
ただし、やっぱりスポーツ自転車が駐輪することは考えられていないので、スタンドがない自転車は止める場所に困る。
センター入り口には鳥インフルエンザの防疫のために、消毒用マットが敷かれていた。
鳥さんのためにも、ちゃんと踏んでから入りましょう。
園内の様子。
満開になると壮観だろうね。三脚で撮影している人も大勢いた。
紅梅ばかりでなく、白梅もあった。
高台にある芝生広場から園内を見下ろした風景。天気が良かったので来場者ものんびりひなたぼっこ。中にはほろ酔いの方も。
園内のあちこちで、青空市などの物販や飲食のできるお店が出て賑わっていた。噴水広場では大道芸のパフォーマンスが行われていた。
「しだれ梅まつり」は2月26日(土)〜3月13日(日)まで開催(期間中無休)。開場時間/9:00〜16:30。まつり期間中は駐車場は有料(自転車は無料だった v(^_^))。
・名古屋市 「しだれ梅まつり」開催のお知らせ
・名古屋市農業センターのしだれ梅園
・名古屋市農業センター
迷走距離:40.10km Av:16.08km/h