SONYのアクションカム「HDR-AS100V」のバッテリーNP-BX1は、撮影可能時間が使用条件によってかなり差があります。だいたい1時間から2時間30分とハンドブックに記載されています。
長時間撮影には外部バッテリーを接続するという手もありますが、撮影状況によっては使いにくいこともあるかも。予備バッテリーを用意しておけば、いろいろなケースに対応できそうです。
ですが、純正のバッテリーはamazonの本日価格で1個3,380円もします。バッテリーチャージャーBC-TRXも同じく4,545円。
安心料だと納得すれば妥当な金額かも知れませんが、互換品の値段を見ると冒険したくなります。
粗悪なものだと使えなかったり、すぐ壊れたり、寿命が短かったり、能力が低かったり。魅力的な価格に負けてチャレンジしてみました。
互換バッテリーは1個ずつビニール袋にくるまれて、シンプルな白い紙箱に入っていました。
amazon購入で2個セット975円。つまり1個487.5円。純正品のなんと約1/7のびっくり価格です。不良品でもなんとか諦めがつく値段に思えてきます。
実は注文するとき非常に迷いました。Amazonで商品検索すると同じようなものが多数表示されます。明らかに同じ商品写真ですが、値段も異なれば、ユーザーレビューや評価も違います。
さっぱりわからないので、レビューと商品説明と店舗評価でエイヤーと決めました。
左の純正品はシルバーな高級感を醸していますが、互換品はよれたラベル巻きで、いかにも安いですよ、という感じ。外観ラベルは注文時のロットによって変わるらしい。
定格はどちらも3.6V、4.5Wh、1240mAhと表示されています。
ユーザーレビューでは、電池の保ちが純正品よりも短いという報告もあります。
側面には挿入向きを示す▲マークが表示されています。
純正品は▲マークの左、写真の黒く見える四角部分にホログラムでSONYの文字とシリアルナンバーが表示されます。互換品にはメーカー名もなければシリアルナンバーもどこにもありません。
反対の側面は端子部で、純正品の方が輝きがまぶしい。
純正品の裏面にはPSEマークが表記されていますが、互換品はCEマークだけでPSEマークはありません。いいのか?先日コーナンの製品回収騒ぎがあったばかりなのでちょっと心配。
生産地が表記されていませんが、純正品もMade in China。どちらも爆発しなければよいですが、いまのところそのような報告はなさそうです。
NP-BX1対応のバッテリーチャージャーはamazonで686円でした。
純正のバッテリーチャージャーBC-TRXは、付属のマイクロUSBケーブルを使って給電ができたりして、この互換品とは仕様がだいぶ異なります。
この製品はAC100V電源とカー電源からの充電に対応します。USB給電はできません。
梱包の都合でアタッチメントが分解された状態でパッケージされています。
定格は、入力AC100V〜240V 50/60Hz Max150mA、出力DC4.2V 600mA。こちらの製品にはPSEマークが付いています。
メーカーが「雷門プロダクツ」と表記されています。たまたまホーリーという業者を選んだのですが、出品者のプロフィールを見たら「雷門プロダクツ」でした。
製造元なのでしょうか?それとも販売店の表記?生産国はChina。
ACプラグは折り畳みになっています。保管時にコンパクトになるので地味にうれしい。当たり前のようですが、GEのデジカメのバッテリーチャージャーは折り畳められませんでした。
プラグと反対側上面にはカープラグ用のDC12〜24V入力端子が付いています。
アタッチメントと本体を合体した状態。はめ込むだけなので工具やスキルは必要ありません。
バッテリーは裏返しにして端子部を奥にして差し込みます。裏表間違えて挿入すると端子の位置が合わず、接触できないので充電できません。
充電を開始するとCHARGEランプが赤く点灯します。充電が完了するとランプが緑に変化します。
Amazonのレビューでは、純正品に比べ充電時間が結構かかるという報告がありました。
今回購入した互換バッテリーを充電しましたが、1個は1時間弱で充電を完了しましたが、もう1個は2時間近くかかりました。元のバッテリー残量がわからないの評価できませんが、ばらつきがあるということ。
ここで紹介したバッテリーとバッテリーチャージャーは、どちらもAmazonのマーケットプレイス商品。扱い店舗が複数あったり価格や送料が異なります。
非常にバッタもんくさいので同じ商品に見えて違うものが送られてくるかも知れません。購入先についても製品についてもある種博打要素満載で、僕も責任持てないので自己責任でご判断ください。