ハンダ付け作業のためにもう一つ秘密兵器を用意しました。
それは、ダイソーの「ハンダ用吸い取りポンプ」。
ハンダ付けに失敗したステレオプラグの端子から、余分に盛ってしまったハンダを、これで吸い取ってやるのです。
前からあったら便利かな、と思っていましたが、たまたま行ったダイソーにあったので、思わず買ってきてしまいました。この商品は200円でした。
ハンダを吸い取るには、まず金属軸先端の黒いパーツ(セッター)を中に押し込みます。
ハンダが溶けてきたら、先端をハンダに近づけ、本体横に付いているスタートボタンを押します。
すると、セッターがバネの力で元に戻り、ハンダが吸い込まれるという仕組みです。
ですが、なかなか上手くいきません。パッケージにも「本品の使用には多少の技術と慣れが必要です。繰り返しの練習の上、ご使用ください。」と書かれています。
ちなみに先端はハンダごてに直接当てると溶けます。要注意。
吸い取ったハンダを本体から除去するには、裏面の芋ネジを抜いて分解します。4mmのアーレンキーが必要です。
芋ネジを抜くと、セッターごと中の部品を外せます。
分解すると、中のバネなどの部品はグリスがてんこ盛りでベタベタ。服に付かないように注意。
芋ネジはスタートボタンの部品を固定しているだけ。ネジを元に戻そうとねじ込むと、どんどん中に入って行ってしまいます。芋ネジの頭と本体表面が面一か少し深い位置が最適です。
買ってはみたものの、今回はステレオプラグを別のモノに換えてしまったので、結局十分に力を発揮できませんでした。また次の機会ということで。