2015年12月12日 カメラ
ハクバ・レンズペン3
RX100を買う前にいろいろ調べていたとき、中古カメラに意外と「レンズ内にゴミあり」という状態が多いことに気付きました。
「カメラって結構ゴミが入りやすいんだ」とあらためて思い、「日頃からちゃんと手入れしなくちゃ」とも思いました。
で、「レンズをキレイにするには何が良いんだろう、とりあえずクリーナー液とクリーニングペーパーかな」といろいろ探しているときに、「レンズペン」というものの存在を知りました。
液体とか使わずに、カーボンの粉が付いたセーム革のペン先でレンズをなでるだけでキレイになるというものです。
各社から販売されているレンズペンの中でも、評判の良さそうな「ハクバ・レンズペン3」をさっそく取り寄せてみました。
「ハクバ・レンズペン3」はその名の通り、無印、2ときて3代目のシリーズのようです。ペン先が用途に応じて5種類あり、色分けされた帯で見分けが付くようになっています。
レンズ用のブラック、レンズフィルター用のグレー、液晶ディスプレー用のブルー、ビューファインダー用のレッド、そしてコンパクトカメラレンズ用のグリーン。
レンズ用以外の他のものにはサブネームが付いていて、それぞれフィルタークリア、デジクリア、マイクロプロ、ミニプロといいます。
ペン軸のサイズは2種類あり、マイクロプロとミニプロが他のものに比べ少し小さい。
パッケージの中にはペンとスペアヘッドが付属します。なお、スペア単体では外から見ただけでは中身が判別できない模様。
キャップの中にカーボンを染みこませたスポンジが入っていて、キャップをねじ込む度にペン先にカーボンが補充されます。
1日5〜6回使って約半年間(約1000回程度)使用可能だそうですが、自分のように思い出したように使う人だと、これだけでかなり長いこと使えそうです。
単体販売の他に、レンズ用とレンズフィルター用、ビューファインダー用の3本と収納用クロスがセットされた商品もあり、価格はリーズナブルですが、これにはスペアは付属しません。
外装カラーはブラックとガンメタリックの2種類が用意されていますが、3本セットはブラックのみ。
値段が意外とお高いのですが、ちょうどAmazonで5%OFFキャンペーンをやっていました。
これをチャンスと5種類の中からコンパクトカメラレンズ用とビューファインダー用、レンズフィルター用の3本を購入しました。
掃除する対象がレンズフィルターを付けたFZ200とコンデジのRX100だから、この3本ですべての用を足せると考えたのです。
3本セットだと基本一眼レフ用なので、結局コンパクトカメラレンズ用を追加したりしなくちゃならないし、単体の方がスペアが付属する分コストパフォーマンスが高いかなと思ったのです。
Amazonで「購入したらパッケージが傷だらけで汚れていた、新品か不安。もう買わない」というレビューを散見しました。
そんなのが来たら嫌だなと思いながら注文しましたが、パッケージはホッチキスやシールで封印されておらず、中身をいくらでも外に出すことができる仕様になっています。
ユーザーの手に渡る前に自由に出し入れできるパッケージは如何と思いますが、幸いうちに届いたモノはまともなようです。
それぞれのペンの違いはペン先の形状やサイズが異なるだけです。
コンパクトカメラレンズ用は、小さなレンズに入れられる大きさで、先端がレンズの丸みに合わせて湾曲しています。
ビューファインダー用は、狭いビューファインダーに届くようにマイクロサイズの扁平なペン先。
レンズフィルター用は、扁平の大きめのペン先形状をしています。
レンズフィルター用でレンズ用も液晶ディスプレイ用も兼ねられそうです。
そもそもレンズフィルターを常時嵌めっぱなしだし、液晶ディスプレーも保護フィルムを貼っているから、レンズ用や液晶ディスプレー用は自分的には不要だろう。
補充交換用のスペアヘッドが別売されていて、1種類のペンと違う種類のスペアヘッドを購入して、付け替えながら使ってコストを抑えている人もいるようです。
ペン先の反対側は山羊毛ブラシになっていて、レバーをスライドさせて出し入れします。
レンズペンの使い方は、ブラシでホコリを払ってから、ペン先をレンズの中心から外側へ円を描くように汚れを拭き取ります。汚れに応じて同じことを繰り返します。最後にもう一度ブラシでサッと払って終わり。
カーボンだから黒い粉が残りそうな気がしますが、実際に掃除してみて、そんな心配もありませんでした。
テクニックも要らないし、お掃除が手早く簡単に済ますことができるのがいいね。
ちなみにカーボンが白い「ハクバ・レンズペン ELITE」というのがお値段高めで販売されています。このシリーズは外装カラーがホワイトで、3本セットは用意されていません。