2018年6月8日 ウェア
OGK KABUTO ARS-3 スモーク AERO-R1用シールド
OGK KABUTOのエアロヘルメット「AERO-R1」には標準で1個「ライトスモーク」のAR-3シールドが同梱されています。この「ライトスモーク」は可視光線透過率が65%らしい。
見た感じクリアに近いので、より日差しの強い日用にオプション品の「ARS-3シールド・スモーク」をヘルメットと同時購入しました。
「ARS-3シールド」のラインナップは、クリア、スモーク、ブルミラー、ピンクミラーの4種類。それぞれ可視光線透過率は、92%、44%、54%、88%。紫外線カット率は99%以上というスペック。
価格はAR-3(税別2,500円)の倍以上あり、クリアとスモークが税別5,000円、ブルミラーとピンクミラーは税別6,000円です。
パッケージには、シールド本体と専用のクロスバッグが入っています。
クロスバッグはビニール袋に入れられて、両面テープで箱の中にくっついています。
クロスバッグのフタはマジックテープで留められるようになっています。
パッケージ裏面の説明書には、シールドが汚れたらこのクロスバッグで優しく拭き取るようにと書いてあります。
写真は前がARS-3スモークで、後ろがAR-3ライトスモーク。
形状が若干異なり、AR-3がインジェクション製法で作られているのに対し、ARS-3は特殊曲げ製法で加工されています。
ARS-3は0.8mm厚のポリカーボネイト素材で、厚さもかなり違います。
重量もAR-3は実測39gありましたが、ARS-3は実測22g。カタログ重量も22gと軽量化がはかられています。
実際の使用感は、AR-3は厚みもあり、形状も立体的になっているため、型崩れせず気軽に扱え、取り回しがラクです。それに対しARS-3は薄い1枚板を曲げて作られているだけなので、華奢な感じで取り扱いに気を遣いそうです。
僕的にはAR-3での像の歪みや重量は気にならなかったので、AR-3で可視光線透過率の違うオプションを販売してくれたほうがうれしいかな。
やっぱりマイスタイルのサイクリングだと、写真を撮ったり、いろいろとシールドの付け外しが多いので、取り回しがラクなほうが良いです。
シールドのカラーは、AR-3ライトスモークはクールグレーな色目でしたが、ARS-3スモークはウォームグレー。ARS-3スモークでは景色が黄色っぽく見えます。
実際にヘルメットに装着したときの感じです。左がAR-3ライトスモークで、右がARS-3スモーク。
可視光線透過率44%だと、手持ちのアイウェア「エレッセES-S104」のライトスモークが43%なので、そんなに濃い色ではありません。
視線を隠したい人には、もっと濃いスモークのほうが需要があるかも知れません。
マグネット部の形状が異なりますが、ARS-3でも眼鏡に干渉することはありませんでした。
ARS-3が届けられた日にシールドを何度も付けたり外したりしていたら、何やらコロコロと足元に落ちてきました。
何事かと思ったら、シールドのマグネットを固定しているパーツでした。マグネット本体はヘルメットにくっついたままでした。
シールドをサンドイッチするようにマグネットと固定パーツが取り付けられており、固定パーツはマグネットに差し込んで90度にひねって固定しているようです。
最初から取り付けが不完全だったのだと思います。直してやろうとしたのですが細かなパーツの上、指の先で力が入らない。そのうち爪と指の間から血が滲んできてしまい、直すのを諦めました。
結局、その日のうちにワールドサイクルに交換依頼メールを送信。超短期間で交換して貰えました。
こんなことは稀だと思いますが、購入されたら直ちにチェックすることをお勧めします。
<2019年1月14日追記>
付属品のAR-3とオプションのARS-3の使用感は別物です。
AR-3は視界に歪みというか、ピンボケというか、違和感が多少あります。それに対してARS-3は歪みなし。何も付けていないようなクリアな視界です。
ちょっとヘナヘナして頼りなげですがお勧めです。最近クリア調光タイプのものがラインナップに加わりましたが使ってみたいです。
それに、AERO-R1以外にシールドタイプのヘルメットが、今年の春に「VITT」、6月に「AERO-V1」が発売されます。これらは通気孔の多いサイクリング用としてデザインされています。
「VITT」はAR-3付きで税別13,000円。「AERO-V1」はシールドなしで税別18,000円。シールドを買うなら絶対ARS-3です。
AERO-R1は夏場に暑いと感じたので、安い方の「VITT」欲しい。クリア調光ARS-3付きで。