ボッシュ・ジグソー PST 1000PEL

電動丸ノコ、マルチツール、スライド丸ノコと来て、切断方法のバリエーションを増やすため、念願のジグソーを手に入れた。
直線カットには電動丸ノコに適わないが、電動丸ノコが怖いというような人には良いみたい。

買ったのはボッシュの「PST 1000PEL」。ボッシュのDIY用のラインアップでは最高機種だ。

ボッシュのDIYジグソーは高い順にPST 1000PEL、PST 800PELPST 700の3機種があり、売れ筋は真ん中のPST 800PELのようだ。僕も最初はPST 800PELをターゲットに絞っていた。

しかし、6段階ストローク調整機能やアルミ製フットプレート、LEDライト、豊富な付属品など、後から補えられないもの、オプションで揃えると価格差を超えてしまうものなどの価値を考え、最終的にPST 1000PELにした。

ウオッチしてたAmazonで、普段の価格から3,000円近く値下げされたタイミングもあった。

PST 1000PELはプラスチックケースが付属し、新品のものは両側側面がラベルで封印されている。
開封するには封印のラベルを剥がすか、真ん中の切れ目にカッターを入れるしかない。

開封した直後の状態。本体の上に乗っかっているのは付属のブレードセット。

ちょっとと思ったのは、抜き身のブレードと切断線ガイド、バリ止めガイドが同じ場所に自由に動き回れる状態で入っていたこと。

ブレードの刃でプラパーツが傷だらけになる可能性がある。防じんカバーはビニール袋に入れられて独立した場所に入っているのに、海外製品はこいうところはズボラな印象がある。

ケースの蓋の内側には取扱説明書が挟まれていた。

付属品は写真左から取扱説明書、T234X木工仕上げ用ブレード5本セット、T144D木工高速切断用ブレード1本、切断線ガイド、バリ止めガイド、防じんカバー、曲線・平行ガイド。

材を傷つけたくないとときにフットプレートに嵌めて使うプラスチックプレートは、装着された状態でパッキングされていた。

PST 1000PEL本体。重量は2.2kgある。

グリップの下に付いている赤いボタンが電源ボタンで、引くと電源が入り切断開始。同時にLEDランプが点灯し、ブレードの周囲を照らしてくれる。電源ボタンを離すと停止する。
電源ボタンを引いた状態で、その前のボタンを押し込むと電源ボタンを離しても電源が入りっぱなしになる。

電源ボタンの下の黒いダイヤルは変速ダイヤル。1(低速ストローク)〜6(高速)まで6段階に調整が可能。

写真左、SDSとプリントされた赤いパーツがブレードの差し込み口。下からブレードを差し込むだけでブレードの取付ができる。取り外しはSDSレバーを回すだけ。

写真中央上のレバーはオービタル切り替えレバー。写真はオービタル機能がOFFの状態で、左に回すと小・中・大の3段階で振り幅を変えられる。

オービタル切り替えレバーの下の赤いスライドボタンはブロワーON/OFFスイッチ。エアーが吹き出し、切断中の切りくずを吹き飛ばしてくれる。

フットプレートはアルミダイキャスト製。丸ノコのベースもそうだが、アルミ製の方が切断したものに直角や平行の狂いが少ない。

フットプレートを傾斜させるのにPST 800PELや多くの機種は、六角レンチなどの工具を使ってネジを緩めたり締めたりを行う。
PST 1000PELは本体後部のレバー操作で緩める・締めることができ、工具が必要ないので便利。

本体後部に吸じんホース差し込み口がある。

電源コードは太いので安心感がある。太い割に柔らかく取り回しも良い。コード長は実測約2.4m。

プラスチックプレートは先端をフットプレートに引っ掛け、後端をはめ込む。

防じんカバーは前方から差し込んで装着する。斜線部を左右から挟むと外すことができる。

切断線ガイドは透明パーツと赤色パーツを連結し、フットプレートの凹部に差し込む。上部に突き出ているレバーを左右から挟むと外すことができる。

切断線ガイドを使わないときは畳むことができる。

プラスチックプレート使用時は、切断線ガイドの透明パーツだけをプラスチックプレートの先端に連結する。

バリ止めガイドを使うと切断面のささくれを防いでくれるらしい。取り付けはフットプレートの下からプレートの面と面一になるようにはめ込む。

付属しているブレードは直線カット用のブレードばかりなので、切れ味が良いとレビューで評価されていたアースマンの「ジグソーブレード Bタイプ コンビネーション5本組」を一緒に注文した。

「Bタイプ」とはボッシュの「B」で、ジグソーへの差し込み部が写真のような形状をしているもの。「Bタイプ」のものならPST 1000PELに装着可能だ。

5本組みのセット内容は、木工直線カット用が2本、木工円切り用、ステンレス・鉄工用、塩ビ・プラスチック(PC)用がそれぞれ1本。

とりあえず準備は万端。何か試し切りをしてみよう。

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