マウスの動きが重い。ポインタが追従せず、移動させようとすると突っかかるわ、ワープするわ、狙った場所へポインタを移動するのが極めて困難です。
おまけに、クリックが反応しないことがあるし、スクロールホイールの動きも鈍い。だんだんイライラしてくるし、肩や腕が疲れてきました。
使っているマウスはロジクールの「M235」というレーザー方式のワイヤレスマウス。無線方式の違うBluetoothの「Apple Magic Mouse」に換えてみると、問題なく動くではないか。
ですが、Apple Magic Mouseはジェスチャー機能があり、不用意にタッチすると予測不能な動きをするから、これは別の意味でストレスがたまります。どうも自分向きではないようです。これしか使っていない人やこれが便利という人には心から感心します。
それで、てっきりマウスの故障だと判断し、まだ保証期間である3年が終わっていないのでロジクールにクレームを入れることにしました。
ググると「ロジクールは神対応」と評判の良さが伝わってきます。自分もあわよくば新品の交換を、と色気を出してしまったのです。
ロジクールのサポートを依頼する場合、メーカーのサポートページだけの情報では何をどうしたらよいかよくわからない。
ググると先人たちの体験記がいくつかヒットするので、結局それを参考にしてトライします。
ホームページは少しずつ変化しているようで、体験記とは若干異なっていますから想像力を働かして入力しなければいけません。
まず、サポートページにアクセスする前に「保証書」と「レシート」など購入を証明する書類の画像ファイルを用意します。
自分はAmazonでの購入だったので、保証書はiPhoneで撮影した画像、レシートはAmazonの注文履歴から「領収書/購入明細書」画面のスクリーンショットで、内容が範読できる範囲でなるべく小さな容量のものを用意しました。
サポートへの連絡は、まず製品の登録から。「製品を検索」で製品の一覧が表示されますが、何故か「M235」はこの中にありません。
画面上方の「検索サポート」で「M235」を検索すると、「M315」がヒットします。よくわからないけど、仕方がないのでこれをクリックします。
アカウントを作成し、次に製品登録します。「シリアル番号またはPID」欄には保証書のバーコードの右上にある「910-nnnnnn」を入力。「レシートを添付」には用意したレシート画像を選択します。
アカウントができたら「お問い合わせ」の「保証クレームの送信を希望します」から問い合わせ内容などを入力して送信します。
「製品のシリアル番号」は電池ケースの中に「S/N:xxxxxxxxxxx」と書かれているのがそれです。
送信するとすぐに受け付けの返信があります。
翌日にはトラブルに対する回答メールがありました。内容は「ハブを使っている場合はPC本体に挿してみる。他のPCで試してみる。」といったもの。
さらにその2日後、対処したか確認のメールがきました。
で、結局は改善されなかったのですが、不具合はずっとおかしいわけではなく、負荷がかかっていそうな特定の作業で起きることがわかってきました。
そこで、サポートにはマウスの問題ではなさそうだから、クレームを取り下げると返信しました。
すると翌日には了解のメールをもらい、別便で顧客満足度調査のメールも送られてきました。
原因がマウスではなかったので、新品にはならなかったが、ロジクールのサポートを体験するよい機会になりました。
本当にマウスのせいでないのかはまだ確定はできません。けれど、3年保証とサポートの対応で、ロジクールの株が上がったことは確かです。