年間走行距離がそんなに多いわけでもないですが、2012年の10月に買った「saitoimport(サイトウインポート)冬用サイクルグローブ」もだいぶくたびれてきました。
手のひら側の生地が傷んできて、DECOMA号のハンドルグリップがやすり状なもんだから、削れた繊維がくぼみに絡んで、グリップが汚れるのが気になっていました。
ところが、気がつくと左手の中指の先はすでに穴が開いていて、人差し指も生地が薄くなって、貫通するのも時間の問題という状態でした。
そしたら、カミさんが大事になる前に補修をしてくれました。
これが補修後の状態。
手のひら側はこんな風。
過去の補修では、指先の裏から靴下用の補修布をアイロンで貼り付けたことがありました。その方法だとあまり長持ちせず、補修布がすぐに剥がれてきてしまっていました。
今回は、破れてきた指先に他のグローブの指先を使ってカバーをする、という手法。
100均という安価なパーツが存在していること、補修の難易度が低いことがメリットの補修法です。
補修後写真の右手人差し指と中指のグレーのカバーは、「YUBISAKI」というグローブをしたままスマホがいじれるグッズ。他のブラックのカバーが今回補修した指。
ついでに怪しくなっている指を補強的に補修したので、当初の予定より補修箇所が増えています。
すでに2本カバーされていたから、カバーされている指が増えてもノープロブレム。
お洒落さんには気になるかも知れませんが、自分的には大丈夫。
補修に使ったグローブは、ダイソーの「タッチ手袋 裏起毛 ブラック」。
ほんとは「YUBISAKI」と同色で揃えたかったのですが、あいにく希望にかなうものがありませんでした。
「タッチ手袋 裏起毛 ブラック」は親指と人差し指がスマホ対応になっていて、この指を補修用に使いましたが、スマホは反応しませんでした。
「YUBISAKI」はグローブ越しに反応してくれますが、ダイソーのものはグローブの内側が生身に接触していないとダメなようです。
「YUBISAKI」を固定するときは両面テープを使って自分でやりましたけど、カミさんは上手に糸で縫い付けてくれました。
この補修法の欠点と言えるものは、グローブを脱ぐときに、補修した指先を掴むとカバーだけが伸びて脱ぎにくいこと。補修していない指を引っ張るか、カバーしていない部分、またはカバーと中の指先も一緒に引っ張ると良いです。
このグローブも買ったときに比べ、手首の部分がかなりダルダルになってきました。手のひらの状態も含め、どちらにしても今シーズンでお役御免になりそうな気配はしています。