2016年2月16日 メンテナンス
サーファス・フロアポンプ WFP-200
娘がジャイアントのエスケープR3オーナーになりました。
今まで普通のシティーサイクルに乗っていたから、英式のフロアポンプしか持っていません。エスケープR3のタイヤバルブは仏式で、携帯ポンプはあるらしいけど、家で普段使いするには、毎日が罰ゲームか修行になってしまいます。
家用にフロアポンプがある方が絶対ラクできます。それで、娘の誕生日祝いに仏式対応のフロアポンプをプレゼントすることにしました。
で、用意したのは「サーファス・フロアポンプ WFP-200」。
仏式・米式のバルブに対応し、最大160psi(11気圧)まで充填できる、エアメーター付きスチールシリンダー製のフロアポンプです。
スポーツタイプの自転車用のフロアポンプに必須な仕様は、まずエアメーター。空気圧測定ができる仏式・米式バルブは、パンクのリスクを減らすために、空気圧管理が必須なのです。
そして、シリンダーが金属製であること。高圧の空気を充填するため、樹脂製シリンダーの場合、圧が横に逃げ効率が悪くなります。
そういった必要事項を抑えた上に、これを選んだ最大のポイントは、ポンプの高さが低いこと。
写真の「TOPEAK ジョーブロースポーツ(初代)」が、グリップを下げた状態で約680mm。「サーファス・フロアポンプ WFP-200」は約570mm。
一番高く上げた状態では「ジョーブロースポーツ」が約1160mm、「FWP-200」は約920mm。背の低いユーザーがしっかりと力を入れられ、効率よく空気が入れられるサイズになっているのです。
娘は背が低いから、これなら高圧が必要になってもラクに空気を入れられると思います。
僕も背が低いので良い選択かも知れませんが、カラーがピンクしかなく、花柄があしらわれているのがちょっと抵抗があるかも。
2つめのポイントは、エアメーターが上に付いていること。
「ジョーブロースポーツ」は下に付いていて、老眼が進行した自分にはちと見づらくなってきました。メーターが上にあれば絶対見やすいはずです。
メーターは160psi(11気圧)まで刻まれており、自分のロードバイクでも100psi(7気圧)程度までしか入れたことがありません。
自転車が変わっても、老眼が進行しても、ポンプを買い換える必要がない。
ただ重量は、TOPEAK製でも最近のは1.4kgや1.3kgなので、1560gと若干重い。
ポンプヘッドは切り替え不要で、仏・米式に自動対応するようです。
ポンプヘッドにタイヤバルブを差し込み、ヘッド後部のレバーを上げてバルブをロックさせます。
自転車に装着された状態のタイヤに、実際に100PSIまで空気を入れてみました。
レバーが堅く、起こすのに力がいます。慎重にやらないとバルブを折ってしまいそうでかなり怖い。
レバーを戻すときも、左手でヘッドを持ち右手でレバーを戻すと、ヘッドを持つ手の位置が悪いと勢いよく戻るレバーに、親指の腹が挟まれて痛い。
普段ヒラメポンプヘッドでラクしているので、ヒラメのありがたさを再確認しました。
本当にヒラメに替えてやりたいが、ホースの収納方法がポンプヘッドを挟む方式で、ヘッドを替えるとホースの収納ができなくなるのが頭が痛い。替えるなら細工が必要です。
英式バルブ用のトンボ口金の他、ボール用のアタッチメントが付属します。
ベース部は頑丈そうなスチール製。
床に接する部分にはゴムなどは付いていません。フローリング床などで使う場合は、床に傷が付かないような対策が必要です。
でも、最近のポンプはお高い。上の写真の「ジョーブロースポーツ」は、もう10年前になるかも知れないが、「WFP-200」の半額以下で買ったような記憶があります。
コメント
確かにレバーに挟まれるとたいへん痛いですね・・・
何回か経験がありますw
2016年2月17日 11:18 PM:shellio
>shelioさん
コメントありがとうございます。
やっぱり挟まれますか。何回もあると空気入れが億劫になりますよね。
ヒラメはいいですよ。レバーの堅さ調整ができますから。
2016年2月18日 12:04 AM:なで王