2017年4月26日 DIY
ダイソー・F型クランプを改善
日曜大具の補助ツールとして購入した「ダイソー・F型クランプ」。
安くて便利な必需品なんですけど、木材を挟む部分に付いている先端の樹脂パーツが外れやすい。
丸い方は外れないのですが、もう一方が外れやすい、というよりももれなくすぐ外れます。
そのうち気付かないうちに行方不明になりそうです。
前回購入した6本にプラスして、さらに6本追加購入したのを機に、接着剤でくっつけて逃げていかないように固定することにしました。
クランプに付いている商品ラベルには、金属部とグリップの材質しか記載がありませんが、樹脂パーツは見るからにポリエチレンかポリプロピレンくさい。
ポリエチレンやポリプロピレンは、プラスチック対応を謳う普通の接着剤ではくっつかないのです。
で、ほぼすべての材料をくっつけてしまう超強力接着剤を買ってきました。コニシの製品で「プレミアム・ソフト・ウルトラ多用途SU」というものです。
パッケージにも「迷ったらコレ!いろいろな用途に!」と書いてあります。
パッケージの中身はチューブ本体とキャップ、接着剤を塗り広げるヘラ。
チューブとキャップはバラバラで入っていて、使用する直前にキャップをチューブに押し込むと穴が明きます。
ヘラは中央部を押し出すとこの部分が脚になって、ヘラを机の上などに置いたときに先端が浮いて接触しないような構造になっています。
ほぼすべてのものに対応していますが、フッ素樹脂、貴金属、高価商品は接着NGと記載されています。貴金属、高価商品はほんとはくっつくかも知れないが責任持てないからだろうな。
ポリエチレンやポリプロピレンと金属の接着は二重丸なので、今回の用途にはバッチリです。
接着剤を厚く塗りすぎるとかえって接着力が弱いようです。
パッケージの表面にも記載がありますが、注意点は「完全硬化後は弾力性のあるゴム状」であること。「硬化後も粘着性が残ります」とも書かれています。
接着剤がはみ出していると後からベタベタしそうだから、その点を注意して塗った方が良さそうです。
クランプの樹脂パーツを外し、金属部後端を残すような状態で接着剤を塗り広げます。
樹脂パーツは金属部の前方から突っ込むような状態でしか挿入できないので、あんまり後ろの方まで接着剤をつけておくと、接着剤が押し出されそうだからです。
樹脂パーツを挿入したら、クランプを締め込んで接着剤が固まるまで放置します。
18時間以上経ってからみたところ、ちゃんとくっついているようです。
ポリエチレンやポリプロピレンに対応する接着剤はコニシ以外からもいろいろ発売されていますが、見た範囲ではどこも硬化後ゴム状になる製品ばかりのようです。