2017年6月18日 静岡
森町のあじさい寺・極楽寺
昨日6月17日(土)に久し振りにサイクリングに出掛けました。しばらくDIYに熱中していたので、身体がすっかり鈍ってしまっていました。
サイクリングの目的地は森町にあるあじさい寺・極楽寺。
昨年は掛川のあじさい寺・本勝寺に同じ時期に行きました。
森町のあじさい寺はどんな感じなんだろう?遠州では本勝寺よりも極楽寺の方があじさい寺として有名なようです。
サイクリングで走ったルートは上の地図の通り。
最初の予定では極楽寺の後に小国神社へも寄る予定だったのですが、トラブルが発生し、ルートを変更して山梨経由で帰ってきました。
天浜線の遠江一宮駅手前の踏切で開くのを待っていたら、走ってきたのは「おんな城主直虎」ラッピング列車でした。
カメラを構えて待っていたら、自分の後ろに車の列ができていました。気を利かして待っていてくれたんだね。やさしいね。
その天浜線の遠江一宮駅駅舎。
駅舎前にあった「だいこくちゃん」人形とBANANA号のツーショット。
森町一宮は大国主命(大黒様)に関わりのある地であるそうで、「だいこくちゃん」の着ぐるみもあるようです。
遠江一宮駅から少し行くと、あじさい寺・極楽寺に到着。
駐車場にはあじさいを観に来た観光客のクルマでいっぱい。
駐輪場は用意されていなくて、適当に置いておけという係員の指示。竹で作られたフェンスがあったので、そこにもたせ掛けてくくりつけて置きました。
駐車場の反対側にお寺があり、その門前右側にはおまんじゅう屋さんのお店がありました。
さらに左側にはあじさいの鉢を売っている店があり、そこのおじさんが店の裏手で菖蒲が咲いているから見て行けと言います。
そんなに広い面積ではなかったけど、紫と白の菖蒲がキレイに咲いていました。
昨年は「加茂荘花鳥園」へ菖蒲を見に行ったっけ。
さらにその隣には半夏生が群生。
ちょうどタイムリーに、前日にテレビで「葉が半分白くなって花に見え、虫を誘う」と紹介されていたばかり。
虫を誘うのは良いが「花は?」と疑問に思ったが、この垂れ下がっているのが花なのね。
極楽寺では入場料(大人500円)が必要だ。入口の石段を登って左側にチケット売り場があります。
ここで先に書いたトラブルが発生。財布を持ってこなかったことに気付いたのです。
一瞬ひるみましたが、こんな時のためにスマホケースのポケットに紙幣を忍ばせていることを思い出しました。
普段は3,000円くらい入れているのですが、確認すると何かに使ってしまったようで、1,000円札1枚だけが入っていました。
ここで500円使うと昼飯代が心許ない。しかし、中に入らず帰るのも切ない。
さらにもう一つ思い出した。同じくスマホケースのポケットにデビットカードを入れているのも思い出しました。
小国神社でデビットカードを使うのは難しくてもコンビニでなら昼飯を調達できます。
500円を支払うと入場チケット代わりのミニ絵馬札を貰えます。
で、中に入った感想は、ちょっとがっかり。
所々に白いあじさいが咲いていますが、景色に溶け込んで閑散とした感じ。
帰りに駐車場入口のおばさんが「今年は遅れている」と話してくれました。
せっかくなら、入場券を買う前に言って欲しい。
場所によってはこんな感じで咲いてはいました。
昨年の本勝寺がてんこ盛りのあじさいだったから、その印象ではガッカリ感半端ありません。
本堂にも上がれるということだったので行ってみました。
どちらかと言うと、鉢植えのあじさいはキレイでした。
本堂内は撮影禁止で写真は撮れませんでしたが、浜松にあった二俣城(ふたまたじょう)の、徳川家康の嫡男信康が切腹したという部屋の襖が展示されていました。
この襖は板戸で、板の表面に直接絵が描かれていました。多分昔はもっと美しかったんじゃないかと思われる名残のような跡がありました。
他にも二俣城にあった絵馬天井画もありましたが、詳しい展示説明のようなものはなく、たまたまお寺の方が話しかけてくれたのでわかった次第。
予定を変更してこの日はそのまま帰路につく。途中コンビニでエネルギーと水分補給をしましたが、サイクリング久し振り過ぎてふくらはぎが痛くなってしまいました。
迷走距離:44.34km Av:17.08km/h