2017年8月17日 ウェア
new balance ウォーキングシューズ MW880B
ロードバイクを乗っている人の多くはビンディングシューズを履いています。
ビンディングシューズはペダルにビンディングががっちり固定され、まさに人体が自転車と一体になって、脚の力をペダルに伝えることができます。
しかし、デメリットもあります。脚がペダルから外れず、脚を着地することができずに自転車ごと転倒したりします。いわゆるタチゴケです。
多分ビンディングユーザーなら100%経験者。もれなくタチゴケしているはずです。
自分もビンディングペダルとシューズを買って挑戦したことがありました。
結局のところビンディングは諦めて、もっぱらフラットペダル+ハーフクリップにスニーカーの組み合わせに落ち着いています。
ビンディングペダルかフラットペダルか、それはそれぞれ個人の得手不得手、好みで良いんですけど、問題はフラットペダルでのスニーカーに潜む危険性です。
例外もありますが、ほとんどのスニーカーは靴紐がついています。自転車を漕いでいるときに、何かの弾みでその靴紐がほどけ、ペダルに絡まることがあります。
10年以上自転車に乗ってきて、今までに二、三度靴紐がペダル軸に絡んだことがあります。
その時は靴紐がいっぱいまで巻き取られ、ペダルがロックしたような状態になりました。その時はペダルを逆回転させたら脚にゆとりができたので、そのまま停止して事なきを得ました。
最近では何年もそんなトラブルに遭遇していませんが、潜在的な危険性が解消されていないので、ずっと解決策を探していました。
で、この度この問題を解決できるシューズを手に入れました。それは「new balance ウォーキングシューズ MW880B」です。
このシューズの特徴は従来の靴紐に代わり、「Boa クロージャーシステム」が採用されていること。
ちょっと前にたまたまAmazonで見つけて存在を知ったのだけど、自分が認知するのがすご〜く遅かっただけで、「Boa クロージャーシステム」はスノーボードの世界では2001年から使われているようです。
靴を履くときは、ダイヤルを引くとロックが解除され、ワイヤーが緩み、履き口を広げて足を入れます。
足を入れたら、ダイヤルを押し込んでロックさせます。それからダイヤルを矢印方向へ回すと徐々にワイヤーが巻き取られ締められます。
フィッティングしたところで止めればOK。締めすぎたら逆方向にダイヤルを回します。
靴を脱ぐときは、ダイヤルを引くとロックが解除されワイヤーが緩むので、そのまま足を抜く。
靴の着脱があっという間。しかも靴紐がほどけることもペダルに絡む心配もなくなりました。
先日の大井川・太平洋岸自転車道サイクリングに早速実戦投入。
以前new blanceを履いていたこともあり、履き心地は問題なし。サイズも通常の自分サイズでフィットしました。結果は上々です。
この「Boa クロージャーシステム」を採用したMW880Bは、メーカー価格が税抜き14,800円。Amazonでも通常1万円オーバーで販売されています。
カラーやサイズによって売価に変動がありますが、Amazonをウォッチしていると9,000円を切ることもあります。それを狙って今回ゲットしました。
一度8,000円以下になったのを目撃しましたが、その時に買えば良かったと後悔しています。
ワイヤーが切れた場合のことですが、モンベルにも「Boa クロージャーシステム」を採用したシューズがラインナップされており、その商品ページにはワイヤー交換の動画が掲載されています。
MW880B対応の可否は不明だが、ワイヤーや専用ドライバーもモンベルで扱っています。
もっと調べると安心材料が増えるかも知れない。