Wahoo RPM SPEED & CADENCE センサー

GPSサイクルコンピュータ「Polar V650」をサイクリングのお供にするようになってから10ヵ月が経過しました。
以前のエントリーにも書いているとおり、トレーニング目的やハードモードのサイクリストではないので、V650には速度と走行距離、走行時間、それに道案内してくれる地図があれば充分です。

その程度の需要ですから、スピードセンサーやケイデンスセンサーを取り付けず、GPSだけで速度などを計測していました。

しかし、GPS計測には困った問題がありました。それは、自転車を降りてV650を持って歩いているだけで計測してしまうこと。
目的地などで観光や休憩中に歩いている間もデータを計測されるため、走行距離も時間も長くなり、平均速度は下がる。キャットアイのサイコンを外せない理由でもありました。

メーカーに問い合わせたら、オートストップ機能の一時停止とフロントボタン長押しの一時停止は動作が異なり、フロントボタン長押しの場合は解除しなければ停止状態が継続するという回答でした。
しかし、それから何回か確かめましたが、フロントボタン長押しでも勝手に一時停止は解除され、歩く速度で計測しています。

オートストップを解除させるしきい値を歩く速度以上に上げれば良いかも知れませんが、通常走行時にはその分のデータをロストすることになります。それでは問題解決になりません。

そこでGPS計測は諦め、センサーで計測し、手持ち歩行時の動作を確かめることにしました。
昨日のサイクリングでお試ししてきたのは、新たに搭載したスピード&ケイデンスセンサーの動作テストだったのです。

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V650はBluetoothに対応するセンサーであれば良いはず。純正センサーが一番良いのだろうけど、純正品はバッテリー交換ができず、はやい話し使い捨てです。なので却下。

キャットアイやトピークなど、サードパーティー製品がいろいろある中、選んだのは「Wahoo RPM SPEED & CADENCE センサー」。

この製品の良い所は二つあります。一つはBluetoothとAnt+両対応であること。
万一Ant+対応のGPSサイコンに買い換えたときもセンサーは流用できます。

もう一つは、センサーにマグネットを使用しなくてもよいこと。
最近のガーミン製センサーも同一仕様だが、スピードセンサーは前輪ハブに巻き付け、ケイデンスセンサーはクランクに貼り付けるだけで計測します。

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スピード・ケイデンス一体型センサーの場合、チェーンステーに取り付けるものが一般的です。キャットアイのV3もそうですが、何度結束バンドが緩み後輪に巻き込んだことか。
チェーンステーの太さがテーパーになっているため、走っているうちにズレて、結果的に結束バンドが緩んだ状態になるのだろう。

後輪に巻き込んだセンサーを弾き飛ばし、行方不明になって買い直したこともあったっけ。

そんな悩みを一挙に解決してくれるすばらしい仕様なのです。

「Wahoo RPM SPEED & CADENCE センサー」が世に出たのはちょっと前なのだが、Wahoo製品を扱う日本代理店があまり積極的でなく、日本国内での扱いがケイデンスセンサーはともかく、スピードセンサーが入手困難でした。

今年になって代理店がアキコーポレーションに変わり、カタログにもリストアップされました。しかし、期待ほどどこでも買えるという状況にはなりませんでした。
先日名古屋へ入ったときにY’sロードへ行ってきましたが、在庫はおろか、Y’sロードでは多分扱わないという話しにがっかりしました。

海外通販も考えましたが、サポートも考慮し、唯一国内通販している山口県の「自転車館びーくる・楽天市場店」から取り寄せることにしました。
なお、「自転車館びーくる」は1万円以上の注文で送料が無料になります。あと少しで1万円という売価なので、送料を出すよりCO2ボンベなどで金額調整した方が賢い。

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パッケージの中身は、写真左からクランク取り付け用結束バンド、スピードセンサー、スピードセンサー用マウント&ストラップ、ケイデンスセンサー、ケイデンスセンサー用シューズクリッピングマウント、ケイデンスセンサー用シリコンマウント、ケイデンスセンサー用両面テープ、重要事項説明書とクイックスタートガイド。

クイックスタートガイドにはセンサー取り付け後のスマホとの接続方法が記載されています。
しかし、ハードウェアの取り付け方法などの説明は一切なく、パッケージの裏に申し訳程度に取り付け後のイラストがあるだけです。

あまりの簡素振りにビックリ。メーカーホームページに英語版のガイドがあるのが救いです。
スピードセンサーのSET UPガイド
ケイデンスセンサーのSET UPガイド

英語の苦手な人のために以下に取りつけ方法を書いておきます。ただし、自分はスマホで使わないので、計測機器との接続説明はV650についてだけ。スマホで使う場合はご自分で調べて。

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スピードセンサーはスピードセンサー用マウント&ストラップとセットで使用します。

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スピードセンサー用マウントはプラスチック製のマウントとゴム製のストラップに分離します。

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マウントに「Wahoo」ロゴが開口部から見えるようにセンサーを差し込む。その際、ストラップを引っ掛けるフックが下側になるようにします。

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マウントとストラップを合体。マウントのスリットに3本のストラップがしっかり収まるように。

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マウントと合体したセンサーを前輪ホイールのハブに巻き、マウント下部の2つのフックにストラップ引っ掛けます。
ホイールを回転させ、センサーがフォークなどに接触していないか確認します。

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ケイデンスセンサーの取り付け方法は3種類あります。

一つは、両面テープを直接センサー背面に貼り、そのままクランクに貼り付ける方法。
二つ目は、シリコンマウントに入れ、クランクに結束バンドで固定する方法。
三つ目は、シューズクリッピングマウントをサイクルシューズの甲にベルクロテープで固定し、センサーを取り付ける方法。

一つ目の方法は両面テープが剥がれ、いつの間にかセンサーがエスケープする可能性があります。

三つ目の方法は自分はサイクルシューズ持ってないし、スニーカーに付けるとしてもベルクロテープのようなものは自分で用意しないといけない。

自分は二番目の方法を採用しました。

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シリコンマウントに「Wahoo」ロゴが奥になり、背面が見えるように挿入します。

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付属か手持ちの結束バンドをシリコンマウント左右にあるスリットに通し、チェーンリングがついていない側のクランクの裏面に仮取めします。

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クランクを回した時にセンサーがチェーンステーに干渉しないことを確認してから結束バンドを本締めします。最後に結束バンドの余った部分をカット。

クランクもテーパーがついているものがあるので、使用中にズレる心配が少ない場所に付けるか、両面テープで補強すると良いかも。

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シューズの甲に取り付ける際は、マウントとサイクルシューズのベルクロテープが直交するように取り付けます。

センサーはスリットの横から水平に挿入し、90度にひねって固定します。Wahoo」ロゴの「w」か「o」がつま先に向かうような状態になります。

自転車にセンサーを取り付けたら、次の作業はV650とのペアリング。

  1. センサーを取り付けた前輪、またはクランクを回してセンサーを起動させます。起動するとインジケーターが青く点滅します。
  2. V650を起動し、設定 > 基本設定 > ペアリング > 「新デバイスをペアリング」を選択。
  3. 「デバイスを検索中」と表示され、センサーを認識すると「WAHOO SPEED 1982」、または「WAHOO CADENCE 2C60」が表示され、それらを選択します。
  4. 「ペアリング中」と表示され、次に設定する「バイク」を選択します。
  5. 「ペアリングに成功しました」と表示されたら「OK」をタップします。

「ペアリング」画面で「ペアリング済のデバイス」を選択すると、ペアリングしたセンサーと設定バイクの組み合わせを確認できます。

ペアリングを解除する場合は、「ペアリング済のデバイス」でバイクの組み合わせを選択し、次の画面で「ペアリングを解除」を選択します。

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設定 > 基本設定 > バイク設定 でセンサーが設定されていることを確認できます。

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実際の走行では、V650を起動し、GPS衛星の捕捉完了と同様に、センサーを認識するとスタート画面下部のアイコンの円が点滅から点灯に変化します。

ペアリングが完了していれば、V650をセンサーに近づけるだけで「ピッ」と鳴って認識します。
最初の乗り始めは衛星の捕捉と同じように、認識するのに若干時間がかかります。しかし、計測中は、休憩後でもあまり意識しない程度で接続してくれるようです。

写真は4番目のアイコンがケイデンスセンサー、5番目がスピードセンサー。

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ケイデンスセンサーをペアリングしたら、画面にケイデンスの項目を表示させることを忘れずに。

V650の表示は若干タイムラグがあり、加速中などもV3の表示と隔たりがありますが、巡航状態になるとほぼ誤差程度といった感じ。

V3 走行距離:26.78km 走行時間:01:31:55
V650 走行距離:27.14km 走行時間:01:29:12

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写真は「polar frow」のログ画面。ちゃんと動作していたことがわかります。

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さて、肝心の歩行時の計測状態ですが、歩行は櫓の上下移動ばかりだったのであまり良く分からない。
走行時間もV650の方が短いので、見た感じ歩行時には計測していないように思えますが、さらに追跡調査したい。

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パッケージを開けたときにビックリしたのは、センサーが活きていたこと。

100均商品でも普通バッテリーが通電しないようにスペーサーをかましているのに、こいつはパッケージから取り出すとピカピカ点滅。
商品が手元に届いたときにはバッテリーが消耗している可能性があるので注意。

バッテリーは本体横のスリットにコインを入れ、ひねって蓋を開けます。バッテリーはCR2032を1枚、+側を表に向けて入れます。

あと、最初にパッケージを開けてセンサーをいじっていたときは、スピードセンサーもケイデンスセンサーもピカピカ光っていたのに、ケイデンスセンサーだけシリコンマウントに入れた直後から光らなくなった。

その後、マウントから出して振っても光らない。電池を入れ替えた直後だけ光り、そのあと沈黙。もちろん電池を新品に替えても状態は変わらず。

初期不良かと買ったお店に電話したら定休日。アキコーポレーションは連絡先わからず。
やることないので、とりあえず自転車に取り付け、V650とペアリングさせたら無事成功。いったいなんだったのだろう。

どうせ走っているときはインジケーター見ないし、見えないからいいんだけど。ちょっと不安。

「Wahoo RPM SPEED & CADENCE センサー」はそれぞれのセンサー単独でも販売されている。ただし、バラで買うよりセットの方が少しお安い。
僕はスピードセンサーだけでも良かったのだけど、あとから悔しい思いをするのも嫌なのでセットにしました。

<2017年9月13日追記>
先日の日曜日、サイクリングに出掛けて20kmくらいの地点で、V650の画面にスピードセンサー電池残量警告が表示されました。
V650のアラートって一瞬表示されるだけなので、内容の理解が追いつかないことが多い。

出荷段階から電池の消費が始まっているため、入手した時点で電池が消耗している可能性は予想していました。しかし、テスト走行27kmを合わせて50kmも使っていない状態では速すぎだろう。

それから20kmほど走って電池が切れることはありませんでしたが、念のため休憩に寄ったコンビニで替え電池を準備しました。

その後、再び警告が表示され、その時ははっきり警告を確認できました。残り50%だと。

残量警告を出すのも速すぎだし、入手した時点で電池残量50%というのも何だかな。
いや、ひょっとしたら電池バカ食いのセンサーなのかも知れない。

7件コメントがあります

コメント

  • はじめまして。この商品にすごく興味があってここに辿り着きました。なかなか情報が無くて、とても助かります。早速ですが、バッテリーの消耗の件ですが、以降の使用において、やはり、消耗は激しいのでしょうか。また、他に気になる点などありますか。
    ANT+・BLUETOOTH両対応でシューズにも装着可能と、機能的には申し分なく。このような商品は他社には無いため、すごく気になります。よろしくお願いします。

    2017/10/23 09:06 PM:combat9981

  • > combat9981さん

    僕もこの9月から使い始めたばかりで、初期電池のままで、1回も電池交換をしていないのでわかりません。
    設置後20kmくらい走行中に「電池残量50%」の警告が出て、今日現在300km弱を走りましたが、「電池残量50%」の警告に変化はありません。
    V650の警告以外に残量を知る術がありませんので、実際の電池残量は不明です。

    記事中にも書きましたが、そもそもパッケージに入っている段階から通電状態です。いつ工場から出荷されたのか、手元に届く間にどれだけセンサーがONになっているかもわかりません。
    ですから初期電池の残量自体がどれくらいあるかわからないです。

    CR2032電池も1個14円くらいで手に入るので、いつ電池が切れても良いようにツールケースに電池を2個入れて出掛けるようにしています。

    今のところとくに気になる点はありませんが、強いて言えば、ペダルを回してもインジケーターが光らなかったりすることがあるため、心配になることくらい。
    走り出せば数値が表示されるので、ちゃんと活きていると安心しますが。

    2017/10/23 10:40 PM:なで王

  • ありがとうございます。そうですか、では、特に問題なさそうですね。
    以前、ガーミンのGSC10をコンビ二で2回連続で盗まれたことがありまして、簡単に取り外しできるセンサー探していたところ、靴に装着できるセンサーがあると言うことで、このセンサーに辿り着きました。
    一般的なネットショップでは在庫が無く、代理店のラインナップからも消えているので、一般店の在庫残りを探さなければなりませんが、その前に、商品情報が少なく、商品自体に問題でもあるのかと思った次第です。
    では、心置きなく、探してみます。

    2017/10/23 11:12 PM:combat9981

  • > combat9981さん

    記事中にも書きましたが、今年の3月から代理店がフォーカルポイントからアキコーポレーションに変わっていますが、あまり市場に出回っていないですね。
    http://www.akiworld.co.jp/archives/category/news/akiworldparts
    http://www.akiworld.co.jp/archives/5736
    https://www.akiworld.co.jp/Wahoo-004.pdf

    アキコーポレーションと取引のある自転車屋さんから取り寄せてもらうか、海外通販に抵抗がなければ「wiggle」で扱っていますが。

    2017/10/23 11:30 PM:なで王

  • いろいろ情報ありがとうございます。
    「wiggle」は安いですね。ちょっと「wiggle」について調べてみます。海外通販はやったことが無くて、今まで面倒くさそうだなと躊躇しておりました。
    大変、参考になりました。
    また、機会がありましたら、よろしくお願いします。

    2017/10/24 12:04 AM:combat9981

  • 私もこのセンサーを購入した一人です。

    電池についてですが、この商品の性格上どうしようも無いと思います。オモチャ等ですと絶縁用のシートを挟み使用時に抜き取るように出来ていますが、防水仕様のこの商品ではシートを外部から抜き取る構造にすると穴を開けるかガスケット脇から抜くことになるので防水性が破綻します。
    電池を使用する製品はそもそも届いた時に動くかどうか確認するため動作確認用ですので、基本的には動いたら自分で新しい電池に替えるものとしてメーカーは出荷しています。
    理想はそうですが・・・実際はそのまま使いますよね(^-^;

    私の使用環境から情報を一つ置いておきます。
    まだ、接続を色々試している段階ですがRantasticのバイクアプリと組み合わせるとどちらか一つのセンサーしか認識してくれないようです。
    Rantasticがスピード・ケイデンス一体型センサーしか想定していないような挙動なので併せて使用しようとしている人は要注意です。

    2017/10/30 11:58 AM:スレイ

  • > スレイさん
    電池交換できるのですから、家電製品のリモコンのように、電池はセンサーから抜いた状態で同梱すれば良いんじゃないですか?

    2017/10/30 12:07 PM:なで王

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