IRC ROADLITE 700×25C

最近のロードバイクタイヤのトレンドは25Cらしい。

あまり詳しい理屈は知りませんが、細いタイヤは路面に細長い楕円形で接触し、太いタイヤの方は円形に近くなり、接触面積が減って転がり抵抗が小さいのだそうな。

タイヤが太くなった分、重量が増して漕ぎ始めは多少重いが、巡行時の転がり抵抗が少ない方がスピードが維持できて良いようです。

そのためか、GIANTの新しいモデルのスペックを見てみても、25Cのラインナップばかりです。

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BANANA号も試してみるべと、IRCの「ROADLITE 700×25C」を調達してみました。

「ROADLITE」にはチューブレスとチューブタイプがあって、ホイールは替えないので、当然チューブタイプを用意しました。

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装着前に重量を測ると、231gと229g。今も履いている23Cの「Deda TRE GRINTA」より軽い。

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しかし、予想外だったのは思った以上にリムに嵌めるのに手こずった。
昔履いていた同じメーカーの「REDSTORM」はすげーラクチンだったので、そのイメージがあったのです。

折りたたまれた状態では分からなかったのですが、表面には結構ワックスが塗られていて、悪戦苦闘しているうちにワックスが浮き出て汚らしいことに。

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最後にリムに嵌め込んだ場所では、逆にワックスが完全に剥がれてツルツル。

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何とかはめて、エアーを入れたらスカスカ手応えがない。
ビードを指で押し込むことができず、タイヤレバーを使ったためにチューブを切り裂いてしまったみたい。

だいたい自分の指の構造的に、堅いビードは指だけで押し込めない。無理に指で押し込むと、爪が浮いて爪の横から流血騒動。簡単に血が出る事態になります。

チューブの穴を塞いで、タイヤレバーを慎重に使って2回目の挑戦。成功したようにみえたが、今度はスローパンクチャー。

それからがたいへん。信じられないことに、タイヤをリムから外せなくなりました。

まず、タイヤレーバーをビードの下に入れることができない。
それでもどうにかタイヤレバーを1本、次にもう1本ビードの下にタイヤレバーを突っ込む。しかし、強固なビードはリムから出てくれません。
無理矢理タイヤレバーを返せば、タイヤレバーが折れるか、ヘタをしたらリムを傷つけそうです。

やっぱりワイドリムにしないと25Cは無理なのだろうか?
こんな状況では、出先でパンクなんかしたらチューブ交換できる気がしない。

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で、結局25Cの採用を諦め、タイヤをリムから外すために、写真のように中のチューブごと切断しちゃいました。

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