2018年2月5日 静岡
太田川を河口まで下ってきた
2月3日(土)は、前回のサイクリングで太田川を下り、引き返して来た橋の所から先へ河口までサイクリングして来ました。
走ったルートは、橋から太田川に沿って河口へ行き、福田公園をまわって福田漁港で昼飯休憩。その先は浜松御前崎自転車道を砂に行く手を阻まれる所まで東へ進み、掛川へ帰って来ます。
最初に予定したルートは舗装されていなくて、案の定迷走サイクリングになりました。
堤防や河川敷など、地図や航空写真だけで判断して走行ルートに設定すると、未舗装路だったなんてことはしょっちゅうです。
マウンテンバイクやパンクに強いタイヤを履いている自転車だったらグイグイ行っても良いですが、ロードバイクの細いタイヤではほどほどにしておかないと痛い目にあいます。
前回のサイクリングで引き返した橋。今日はここから先が未踏ルートになります。
橋の上からこれから向かう河口側を臨みます。
地図上では河川敷に河口へ向かう道路があるのですが、途中まで行ったらその先は舗装されていませんでした。
工事中でダンプカーも頻繁に通るようで、速やかに撤退。堤防上の道路を走ることにします。
堤防道路もこの先河口まで行けるかどうか不明ですが、とりあえず行けるとこまで行きます。これが迷走サイクリングの醍醐味です。
堤防の上から太田川を臨むと、荒涼とした風景が広がっています。
その反対側の木の上には鳥が鈴なりになっていました。こちらが移動すると一斉に飛び立ちますが、ポジションを変えるだけでどっかへ行ったりはしないようです。
予定していなかった堤防道路ルートだったので途中地図をチェックしながらだったのですが、なんとかぼう僧川水門まで下ってきました。
水門を渡ったその脇から河口沿いの海岸へ出ることができます。
海岸から福田漁港側を見たところ。
海に突き出た桟橋のようなものは、漁港の航路が埋没するのを防ぐため河口に堆積する砂を取り入れるもの。
採った砂はパイプラインでここから東にある浅羽海岸まで運ばれ吐出口から排出して、浸食されてしまう砂浜を維持しているのだそうな。
福田公園のモニュメント。この左奥は野球グラウンドになっていました。
福田公園をぐるっと回って、今之浦川に沿って走る自転車道を通って福田漁港・渚の交流館へたどり着きました。
前回来た時より風が弱くて(風がないとは言っていない)、サイクルスタンドにぶら下げた自転車がクルクル振り回されることはありませんでした。
ここのサイクルスタンドはポールの下側にも補強用のバーが取り付けられていて、それを跨がないといけません。上下のバーの間隔が十分ではないため車体を少し斜めにしないと間を通せません。
下の補強バーがいらない構造にし、さらに上のバーを自転車がぶら下がったとき前輪が接触するくらいの高さにすると、二点支持になって風で振り回されないんじゃないかなぁ。
ランチは海鮮丼1,100円。
土曜日でしたけど館内はお客さんは少なめ。っていうかガラガラ。すぐに昼飯にありつくことができました。
この日は節分だったので、福豆がオマケに付いてきました。
岸壁には太公望がズラリ。
いつもは松の落ち葉で路面がよく見えない福田漁港裏の自転車道なのですが、キレイにお掃除されていました。
ひょっとしてこの先も砂が取り除かれているのかと期待しました。しかし、やはり弁天大橋より先の風車のそばまで来ると自転車道は砂で埋もれていました。
ある意味期待通り(予定通り)なのですが、やっぱり残念。少し引き返して自転車道から離脱。シオーネの前を通って帰ってきました。
帰路途中の農家の家の前では、多分甘夏?が地面に落ちて転がっていました。
誰も食べるものがいなくて放置されているのだと思います。もったいない。
この日は西風が強く、東に向いて走るとラクチンなのですが、西や北へ向くと途端に負荷が倍増、速度は半減します。お陰でとても疲れました。
風が強かったせいではないでしょうが、何故か海岸線でV650はGPSを見失ってしまいました。
海岸線から一挙に袋井駅周辺までワープ。回復する見込みがなかったので、一旦記録を中止し電源をOFF。再び起動してやると復帰することができました。
迷走距離:72.09km Av:17.07km/h