2018年1月27日 パーツ
セラロイヤル R.e.med サドル
息子はライトウェイの2011年型のシェファードというクロスバイクに乗っています。
2011年モデルのシェファードはフロントギアが3枚ありましたが、現行モデルは価格維持のためか1枚に減っています。それはまるで内容量が少なくなっていたり、いつの間にかサイズが小さくなって価格据え置になっているパッケージ菓子のよう。
その息子から「サドルが堅くてお尻が痛い」「グリップが堅くて滑る」と文句を言ってきました。
そこで、まず乗る必要があって、それに間に合わせるためにサドルはDECOMA号に装着していたベロの「レーサーサドル」をお下がりしました。
グリップは、ルイガノLGS-5に付けているものと同じバズーカの「LOCK ON GRIPS」色違いのものを取り寄せて換装してやりました。
息子の方はこれで解決したのですが、DECOMA号はサドルがなくなって乗れなくなってしまったので、新しいサドルを調達しました。
新しいサドルはセラロイヤルの「R.e.med サドル」。
記事エントリー時点のワールドサイクルの販売価格は1,960円になっていますが、購入時点では1,560円だった、メーカー品なのに低価格というサドルです。
商品名の「R.e.med」は、Recovery(回復)、Ergonomics(人間工学)、Medicine(医学)。
製品パッケージには、「Recovery(回復)のコンセプトはオステオパシー理論(身体はひとつのユニットであり、身体の諸器官や組織は互いに関連して機能することで、自己治癒力を備えている)に基づいています。」と書かれています。
カラーバリエーションはラインの色違いがあり、ベース部分が黒のもの7種類、白のもの4種類、茶が1種類の全12種類が用意されています。
購入したものはDECOMA号のカラーコーディネートに合わせて「BK/レッド」にしました。
サドルの先端部は「ACTIVE zone」と表示。
サドル後端中央部に「RECOVERY zone」、お尻が載る部分に「SUPPORT zone」と表示。
「臀部周辺にかかる圧力を再分配できる3つのゾーンを設けて、痛みのない安心感、快適さを提供」してくれるそうです。
レールの素材はスチール。
重量を測り忘れてしまいましたが、ワーサイには重量(実測値):354gと記載されています。
ロードバイク用の高級サドルだと200gを切るモノもあるようですが、ベロの「レーサーサドル」も実測343gありましたから、コストパフォーマンスを追求するとこんなもんだと思います。
レールの右サイドにはシートポストに取り付ける際の目安になる目盛りがプリントされています。
サドルの裏面の処理は、結構適当な感じでタッカーで止められています。この辺は「レーサーサドル」の方が少しお高い分ずいぶんマシです。
DECOMA号に取り付けてみました。
太陽光の下では意外と赤のラインが目立ちます。
赤色は退色しやすいので、そのうちピンクやオレンジになってしまうんじゃないかとちょっと心配です。グリップなんかすでにピンクになっちゃってます。
クッション性は表面を押したときに「レーサーサドル」に比べ浅く、乗車すると堅く感じます。パッド付きのパンツを履いた方がお尻には優しいかも。
サドルはお尻との相性で値段の高い安いに関係ない。形状はシュッとしているので、ロードバイクにもマッチすると思います。