自転車車載動画撮影用モバイルバッテリーを「RAVPOWER RP-PB061」にしました。しかし、サイズがデカいため今までバッテリーを入れていたトップチューブバッグからはみ出してしまいました。
そこで、最近流行りつつあるらしい「フロントポーチ」を新たに投入することにしました。
「フロントポーチ」とは、写真のようにハンドルとステムを使ってぶら下げるバッグです。
手に入れたのは、サイクルパーツネットショップ「ワールドサイクル」のオリジナルブランド「R250 フロントポーチ レギュラー」です。
「R250 フロントポーチ」にはレギュラーとラージがあり、カラーはブラックのみ。
レギュラーは幅100mm×奥行き70mm×高さ170〜240mm、容量0.8L、重さ65g、耐荷重300g。ラージは幅110mm×奥行き80mm×高さ200〜290mm、容量1.1L、重さ65g、耐荷重300g。
僕の自転車はハンドル幅380mm、ステム長80mmと小さいし、主目的はモバイルバッテリーの積載なので小さい方のレギュラーを選択。
取り付けはハンドルとステムの2カ所をマジックテープ付きのベルトで締め、底部のバックル付きベルトでヘッドチューブなどに固定します。
取り付け位置をハンドルの左右どちらにも対応できるよう、マジックテープベルトは3カ所に装着できるようになっています。
製品が届いた状態ではベルトが側面2カ所に取り付けられているため、どちらか一方を正面側へ付け替えます。
ポーチの入口は長めの蓋が付いていて、正面から出ているコードを引っ張って閉じます。
「キャメルバッグ・ポディウムチルジャケットボトル」も入れることができ、そんな長いものは蓋をオープンな状態で入れ、モバイルバッテリーのような飛び出しを防ぎたいものはコードを引いて蓋を絞ります。
コードを締めると出てきたコードがすごく長く、ブラブラして走行中にフレームに当たり、耳障り&フレームが傷つきそうです。余ったコードは蓋の中に突っ込んでおいた方が吉。
側面2方向にはメッシュポケットが付いており、塩分タブレットやキャンディーなどを入れたり、ゴミ入れとして活用しています。
メインポケットの中は真っ赤です。先人の報告では防水性はないようです。
ハンドルとステムのマジックテープベルトは幅が32mmほどあり、結構スペースを取られます。うちは補助ブレーキレバーも付けているので手狭になります。
底部のベルトは巻き付ける場所によってはかなりベルトが余ります。ヘッドチューブに巻き付けて絞り込むとホイールに届くほど余ってしまいました。スポークなどに絡まないように、余った部分で縛るなど対策が必要です。
また、バックルが付いているので、これもフレームを擦って傷つけないかちょっと心配。
ちゃんとベルトを締めておけば走行中にポーチがブラブラすることもなく具合は良さげです。入れるものにもよるでしょうが、モバイルバッテリー程度ならハンドリングの影響も皆無。
モバイルバッテリーしか入れてないのもあったせいか、走行中の振動で中身がフレームに当たって異音が出たりするので対策は必要かも。
トップチューブバッグは段々傾いてきてダンシングしなくても膝に当たったりしましたが、こいつは膝前の空間が広がって干渉がなくなりました。
人によってはダンシングすると当たるようですが、僕はシッティング派なのでノープロブレム。
フロントポーチを取り付けたため、ますますハンドルまわりのスペース争奪戦が激しくなりました。
V650の装着に90度回転させるためとカメラをハンドル右側に付けたかったために、コンピューターマウントバーの支持アームを左から右に変え、ライトのブラケットを換えて左側にし、カメラをハンドルバーの上置きに変更。
ステムに取り付けていたV3の置き場所がなくなって、仕方ないので(見えないけれど)コラムに取り付けました。ベルはコラムの向こう側にサイコンブラケットと共締めで一応付いてます。
「V650があるのだからV3は必要ない」と思われる方もいると思いますが、最近V650の調子も思わしくなく、全行程の走行距離の記録にV3は不可欠なのです。
良いこともありました。カメラが上置きになって、動作状態が見やすくなったことと、録画開始や停止がやりやすくなりました。
<2018年7月20日追記>
余ったコードが長くてフレームに当たり煩わしいと書きました。
コード先端をバッグの中に突っ込んでいても、いろいろ出し入れしているといつの間にか出てきて、風に揺られたコード先端がフレームに当たってカチカチ。
面倒くさくなってきたので音の発生源であるコード先端の樹脂パーツを外してやりました。樹脂パーツはマイナスドライバーで簡単に外せ、コード先端をしばってやるだけ。