モバイルバッテリー RAVPOWER RP-PB061

アクションカムHDR-AS100Vはモバイルバッテリーで外部給電しているのですが、「cheero Power Plus 3」を使うようになってから、まともな撮影ができなくなってしまいました。

HDR-AS100Vはサイクリングの間ずっと連続撮影することにしています。
ドライブレコーダー代わりになるし、いちいち撮ったり止めたりが面倒くさいし、撮影に気を遣っていると運転に集中できず安全じゃないからです。

ところが近頃、道中で撮影できていないケースが多発するようになりました。

失敗の原因は2つ。ひとつは外部給電用に接続するUSBケーブルのコネクタが緩く、外れやすくなっていました。
もうひとつは、「cheero Power Plus 3」は繋いだだけではカメラに給電されず、電源ボタンを押さないと給電を開始しないからです。

先代のモバイルバッテリーは機器に繋ぐだけで自動充電するものだったので、接続するたびに電源ボタンを押す習慣がないため押し忘れてしまうことがあるようです。

カメラの電源が知らないうちに切れていると、「確かに電源ボタンを押したはずなのに?」というような疑心暗鬼に陥ります。モバイルバッテリーに接続されていても、給電する状態と給電しない状態があること自体が問題な気がします。

走行中に電源の状態を確認することが難しいし、注意をしていても失敗することが多いので、思い切ってモバイルバッテリーを換えることにしました。

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今度入手したものは「RAVPOWER RP-PB061」という容量12000mAhのものです。実は先代のものも同じメーカーの「RAVPOWER RP-PB17」でした。

RAVPOWERのモバイルバッテリーには、iSmart2.0という自動で接続機器を検出して出力してくれる便利な機能が搭載されています。ですから電源ボタンというものは付いていません。

購入先はAmazonですが、元販売店はNBD JAPAN(ニアバイダイレクトジャパン)。RAVPOWERの日本代理店のようです。
製品が届いてすぐに18ヵ月保証やアフターサービスなどを連絡するメールがやってきました。

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パッケージを開けると、中には取扱説明書類と小箱が2つ入っていました。

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モバイルバッテリー本体はビニール袋に入れられて小箱の大きい方に入っています。小さい方の小箱にはポーチとUSBケーブル2本が入っています。

取扱説明書は、日本語ほか英独仏西伊に対応しています。

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ボディは樹脂製で高級感はありませんが、遅燃性UL94 V-0規格の熱可塑性合金材料で燃えにくくなっているようです。
表面はつや消しで指紋が付きにくく、滑りにくいのも良い。リチウム電池は衝撃に弱いので、その辺にも配慮されているものと思われます。

購入したものの外観は白ですが、他に黒のバリエーションがあります。

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「cheero Power Plus 3」を選んだときと同様に出力端子は2ポート。それぞれ最大2.4A(合計3.4A)出力します。

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本体側面のボタンはバッテリー残量確認ボタン。取説には電源ボタンと表記されています。

押すと本体正面のランプが点灯します。製品が手元に届いたときは半分弱充電されていました。
満充電時は4つ点灯し、残量が少なくなっていくと点灯する数が少なくなります。

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入力はDC5V/2A。2A対応のUSB充電器で本器への急速充電ができます。

PSEマークはニアバイダイレクトジャパンで取得しているようです。

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左からRAVPOWER RP-PB17、RAVPOWER RP-PB061、cheero Power Plus 3。
サイズは90×40×25mmで少しデカい。iPhone SEを2台重ねたくらいの大きさです。

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厚みは3機種とも同程度です。

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HDR-AS100Vとcheero Power Plus 3を繋いだ直後の状態。
電源ボタンを押していないのでカメラのディスプレイにバッテリー残量マークが表示されています。

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HDR-AS100VとRAVPOWER RP-PB061を繋いだ直後の状態。
バッテリー残量マークが消えています。つまり給電されているということです。

ただし、給電ポートの一方に既に何か接続されていると、もう一方に後からカメラを繋いでも自動認識しません。給電されいないので、電源ボタンを押す必要があります。

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RAVPOWER RP-PB061の実測重量は243g。結構ズッシリとくる重量感です。

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cheero Power Plus 3の実測重量は188g。

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USBケーブルは2本付属し、長さは端子の先端間実測で、短い方が約253mm、長い方は約645mmありました。

使っていた短めのUSBケーブルのコネクタが緩くて、代わりのものが欲しいと思っていたので、別に買う必要がなくなってちょうど良かった。

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バッテリー残量確認ボタンと反対側の側面にマイクロUSBの充電用端子があります。

充電を開始すると、バッテリーのLEDランプがゆっくり点滅し始めます。充電の進行に応じて1つずつ点灯状態に変化します。充電が完了すると全部のLEDが点灯します。

先日のサイクリングに早速実戦投入しました。
長いもぐもぐタイムなどを取らなかったのでカメラとバッテリーを外す機会がなかったので今後も様子見ですが、撮影したムービーに漏れはなく、とりあえず結果は上々でした。

さて、モバイルバッテリーとしては問題ないのですが、他の問題がありました。それはボディサイズが大きくなったためトップチューブバッグに収めることができなくなってしまいました。
自転車に積載するための対策は次のエントリーにつづく。

<2018年6月23日追記>
自動認識して給電するはずだったのですが、条件によって自動認識しないことが判明しました。

現在給電ポートの一方にライト、もう一方にHDR-AS100Vを繋いで使用しています。
ライトを接続している状態で、あとからカメラを繋ぐと給電モードになりません。片方が未接続状態であれば自動認識します。cheero Power Plus 3も同じ状態だったのかも知れません。

ということで、上の記事本文を訂正。カメラを接続するたびに給電状態を確認し、バッテリーの電源ボタンを押さなければならないのでした。

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