BESV JR1のコクピットレイアウトを変更

BESV JR1のハンドル周りのレイアウトを変えました。

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今までのJR1のハンドル周りはこんな感じでした。

HMIディスプレイの置き場所の自由度がないのと、アクションカメラを設置する都合で、V650とHMIディスプレイが重なるようなレイアウトにしました。

でも、これだとV650の地図がぱっと見したときに、よくわからないのです。
V650が示すルートの青線、赤線が判別しにくいのと、画面が直射日光下で暗く見えるのと、自分自身の老眼のせいでもあるのですが。

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V650については改善の余地がないので、HMIディスプレイを前方に出して、V650をステムの上に持ってきて、より近くで見られるようにしました。

HMIディスプレイはPOWER表示とアシストモードの色しか見ていないので、遠くになっても視認性は問題ありません。

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アクションカメラをV650の下に取り付けることができなくなってしまったので、ハンドル右側のスペースを確保しています。
しかし、そのためにフロントポーチを付ける場所がなくなり、モバイルバッテリーの置き場所に問題が出てきました。あちらを立てればこちらが立たずです。

V650の場所を変えたのにはもう一つ理由があります。

V650のGPSの不具合が改善されないこともあるのですが、上にも書きましたが、ルートを示す赤線青線の視認性が悪いこと。そして、今年になって次々と魅力的なGPSサイコンが登場してきて、そろそろV650も替え時かなと思いはじめたことにもあります。

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上の写真はその魅力的なGPSサイコンを同スケールで並べたものです。この4機種が次期GPSサイコン候補です。

一番左は比較用のV650。右へ1月から発売になった「パイオニア SGX-CA600」、最近発売された「Wahoo Elemnt Roam」、そして日本語版が今年の夏に発売予定の「Garmin Edge 530」と「Garmin Edge 830」。

V650はディスプレイが一番大きいですが、本体サイズもひときわデカい。

各機種の主なスペックは、

メーカー Polar Pioneer Wahoo Garmin
型名 V650 SGX-CA600 Elemnt Roam Edge 530 Edge 830
価格(税別) ¥33,800 ¥36,600 ¥46,000 ¥37,800 ¥57,800
セットのみ
サイズ(mm) 105×63×16 88×50×17 89×54×17.8 82×50×20
重量(g) 122 92 93.5 75.8 79.1
ディスプレイ(inch) 2.8 2.2 2.7 2.6
画素数(pixel) 320×240 320×240 400×240 322×246
使用時間(hr) 10 12 17 20
防水 IPX7 IP66/IP68 IPX7 IPX7
測位方式 GPS GPS
GLONASS
みちびき
GPS
GLONASS
BeiDou
Galileo
QZSS
みちびき
GPS
GLONASS
Galileo
みちびき
通信方式 Bluetooth Bluetooth
ANT+
Wi-Fi
Bluetooth
ANT+
Wi-Fi
Bluetooth
ANT+
Wi-Fi
画面操作 タッチパネル ボタン ボタン ボタン タッチパネル
地図 OSM OSM 昭文社 CityNavigator

V650は2015年3月の発売で、4年経ってスペックがかなり見劣りするようになりました。
ナビゲーションの機能も進化していて、SGX-CA600以外の機種にはルートを外れたときに、一般的なカーナビのようにリルートする機能もあるようです。

注目する点は、Edge 830以外の機種では画面操作が本体下部や側面にあるボタンで操作します。タッチパネルじゃないので、冬場などに手袋をしたままで操作できます。

V650の取り付け位置を変えたのは、ボタン操作するGPSサイコンに替えるかも知れないから。

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上の写真は、屋外の直射日光下での見え方のシミュレーション画像です。
V650がこんな感じの明るさで見えるので、他機種も同じような状態だったらというものです。実際のところはもっと明るく見えるかも知れません。

走っている最中はわずかな時間でルートを確認します。V650のチラ見では赤線青線で示すガイドがとても見にくいです。もし他の機種が同じような画面の状態だったら、どのガイドの表示が見やすいかなと思って作った比較画像です。

Elemnt Roamのいっぱい矢印で案内してくれるのが、一番わかりやすいように見えます。

Edge 530/830の価格が不明ですが、Elwment Roamは現在5万円に近い価格で販売されています。どちらにしても先立つものが必要なので、できれば現物を見たり、もっと情報を仕入れたりして、買い物前の一番楽しい時期を味わいたいと思います。

<2019年7月3日追記>
Garmin Edge 530」と「Garmin Edge 830」の日本語版が今日から先行予約開始。7月12日から販売開始と発表されました。Garmin Japanのホームページにすでに掲載されています。
アメリカでの発表が4月25日だったので、日本語版の発売は意外と早かったですね。

で、価格(税別)は530が本体37,800円、センサーなどとのセットは47,800円。830はセットで57,800円で、本体のみの販売はないようです。
530はSGX-CA600に真正面からぶつけてくる価格設定ですね。

2件コメントがあります

コメント

  • なで王さん
    新たなサイコンを検討中なんですね。
    自分もいろいろ検討するのですが、結局、ポラールV650に戻ってしまいます。
    GPSの問題さえなければ良いのですが。
    個人的な感想なのですが、V650比較で他社のサイコンを見るとディスプレイのサイズが気に入りません。
    地図として使うのには小さすぎじゃないですかねぇ?
    中古のスマホをサイコンにする方がマシかな?と思ったりもします。
    ちなみに、Garmin530/830は海外定価から考えるに、今までのものより5000円程度高くなりそうです。
    今後の進展を期待しています。

    2019年6月17日 08:37 PM:ブラザー弟

  • > ブラザー弟さん

    確かに新しく出てきたものよりV650の方がディスプレイは大きいんですよね。
    ディスプレイは大きいに超したことはありませんが、ガイドナビの場合、進行方向がチラ見で理解できる表現の方が重要じゃないかと思うのです。

    V650本体を交換してもらって画面が暗くなったような気がして、青線赤線が判別しにくくなって、チラ見でルートを間違えるようになってきたのも買い換えの後押しをしています。

    Edge530はボタンの不具合も報告されていますし、Garminの初物はバグだらけという噂も耳にします。
    お金のこともありますし、日本語版が出揃って現物見てからの判断になると思いますが、購入は半年先か1年先かわからないです。買うまでが楽しい時期なので悩みまくります。

    2019年6月17日 10:41 PM:なで王

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