2020年8月14日 DIY
ピンポン球ガチャマシーンを作ってみた
町内のイベントで抽選に使うピンポン球のガチャマシーンを作ってみた。
今回のガチャマシーンの仕様は、出てくるボールは直径40mmのピンポン球、750回以上の使用に耐え、制作期間は1週間以内。予算はない。
ネットをググると色んな方が色んなアイデアで作ってらっしゃる。良いところは真似て、今回の使用目的に合うガチャマシーンを作ることにした。
メインの材料はダイソーの「冷んやり水筒」と「9mm厚200mm×450mmの木材」。その他に隙間テープが少々。
「冷んやり水筒」はガチャの玉受けとダイヤル部分のために、透明のボトルとフタを使う。
750回以上回さなければならないので、機構部のボディは木材で作り、ピンポン球を収納する全体のボディは段ボール箱を使うことにした。
機構部の全体のサイズは幅140mm×奥行き80mm×高さ200mm。正面は玉が出てくるので60mmほど短い。
いきなり機構部分の完成写真だけど、ボディ内側に斜めに入っている木材は、正面の出玉用にカットした60mmの残り材を使用。
木材はボンド接着だけでは分解することを恐れ「ダイソー・工作用ホッチキス」で補強。
ボトルの抜け止めには隙間テープをボトルに巻いた。
裏側も同じように隙間テープを巻いた。隙間テープがダイヤルを回すときの抵抗にならないように、若干の隙間を空けてある。
ボトルの側面にピンポン球が入る穴が開けた。フタを見れば穴の位置がわかるように、フタをきっちり閉めてツマミが垂直になった所に合わせてある。
上の写真でフタに付いている▲マークは、この位置で穴が下。反対側にも別の印を付けて誰でも穴がどこを向いているか分かるようにした。
ピンポン球がボトルに入り、そのままその場所に留まるように、ボトルの内側には穴の前後に段ボールで壁が作ってある。
さらにピンポン球が2個同時に入らないようにするため上げ底にした。
途中経過の写真を撮り忘れたので、またいきなり本番での完成写真。
スーパーで貰ってきた野菜の段ボール箱に機構部を取り付け、外側を化粧した。
内側にはピンポン球が機構部に誘導されるように、段ボールとガムテープで斜面が作ってある。
箱の上部は開口部になっていてピンポン球をドサッと入れられるようになっている。このサイズでピンポン球が300個入り、フタを被せて使用する。
これでダイヤルを回すたびにピンポン球が出てくれば万々歳だが、そうは上手くいかなかった。
ピンポン球の表面が梨地であったり、玉自体が軽量なため、玉が接すると抵抗になって落ちていかないときがあるのだ。
その解消のため、内部のかき混ぜ用にダイソーのロングS字カンを取り付けられている。箱の上部で手が添えられている所がそれだ。
蓋を開けて手でかき混ぜれば簡単だが、人の目に触れることによる不正防止と、コロナ対策のためピンポン球になるべく触れないようにするための苦肉の策なのだ。
とりあえず当初の目標通り無事に役目を終えることができた。制作期間4日の突貫工事の割によくできた方だと思う。
使う予定はないけれど、すでにバージョンアップ版の構想もできており、できたらまた紹介したい。