2020年9月14日 VAMOS
バモスLED化計画 その4
バモスLED化計画の第4弾はナンバー灯のLED化。
先人の交換レポートを読むと、ナンバー灯のカバーを外すときに結構破損しているようだ。
ナンバー灯は爪で引っ掛かっているだけで、片側がU字形になっていて、これがバネの役割になっている。ナンバー灯をずらして外すときにここを折ってしまうようだ。
うちのバモスは17年落ちの古いクルマなので、プラ部品は経年劣化で硬化して、ちょっとの力で破損してしまうことが予想される。
そこで、LEDバルブの交換ではなく、LEDチップがいっぱい付いて、カバーごと販売されているナンバー灯を購入することにした。
Amazonでも販売されているが、今回はヤフオクで入手することにした。
ヤフオクでかなり安く販売されているものは送料がバカ高い。Amazonでも安いものは中国発送で要注意だが、Amazon発送のものでもヤフオクよりも安上がり。
ヤフオクでは時々「1,000円以上の落札で500円OFF」というクーポンをくれる。そこで、送料無料で絞り込むと税込み1,243円の商品があった。これにクーポン摘要すると743円で買える。
しかも2個セットだ。バモスはナンバー灯は1個しか使わないのでスペアか、万一取り付けに失敗したときの保険になる。
届いた商品には「2020」と表記され「2」にチェックが付いたシールが貼られていた。これは製造年月を示しているのだろうか?
ヤフオクの商品ページには「LED18発×2の明るさ」と書いてあるが、「×2」の意味がわからない。
バモスだけでなく、ステップワゴンやオデッセイ、フィット、N-BOXなど、型番にもよるが、いろいろなホンダ車に対応しているようだ。
元々装着されている純正のナンバー灯のコネクタはカバー背面から生えているが、この製品はリード線で繋がっている。
早速、ナンバー灯を交換してみた。
ナンバー灯は左の爪は引っ掛かっているだけで、右側にU字形のバネ形状。左を手前に浮かせる気分で右方向にスライドさせると外れるらしい。
バモスのナンバー灯はリアガーニッシュの奥にあり、空間が狭くほぼ手探り。固くてスライドする気配もないが、今回は壊れても構わない。ちょっと力を込めたらポコッと外れた。
外れたが、狭いため外へ引きずり出すのにまたひと苦労。
やっぱりU字形の爪がひしゃげて、かろうじてくっついてはいるが亀裂が入ってしまった。
新しいナンバー灯と交換してコネクタを繋いだが、何故か奥まで刺さらない。
とりあえず点灯するのを確認して、ナンバー灯を元通り嵌める。
しかし、外周に貼ってある防水パッキンを押しつぶすように嵌めるらしいのだが、手探りであるためなかなかうまくいかない。
そのうちパッキンがズレそうになってきたため、手探りの作業は諦めた。かくなる上はリアガーニッシュを外して目視しながら装着することにした。
ところが、今度は別のトラブルが待っていた。リアガーニッシュを外すためにはリアワイパーを外さなければならない。
多分リアワイパーも17年間外したことがないのかも知れない。ナットは外せたが、ワイパーが固着して外すことができない。
万事休す。リアワイパーを外す手段を探すためと、ここで雨が降り出してきた作業を中断することになった。
中断している間にAmazonから秘密兵器を取り寄せた。「ワイパーアームリムーバー」とか「ワイパーアームプーラー」と呼ばれる工具だ。
「ワイパーアームプーラー」の爪先をワイパーアームの下に噛ませ、先端のハンドルをクルクル回すと、ガクンと軽くショックがある。
固着した部分が抜けるので、プーラーを外して、後はまっすぐワイパーアームを引き抜くと外すことができた。
さて、次はいろいろリアガーニッシュの取り外し。ググると手前に引っ張れば簡単に外れると書いてあるが、しっかりくっついていて頑丈そうだ。
クルマの内装の内張もそうだが、クルマはクリップではめ込んであるだけの部分が多く、躊躇していると外せない。「エイヤッ」と思い切りが大切だ。
覚悟を決めて、軍手をはめて、「エイヤッ」と手前に引っ張ったら、あっけなく取り外せた。
リアガーニッシュにはリアウオッシャーのパイプが繋がっているため、無理矢理引っ張っていけない。それとリアガーニッシュの角がボディに当たるため、当たりそうな位置を養生しておくと良い。
リアウオッシャーパイプがなかなか外れなかったが、なんとか分離に成功。
ナンバー灯のコネクタが完全に差し込まれていないのが気になっていたので、もうひとつのスペアのものと入れ替えることにした。
スペアの方は簡単に奥まで差し込むことができた。こういうのも2個セットのメリット。
ナンバー灯を取り付ける前に点灯チェック。
この状態でも取り付けに若干手こずったけど、無事装着完了。
今度は逆の手順でリアガーニッシュやリアワイパーアームを取り付け。リアワイパーアームの初期状態をマーキングしていなかったため、二度取り外すことになってしまった。
こちらが最初の純正ランプの状態。
LED化後。写真は飛び気味になってしまったが、実際はもう少し明るさは抑えられている。
上の状態が下の状態くらいに変化があるという参考で。