改良版ドリルビット&ジグソーブレード収納ケースをDIY

昨年の暮れにドリルビットとジグソーブレードを収納するケースを作った。

1つのケースに全部入りで良かったのだが、その後ドリルビットもジグソーブレードも数が増えて、入れることができなくなったため新しく作ることにした。

前回はセリアの「SIKIRI 30」を流用した。しかし、仕切りのカットが多く、ポリプロピレンの加工はそれなりに難しく、面倒くさい。

そこで若干厚みが大きいが、ほぼ同サイズの「ダイソー・書類収納ファイルA5」を使用して作ることにした。

この製品は中に仕切りがない。ただし、あまり問題ではないが底面は面一でなく、四辺がコンマ数ミリほどほんの少し盛り上がっている。

開閉留め具は別パーツになっている。

この製品もポリプロピレン製だが、ポリプロピレンは接着も難しいため、内部は木材で作り、両面テープで貼り付けることで対応することにした。
それと、今後ビットやブレードが増えていくことや、入れ場所の変更もある程度できるように汎用性のある仕様とした。

これは3mm下穴ビットから8mmまでのビットが入るケースの図面。

刃先の受け台は汎用性を持たせるため、また、なるべくたくさんビットが入れられるように、3mm〜5mmまでと6mm〜8mmまで、ピッチやスリットのサイズを2種類に統一している。

こちらは9mmから14mmまでのビットが入るケースの図面。
上のものと同様、9mm〜10.5mmとそれ以上とピッチや刃先の受け台のスリットのサイズをを2種類にしてある。

これはジグソーブレード収納ケースの図面。

で、いきなり完成した状態。
ビットやブレードをスリットに入れるだけではズレてしまうため、100均の隙間テープを蓋側に貼り、押さえつけている。

3mm下穴ビットから8mmまでのケース。

9mmから14mmまでケース。

上側の刃先受け台は9mm厚、下のストッパーは2mm厚の桧材を使用。

2mm厚の桧材は折れやすく、最初の予定ではストッパーの掘り込み高さはもっと深く作ったのだが、最終的に浅くすることになった。

穴あけしてからテーブルソーで開口部を切断したが、ひげが多く発生してしまい、サンドペーパーで削っているだけで折れそうだった。
材料の変更も考えたが、深さを浅くしてもストッパーの役割は果たせそうだったので、最初から浅くして折れにくくした。

ジグソーブレードが34本収納できるケース。

ドリルビットのストッパー同様の理由でストッパーの掘りを浅くした。

実はサンドペーパーでひげを取っている間に2本ほど折って、ボンドで接着してある。

思いのほかひげがいっぱい出て、テーブルソーの鋸刃の切れ味が悪くなっているのか木材のせいか?鋸刃の替え時かも知れない。

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