DCM 充電式タッカー T-GT36V

ガラポンガチャを作っているときに、内部構造をボンドでの接着だけでなく、補強するためにDIY用の電動タッカーを購入した。

タッカーとは大工さんが家を建てるとき、「ブシュッ、ブシュッ」と壁や天井にに合板などを貼り付けているアレ。ステープルやネイルという釘に代わるものを打ち込んで省力化している。
大工さんが使っているタッカーは動力がエアーだったり電動だったりするが、ちゃんとしたものは結構高価。

そんなに高いものはすぐには手が出ないので、税込み4,378円で買えるDCMブランドのオリジナル電動工具「充電式タッカー T-GT36V」を店舗で買ってきた。

このタッカーはダイソーの工作用ホッチキスのようなホチキス型のステープルとフィニッシュネイルとも呼ばれるT型ネイルの両方に対応しているのが特徴だ。
T型ネイルは釘のように1本足で、打った後が目立たないのが良い。

パッケージの中身は、写真左から充電用のマイクロUSB端子ケーブルとUSB/ACアダプター、タッカー本体、取扱説明書。
白い小箱はステープルとT型ネイルが入っていて、充電が完了すればすぐに使用できる。

スペックは上の写真の通りで、電源はリチウムイオンバッテリー3.6V・1500mAh。

打つことのできるステープルは幅12mm×長さ6〜10mmに対応。ダイソーの工作用ホッチキスは長さが8mmまでなので少し長いものに対応する。
T型ネイルは幅1.2mm×長さ10mmに対応する。

幅12mm×長さ10mmのステープル400本と幅1.2mm×長さ10mmのT型ネイルが100本付属している。

さて、実はこれを購入してからこの機種を選んだことを少し後悔していた。

取扱説明書には「市販されているステープル、T型ネイルがご使用いただけます。」と記載されているが、ステープルの仕様はごく一般的なのだが、T型ネイルの方は全然一般的ではないのだ。

ホームセンターでフィニッシュネイルやT型ネイルを探すとマックス製品は必ず置いてある。カタログには10mmはラインナップされているが、店頭でもネットでもほとんど見かけない。

他社の長さ10mmのT型ネイルをネットで探すと、高儀の「DTKT-10」、SK11の「NT-10」、マキタの「F10」が見つかった。これらも実店舗で探しても置いているところはなく、ネットで買うしか方法はなさそうだ。
しかもこれらがT-GT36Vに対応し、実際に打つことができるかどうかは別の問題。

DCMもタッカーを売りっぱなしで、これに対応するT型ネイルを消耗品として用意していないのだ。ホームセンターのオリジナル製品としてこの姿勢はいかがなものか。

とにかく打つことのできるネイルを探さなくては100発打ったらステープル専用機に成り下がってしまう。とりあえず一番入手性の良い高儀の「DTKT-10」をAmazonから取り寄せてみた。
「DTKT-10」は1,000本入りで310円とフトコロに優しいのもうれしい。

左の長い方が高儀の「DTKT-10」で、使い掛けで短い方が本体付属のもの。

横から見ると本体付属のものの方が造形がしっかりしている。高儀のものは上の写真を見ても分かるように、末端になるほど頭が小さく、均一になっていない。

造形はともかく重要なのは装填できて打てるかどうか。とりあえずやってみた。

結果はちゃんと打てた。左が高儀で、中央が本体付属品。

一番右側は本体付属品だが、本体の押さえ方が悪いと頭まで打ち込めない。少し本体を前のめりの感じで押さえた方がうまく打てるような気がする。

消耗品の問題はクリアでき、安心して使えそうになったので、あらためて本品の紹介記事をエントリーすることにした。

本体重量は約700g。本体下部に装着されているホチキスアダプターは取り外し可能。T型ネイルやステープルを木材などに打つときは取り外して使用する。

ハンドルの後端に電源スイッチとUSB充電端子がある。

付属のマイクロUSB端子ケーブルを差して充電する。

充電中は本体前部のLEDランプが赤く点灯し、充電が完了すると緑色に変化する。
充電時間は約2.5時間。

ステープルやT型ネイルは本体底部のマガジンカバーを後ろにスライドさせ、針の先端が外を向くように装填する。

T型ネイルの場合はマガジンの片側に寄せて装填する。マガジン内に刻印されている矢印の側に沿わせて装填する。

本体前方両側に穴が開いていて、ここからステープルやT型ネイルの残量を確認できる。

ホチキスアダプターを装着する場合、この確認窓にアダプターを引っ掛ける。

穴を塞いでしまうため残量を確認することはできなくなるが、アダプターを取り付けて普通のホチキスとしても活用できる。

取説によると一般的なコピー紙をステープルの長さ6mmで5〜10枚、長さ8mmで10〜40枚、長さ10mmで20〜60枚が綴じられるようだ。

タッカーを人に向けて打つのはとても危険だ。当たり所が悪ければ失明の恐れもある。

タッカー本体の先端に金属製の突起が飛び出ており、この突起を押さえつけて引っ込ませないとトリガーを引いても発射できない安全装置になっている。

ステープルでMDF材を打ってみた。ステープルの場合、ステープル上部が材から飛び出すので、下の材に打ち込まれる足の長さは当然短い。
長さ10mmのT型ネイルでもあまり厚い材では威力は発揮しにくい。使えるケースが限られてくるので本当はもっと長いものが打てるタッカーが欲しい。

T-GT36VはAmazonで買うよりも「DCMオンライン」で買う方がかなり安い。

<2021年9月14日追記>
タッカーを買ったお店で店員さんに尋ねたときは、MAX製品の売り場に案内されただけで、10mmのT型ネイルは置いていないという話だった。
DCMのホームページから「専用の消耗品を販売して欲しい」と要望を送ったら、今日わざわざお店の店長さんから電話をいただいた。

店長さんのお話では、10mmのT型ネイルは店舗に在庫しており、タッカー本体を陳列している通路の並び奥の方にあるとのこと。
で、そのT-GT36V用に用意されたT型ネイルは、図らずも高儀(EARTH MAN)の「DTKT-10」だったというミラクルな答え合わせ。

「DTKT-10」のJANコードは「4907052632158」。このコードを店員に伝えると、商品を置いてある棚がわかるそうだ。

消耗品の在りかがわかりにくいと言われていたので、置き場所がよりわかりやすい場所に変わるかも知れない。
とにかく、ネットで注文しなくてもDCMのお店に行けば手に入るというのは大きい。

コメントをどうぞ

コメントをどうぞ (Japanese text only)

すべての欄が入力必須です。メールアドレスは公開されません。

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)

カテゴリー