2023年11月7日 ガジェット
オムロン・デジタル自動血圧計 スポットアーム HEM-1000
3月末に4回目の新型コロナワクチンを接種してから、注射を打った腕の痛みが2ヵ月くらい続いた。
医者からイブプロフェンやらセレコックス、リリカ、ロキソニンを順に処方してもらったが、どれも痛みを抑えることができなかった。
医者からリウマチを疑われ、そのときに血圧を毎日測るようにすすめられた。専門医を受診して、結果的にはリウマチはなく、原因不明のままそのうち痛みは治まった。
血圧を測るために何年か前にもらった手首式血圧計を持ち出したが、まったく使わないうちに故障してしまったようだ。
もうひとつかなり古い上腕にカフを巻くタイプの血圧計があって、これは動いたのだが、自分自身でカフを巻くと上手く巻けなくて計測がバラつくようだ。
それで、病院にあるような腕を差し込むだけで測ることができる血圧計を買うことにした。
買ったのは「オムロン・デジタル自動血圧計 スポットアーム HEM-1000」。値段的にも1万ちょいで、マイナポイントが楽天に入ったばかりだったからちょうど良かった。
パッケージの中身は、血圧計本体とお試し用の単3乾電池4本、ACアダプター、それに保証書付きの取扱説明書+医療機器添付文書。
血圧計本体。腕の太さが周囲17〜32cmに対応する。
まず、本体底面に電池を入れる。
電池は単3乾電池を4本ともセット。電池だけでも血圧計の使用は可能だが、電池を入れないと設定した日付や時刻はクリアされる。
本体背面にACアダプター用のコネクタ。
血圧を測るには、筒状の腕帯の上部にあるオレンジ色の「腕帯開く」ボタンを押してロックを外す。
腕帯がフリーになって腕を通すことができるようになる。
正しい姿勢は、血圧計を腕帯の中央と心臓を同じ高さにし、手前に寄せる。腕を腕帯に通し、肘をオレンジ色の窪み部分に載せる。
電源を入れて計測を始めるが、姿勢が悪いとディスプレイに「姿勢」マークが表示され、計測中だとエラーになる。
腕の角度はすごく微妙で、「姿勢」マークが表示されないように気をつけなければならない。
電源を入れ、腕を腕帯に通したら、「測定/停止」ボタンを押して計測を始める。
徐々に加圧が始まり、加圧が停止すると今度は徐々に圧が抜け、計測結果が表示される。途中で中止したいときは、再度「測定/停止」ボタンを押す。加圧が止まり空気が抜ける。
「記録呼出」の「−」ボタンを1回押すと最新3回の平均測定値を表示する。もう一度「−」ボタンを押し、押すごとに最新データから90回分まで表示する。
「使用者切替」ボタンを押すと「A」「B」二人分の測定値を記録できる。
最高血圧と最低血圧、心拍数が表示された状態。
気温が高い時期は最高血圧が120を超えることはなかったけど、10月に入って気温が低くなったら途端に血圧が上がった。寒いと血圧は上がるようだ。
「測定/停止」ボタンを押しても加圧が止まらないときは、本体背面の「緊急排気」ボタンを押す。
ただし、「緊急排気」ボタンを押すと日付と時刻が初期値にリセットされる。また、電源を入れていないときに「緊急排気」ボタンを押しても同様にリセットされる。
買ったばかり頃は朝起き抜けと夜寝る前に2回ずつ計測していた。今は朝だけ。
スマホアプリに血圧を記録する無料のアプリがあるので、それに記録を付けている。グラフも表示されたりするので変化がよくわかる。
購入した当初、半袖の状態で何度も加圧していたら腕が真っ赤になった。やり過ぎに注意。