UTRAI ジャンプスターター T1

また我が家のトヨタ・ヴィッツのバッテリーが上がってしまった。半年くらい全然乗る機会がなく、エンジンすら掛けなかったため、いざ乗ろうとしたらセルが回らなかった。

またJAFに来てもらおうか、それともブースターケーブルを買ってバモスに繋ぐか。
バモスのバッテリーはウインドウォッシャー液タンクの下に隠れているから、ちょっと面倒くさい。しかもクルマを1台にする計画もあるため、その後のケーブルが無駄になる。

などと考えていたら、Amazonで売られているジャンプスターターが意外と安そうだ。今のジャンプスターターはモバイルバッテリー代わりにスマホなどに充電できるようになっていて、宝の持ち腐れになることもなさそうだ。

それで、購入したのが「UTRAI ジャンプスターター T1」。

買ったときは5,099円だったけど、このエントリーを書いている時点では5,249円だけど、5%OFFクーポンが適用でき、実質4,987円で手に入れられる。

パッケージの中は、ジャンプスターター本体と充電用USBケーブル、クルマのバッテリーに接続するスマートクリップ、そして取扱説明書は日本語を含む7ヵ国語対応。

取扱説明書はページ数は多いが、日本語ページは7ページなので内容は薄い。
バッテリー容量とか充電時間が記載されていない。一応Amazonの商品ページにはバッテリー容量は13200mAhと記載されている。

本体のサイズは154mm×82mm×28mm。重量は313g。

本体上面の「POWER」と刻まれている「O」の部分に電源ボタンとその周囲にLEDインジケーター。左端側に左からゴムキャップ付きのスマートクリップ差し込み口、LEDライト、USB-A端子。

LEDライトを使用するには、電源ボタンを3秒以上長押しで点灯。さらに電源ボタンを短く押すとストロボ→SOS→オフの順に動作する。
オフにするとLEDインジケーターはしばらく点灯しているがじきに消灯する。

スマホなどの充電は、USBケーブルでスマホなどに接続し、電源ボタンを押すと給電される。

側面に本体の充電用USB-C端子がある。

付属の充電用USBケーブルはType-C〜Type-A。長さは実測約59cm。充電アダプターは2A以上が推奨されている。

充電を開始すると、電源ボタン周囲の4つのLEDランプが順に点滅する。充電が完了するとすべてのLEDが点灯。
ちなみに購入時は75%程度充電されていたようで、最後のLED1個だけが点滅した。満充電まで1時間ちょっと要した。

ジャンプスタート使用時にはバッテリー容量が75%以上必要で、LEDランプはバッテリー残量表示も兼ねているため、LED1個が25%を示すと思われる。

本体を使用しないときはバッテリーの寿命を延ばすために、3ヵ月ごとの充電を推奨されている。

クルマのバッテリーに接続するスマートクリップ。
ジャンプスタート使用時に赤クリップと黒クリップの刃が接触させないためだろう、ケーブルの長さが違っている。

スマートクリップのプラグ部分。

本体側のッ差し込み口も誤挿入しないよう形状が異なる。

ジャンプスターターとして使用する場合、スマートクリップのプラグを差し込むだけで、クリップのプラグの左右にある赤と緑のランプが点滅する。

次に赤クリップをクルマのバッテリーのプラス端子に挟み、それから黒クリップをマイナス端子に挟む。するとスマートクリップのランプが緑に点灯し、コツコツと音が出る。

その状態でエンジンのキーを回すと、正常であればエンジンが掛かる。エンジンが始動したら30秒以内にクリップを外す。

実際にやってみたら、最初はセルが回らず、スマートクリップに赤ランプが点灯していた。プラグを本体に挿入するところから再度やり直したら、2回目は無事エンジンが始動した。

今後は万一の保険にクルマに積んでおこうと思う。

以前ヴィッツのバッテリーを上げたときはカーナビが逝かれたが、対策品に修理されたのか、今度は何事もなくすんだ。

<2024年4月1日追記>
リチウムイオン電池を積むモバイルバッテリーなどは真夏の炎天下など、高温になる環境での放置は発火などの危険があるようだ。
この製品もリチウムイオン電池を搭載する機器なので、クルマの積みっぱなしは危なそうだ。記事中の「今後は万一の保険にクルマに積んでおこうと思う。を取り消した。

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