DMW-BLC12互換バッテリー

Panasonic「LUMIX DMC-FZ200」用のバッテリー「DMW-BLC12」は、AVCHDフルHDでの動画撮影可能時間が約80分とPDF版の取説に書かれています。
不測の事態に備え、LUMIX DMC-FZ200も予備バッテリーを用意することにしました。

メーカーに関係なく純正品は高いので互換バッテリーで調達することにしました。
例によって互換品の品質は程度の悪いものも数多くあり、性能を満たさないばかりか、本体に悪影響があるかも知れません。このエントリーの内容については自己責任でご判断ください。

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Amazonで検索すると、DMW-BLC12互換バッテリーもいくつかの種類と販売先が存在します。
レビューを読んでいると、カメラが認識しないもの、充電が最初からまたは2回目にできなくなったもの、使用時間が短いもの、とにかく玉石混淆で評価はまちまちです。

自分は何となく評価が良さそうな、「SIXOCTAVE」というブランド?のものに賭けてみることにしました。「センチュリー100」というマーケットプレイス扱い商品でAmazon発送のものです。

届けられたバッテリーは上の写真のパッケージに入っていました。メーカー名の記載はありません。

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こちらが表面。
ちなみにAmazon価格で純正品6,020円に対し、互換品は1,680円でした。

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こちらは裏面。
DMC-FZ200の付属バッテリーには付いていなかった保護カバーが、これには付いています。携帯時にバッグの中でのショート事故が防げるので助かります。

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純正品と比較。純正品は1200mAh 8.7Whですが、互換品は1400mAh 10.1Whと容量が多い。

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こちらは裏面。どちらも中国製でPSEマークの表示もあります。

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端子部側。互換品は端子間のスペースが狭い。

対象機種はLUMIX DMC-GH2/DMC-FZ200/DMC-G5/DMC-G6。ただし、DMC-FZ200/DMC-G5/DMC-G6では残量表示が問題なくできるようですが、他の機種では表示不可と記載があります。
また、正常使用での不具合に無償交換、返金の6ヵ月保証付き。

とりあえず、たぶん充電も正常にできたようなので、カメラに入れてテスト運用中。

<2015年8月24日追記>
詳細データはありませんが、体感的バッテリー寿命は純正品の半分程度か。1400mAhは看板倒れ。

今日互換バッテリーの有望株を導入しました。詳しくは「DMW-BLC12互換バッテリー・その2」を参照してください。ただいま運用検証中。

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Panasonic LUMIX DMC-FZ200がやって来た(オプション編)

「DMC-FZ200」を手に入れたら必ず必要なもの、あった方が良いもの。

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まずはSDカード。取説にはClass4以上、容量はSDXC 64GBまで対応と記載されています。これ以上の容量は使えませんとも書いてあります。UHS-Iにも対応しています。

HDR-AS100VにはSDXC 64GBカードを入れましたが、フルに使うことが今までなかったので、とりあえずSDHC 32GBを入れました。
将来バリバリ使うようになったら、改めてSDXC 64GBを考えましょう。その時にはもっと安くなっているかも知れないし。

書き込みが速いに越したことはないだろうと、TranscendのClass10・UHS-I対応・転送速度90MB/sのAmazon限定フラストレーション・フリー・パッケージのものをチョイス。
保護ケースも付属しています。

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メディアはバッテリーの下に、ラベル面を上に向けて挿入します。もちろん裏向きに入れることはできないようになっています。

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パッケージに一緒に入っているカタログ類と保証書。一応、無期限保証となっているので、この保証書と購入レシート(Amazonの場合は納品書)は捨ててはいけません。

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レンズがむき出しなので、レンズ保護のためにフィルターを装着。レンズを傷つけたら修理も高いものになってしまうので、安心料と考えぜひ付けておきたい。

写真はケンコーの「MC PROTECTOR NEO」。フィルターサイズは52mm。UVタイプもラインナップされていますが、デジカメの場合はあまり関係がないらしい。

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フィルターをレンズに取り付けたところ。

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レンズキャップはフィルターの上からもちゃんとはめられます。

付属のレンズフードもこの状態で装着可能。レンズフードは装着するとロックされ、フィルターの有無に関係なく、取り外すのにちょっと力を掛けなければならないほどしっかりはまります。

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「DMC-FZ200」専用液晶保護シート。これもケンコーのものです。クラス最高の厚さと透明度を兼ね備えているらしい。反射も防いでくれるようです。

自分はいつも風呂場で保護シートを貼っています。風呂場は埃が少ないと言われているからです。

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Panasonic LUMIX DMC-FZ200がやって来た(後編)

Panasonicの「LUMIX DMC-FZ200」の購入先は名古屋の「カメラドーム」。
5年保証を付けると一番安かったことと、名古屋へは行くチャンスがあるので、何かあったとき行きやすいことで決めました。
夜に発注したら、翌日には担当者のメールがあり、その翌日に配達されました。極めて迅速です。

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パッケージの中身は、写真左上から本体、保証書。充電器、バッテリー、レンズキャップ、レンズキャップひも、CD-ROMと取説。ショルダーストラップ、レンズフード、USB接続ケーブル。

レンズはむき出しになるのでレンズ保護フィルター、それに液晶保護フィルム、予備バッテリー、メディアも商品に含まれないためSDHCもを別に発注しました。

ショルダーストラップは貧弱です。機能的には十分なのかも知れませんが、自分的には許せないので後からこれも注文しました。

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「Nikon D70」との比較。「D70」はイメージセンサーがAPS-Cなので本体もレンズもでかい。「DMC-FZ200」が小さくて可愛い。

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上からの比較。「D70」のレンズは35mm換算27〜105mm。「DMC-FZ200」は同25〜600mm。センサーサイズが小さいのでレンズもコンパクトにできます。
「DMC-FZ200」のホットシューについている水準器は付属品ではありません。

「D70」から「DMC-FZ200」に持ちかえるとすごく軽く感じます。しかし、それでも500gオーバーなのでビデオカメラより重いはず。
最近のカメラを知りませんでしたが、写真用と動画用のシャッターボタンは別々なんですね。

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Panasonic LUMIX DMC-FZ200がやって来た(前編)

SONYのアクションカメラ「HDR-AS100V」が我が家にやって来て以来、動画撮影や動画編集の面白さに目覚めてしまいました。
それで、アクションカメラ以外のビデオカメラが欲しくなり、そして、やって来たのはPanasonicの「LUMIX DMC-FZ200」でした。

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見ての通り「LUMIX DMC-FZ200」は、一眼レフ風のデジタルカメラです。

確かにぱっと見、一眼レフっぽいが、一眼レフでもなければ流行のミラーレス一眼でもありません。ハイエンドというカテゴリーに分類されるコンパクトデジタルカメラです。
だからレンズ交換とかはできない。ですが、今までの経験から交換レンズなんて買ったことないし、1本のレンズですべて賄うことができればそれで良い。逆に言うと「その程度だ」。

つい最近、頼まれ仕事で5分ほどの動画を編集させていただく機会がありました。カミさんが地域活動の一環で引き受けてきた仕事です。

話が来たときは、複数の人が撮ってきたものを素材にするのだろうと思っていましたから、撮影フォーマットをフルHDの1080/60pで統一して欲しいと伝えました。
実際はカミさんが知り合いからビデオカメラを借りてきて、一人で撮影してくることになったので、統一もクソもなかったのですが。

最高画質で撮ったはずの動画は、HDR-AS100Vの動画の方がずっとキレイにみえました。
調べると、撮像素子(イメージセンサー)のサイズが重要なようです。スペック的には借りてきたビデオカメラは1/5.8型。HDR-AS100Vは1/2.3型。面積比で5倍以上も違います。
ちなみにiPhone 5sは1/3型なので、ビデオカメラより面積比で3.4倍以上になります。

一般的にイメージセンサーが大きい方が、当たる光の量が多くなるのでノイズが少なくなります。実際にはレンズの大きさや性能の違いもあるので、単純な画質の比較はできないのですが。

イメージセンサーが小さいとレンズを小さく作れるというメリットがあります。だからあの小さく軽いボディサイズで、光学ズーム50倍というビデオカメラを作ることができます。
高級ビデオカメラは大きなイメージセンサーを搭載しているので、画質が良くなる代わりに、光学ズームの倍率が小さくなり、重量も増し、価格も高くなります。

ミュージックビデオのメイキングなどを観ると、最近のプロの現場では一眼レフカメラが使われています。
使われる理由がいろいろあるらしいですが、イメージセンサーが大きい程ボケやすく、ボケ感もキレイに出るからというのがその一つです。

しかし、当然カメラ本体も交換レンズも高価になるし、第一重量が増えます。多分手持ちで動画撮影なんかしたら、自分なんかすぐに筋肉疲労で挫折しそうです。
センサーサイズは高級ビデオカメラ程度で妥協するほうが、経済的重量的に妥当なようです。

ビデオカメラでは高級機種になってしまうので、ターゲットカメラは「イメージセンサー1/2.3型以上」「1080/60P」「マニュアルフォーカス可能」「バリアングル液晶」「ビューファインダー付き」を最低条件とするコンデジ以上のカメラにすることにしました。

ここで他所からの受け売り知識。デジカメの動画撮影時間に29分59秒制限というものがあります。
これはEU圏の関税率がデジタルカメラ0%、デジタルビデオカメラ4.9%で、動画撮影時間が30分以上だとデジタルビデオカメラに分類されるためのようです。
しかし、AVCHDフォーマットを選べる機種には連続撮影時間に制限がないものもあります。

10月3日にCanonから「PowerShot SX60 HS」という光学65倍ズームのハイエンドコンデジが発売されました。本体だけで月のクレーターが撮影できる高倍率カメラです。
「これがいいな」と思いましたが、まだ出たばかりで価格も5万円台前半にとどまっています。それに65倍なんて自分に使い道があるのかと思い直しました。

毎日のように価格コムを訪れていて、そんな時「LUMIX DMC-FZ200」に出会いました。その時の最安値は31,500円でした。まずは何より安い値段に触発されました。

早速調べると、価格コムのレビュー数も110件を誇る人気機種のようです。そんなに評価も悪くない。自分の5つの最低条件をクリアした上、連続撮影時間無制限です。
レンズは光学24倍ズーム全域F2.8を謳っています。高級ビデオカメラと比べちょっと暗いですがズームに遜色はありません。

2012年8月に初値58,000円ちょっとで売り出され、2年以上経過した少し古い機種です。後継機とおぼしき機種も出ているので、いつ廃番になってもおかしくありません。
価格が下がったと思ったら再び初値近くに値上がったり、品薄になったり、コスト割れで国内製造だったのが中国に移管したりといった歴史もあるようです。

いろいろ調べ、底値と思われる送料込み5年保証付きの31,980円で決断しました。

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OK Go – I Won’t Let You Down – Official Video

「OK Go」はアメリカのロックバンドだそうですが、彼らの最新ミュージックビデオ「I Won’t Let You Down」が話題になっています。

曲もノリノリで楽しいですが、Perfumeがカメオ出演しているとか、ホンダの「UNI-CUB」とコラボだとか、日本の千葉県「ロングウッドステーション」で撮影されたとか、2,200人以上のエキストラが参加していそうとか、映像に驚かさられること・・・などが話題の中心です。

映像がたいへん面白く、どんな風に撮影されたのだろうかと、いろいろ興味を引かれました。
それで簡単にググって調べてみました。

撮影場所の「ロングウッドステーション」は名目上ショッピングセンターらしいですが、イベントやロケーション撮影用のスタジオとして利用されている施設だそうな。
始業前の朝とかお休みの日に撮影したのかな?と思ったのですけど、何日でも撮影に使える場所なんです。

Perfumeがカメオ出演しているいきさつはわかりませんが、PerfumeのMVをずっと関わっている関和亮さんがディレクションに加わっていると聞いて、何となく繋がりがありそうで納得。

映像はワンカットで構成されています。最初は何となく想像できますが、段々「えーっ」という映像になってきます。
現実的に一発撮りは無理だと思われるので、どのように撮影されたか想像をかき立てられます。

アニメーションかとも思いましたが、アニメだったら影がもっと動いてそうだし。
コマ飛ばしのような動きも見られ、曲のスピードを遅くして撮ったんじゃないかとか。

「カメラはドローンに搭載」と言われていますが、上空には風もあるだろうに、映像には上下左右のブレもないし、上下の動きもすごく安定しています。
「ドローン」というのは、空撮用のプロペラがたくさんある無人ヘリコプターなんですけど、ホバリング性能がこんなに良い機体があるんだと驚かされます。

そのうち誰か関係者のインタビューなどで種明かしされないだろうか?あーモヤモヤする!

<2017年11月17日追記>
このMVのインタビューとメイキングのムービーを見つけました。撮影は半分の速度で行われているようです。

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