2021年9月22日 パソコン
ノンブランド・充電式 Bluetooth ワイヤレスマウス
ロジクールの「マルチタスクマウス M585」の調子が悪くなってきた。
ドラッグして移動させている途中に選択が解除されてしまう。文字列を選択しているときにトラブルが発生すると地味にイライラする。
ちょうど購入してから2年が過ぎて、保証が切れたところでのトラブル発生だ。
新しいマウスに切り替えようとAmazonで物色していたら、こんなマウスに行き当たった。
ノンブランド商品だが、USB充電式で電池交換がいらない。Bluetoothと2.4GHz両対応のワイヤレスマウス。しかも値段が1,580円。
Amazonのユーザーレビューの評価も良さそうだ。おもわずポッチとしてしまった。
パッケージの中は、日本語版の取扱説明書にマウス本体と充電用のUSBケーブル。
保証カードには「商品到着後5日以内にLINE登録しなければ保証サービスを廃棄することになる。」と脅し文句が書いてある。保証サービスを受けるのにもLINEでしかできないようだ。
僕はLINEをやらない主義なので、何のサービスも受けられません。
一緒にレビュー投稿すると「Amazonギフト券1,000円プレゼント」というカードが入っていた。
しかし、その内容は「★5の投稿に限定、投稿したらLINEで友達に追加」という条件付き。なるほど★5のレビューが多いわけだ。
Amazonではこのような対価を貰ってのレビューは禁止されている。
レビューするかしないかは個人の自由だが、最近はAmazonギフト券詐欺もあるようなので注意が必要だ。その結果アカウントが停止されることもあるようだ。
マウス本体の印象はただのプラスチックの塊といった感じで、プラスチッキーな安っぽい質感で、所有欲は満たさない。
しばらく使っていると指の脂が付いて、表面がテラテラと光ってくる。
最近はダイソーでもワイヤレスマウスを300円で売っている。もしダイソーで売るなら500円でどうだろうか。
クリック感は「カチカチ」ではなく、「ポコポコ」といった感じ。
最悪なのはスクロールホイールで、キュッキュッとプラスチックが擦れ合う大きな音がする。
底面の受信機収納ホールの下のラベルを剥がすとネジが現れる。これを外すと分解できる。
シリコンスプレーを吹いたら静まるかなと考えたが、スプレーが他に掛かって悪影響が出る可能性があったので諦めた。
前面下部にあるマイクロUSB端子が充電ポートで、2〜3時間でフル充電されるようだ。
取説には「充電時、スクロールホイールの横に赤いランプが点灯」と記載されており、確かにスクロールホイールの横をのぞき込むと赤いランプが光っている。とても視認性が悪い。
底面は写真左に2.4GHzUSB受信機が収納されている。中央上はBluetoothと2.4GHzの通信方式の切り替え。中央位置は電源OFF。その下はセンサー。
底面の左右に大きな接地面があり、滑らすと接地面がデカすぎるせいかとても重い。
センサーは稼働時は赤く点灯する。
2.4GHzUSB受信機はパソコンのUSBポートに挿入する。
ちなみにBluetoothでしか使用していないが、ペアリングは何の問題もなくスムーズに認証できた。
一応「技適マーク」も取得しているようだ。
スクロールホイールの後ろのスイッチはセンサーの解像度を800・1200・1600dpiの3段階で切り替えるスイッチ。
スイッチを押してもランプが点灯するなどどこかに反応があることもなく、今どのような状態になっているか判別できない。マウスを動かしても違いが分からない。
サイズは、高さ35mm×幅60mm×奥行き110mm。
写真左から本品、ロジクールM585、ロジクールM325t。
ロジクールのマウスに比べ奥行きは長いが幅は狭く、高さも低い。
重量も実測75g。
ちなみにM585は電池込みで99gあった。
しばらく使ってみて、自分的にはどうもしっくりこない。持ちにくいのである。
ロジクールのマウスはこんもり山型になっていて、これが手のひら全体が接しているが、本品は常に浮かせた状態になる。その状態が疲れるのだ。
また、M585は幅64mmで寸法的には大きいが、サイド面が大きくえぐれていて、実際に握る部分のサイズは小さい。手の小さい自分にはこの方がもちやすいようだ。
スクロールホイールがキューキュー、キューキューうるさいのもあるが、結局M585の色違いを新たに購入しなおした。
いろいろ不満のあるマウスだが、マウスの動作自体は問題なく普通に使用できる。しかし僕には合わなかったということで、今回は失敗の巻きだった。最初からM585にしておけば良かった。