もし日曜大工に手を出していなかったら、一生出会わなかったかも知れない道具を手に入れました。
それは、「トグルクランプ」というもの。
「トグルクランプ」は品名が示す通り、木材などを押さえつけて固定する器具です。
今、丸ノコスライド台を作ろうとしているのですけど、切断する木材を台に固定するツールとして使っている人がいるのに出会いました。
それで、小さな木材を押さえるときに1つくらい持っていても良さそうだと、他のパーツをモノタロウに注文するときに一緒に注文したのです。
届けられたものは「Good Hand」とプリントされたビニール袋に入れられていました。
中身は、「下方圧え型トグルクランプ GH-201-B」という品名のもの。
「トグルクランプ」は動作機構や用途によって多くの種類があります。
例えば、ハンドルを下から上へ動作せるものとか、その逆のもの、対象物を上方向から押さえるものとか、横方向から押さえるものなど。
注文したトグルクランプはハンドルを水平に倒したときに、ゴムの付いた先端が上から対象物を押さえる機構のものです。
電動丸ノコのすぐそばで使う予定なので、使用時にハンドルが水平になるものの方が丸ノコの邪魔にならないかなと思ったのです。
丸ノコスライド台では、写真のような感じでトグルクランプを木片に取り付けて使用します。
トグルクランプを取り付けた木片は、さらにF型クランプなどで台に固定してから、トグルクランプで切断する木材を押さえつけます。
簡単な機構のように見えますが、上の写真の状態では先端のアームを持ち上げようとしても、ビクとも動かない不思議な仕組みになっています。
「GH-201-B」は押さえる力が90kgのもの。もっと大きな力のものもラインナップされていて、こいつで力不足を感じるようなら、そういうものも揃えてみようと思います。
「丸ノコ トグルクランプ」で検索をすると、ノコ刃の近くで木材を支え、手で木材を押さえなくても良いような、そんな危険なケースで活用されています。
やっぱり安全第一なので、便利な道具を使いこなしていきたい。