MUSON MC2に外部給電用防水ケース

先日の「浜松御前崎自転車道(弁天大橋〜中田島砂丘)サイクリング」でGoProもどきアクションカメラ「MUSON MC2」をサブカメラとして撮影してきましたが、電池保ちや動作中の確認のしにくさ、発熱などの問題をクリアするためには外部バッテリー化を考えた方が良さそうだと書きました。

防水ケースに穴を開けるか、それともネイキッドフレームにするか考えました。
いっそのことMC2を後方撮影専用にして常時録画させた方が、撮影や動作確認に気を遣わなくても良いんじゃないかという考えもあります。
撮影に気が散って自転車の運転がおろそかになっては本末転倒です。

で、後輪ハブ軸に装着した場合、地面に近いから石や水を跳ねたりするだろうと、ネイキッドフレームはとりあえず却下。防水ケースに穴を開けた場合も、そこから浸水するかも知れない。

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そしたら、こんな防水ケースがありました。

Amazonの商品名は「ウェアラブルカメラ汎用式 オートバイ用 防水ハウジングケース 常時給電充電ケーブル同梱 バイク/車アクセサリー LANCERTECH正規品 対応機種:SJCAM SJ4000 DBPOWER EX5000 MUSON C1 WIMIUS Q1 (SJ4000シリーズ防水ケース+充電ケーブル)」。

対応機種にMC2も記載されているし、ユーザーレビューでもちゃんと使えたという報告があったので買ってみました。

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パッケージの中身は、収納袋、USBケーブル、ケース本体、クイックリリースバックル、保証書。

収納袋は、ケースを入れるにはあまり余裕がなくて、無理に入れるとレンズやバックドアに擦り傷を付けそうです。そんなに柔らかい材質でもないし。

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ケースには、カメラのUSB端子の位置に穴が明いていて、ケーブルを通せるようになっています。

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入手時はキャップがねじ込まれていてコインで緩めるのですが、思いっきり堅く締まっていました。

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付属のUSBケーブルは1.5mの長さがあります。ケーブルの途中には移動可能なプラ製キャップ。キャップ内にはゴムパッキンが入っていて、ケーブルが貫通しています。

その程度の防水で本格的な水中撮影で浸水が防げるのか、ちょっと心許ない感じ。

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左が本品で、右がMC2付属のケース。

バックドアのパッキンがちょっと異なります。MC2は本体ケースの端に接して圧着するが、本品はパッキンが本体ケースの内部にまで挿入されて圧着します。

報告ではMC2付属のスリット付きバックドアとは付け替えできないようです。

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MC2はケースに入れるとケーブル穴とUSB端子位置がぴったり合う。

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カメラにUSBケーブルを接続するときは、先にカメラをケースに入れてから接続します。

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プラキャップをねじ込んで準備完了。

電源ボタン、シャッター、アップ/ダウンボタンも普通に使用できました。また、USBケーブルとモバイルバッテリーを接続し、通電も確認できました。

なお、掲載している写真は、レンズ部とバックドアの保護フィルムが貼ったままになっています。もちろん実際に撮影するときは、どちらも剥がさなければならなければいけません。
レンズ部の保護フィルムはサイズピッタリで、剥がすのに手こずりました。

USBケーブルは1.5mもあるので長すぎる気もしますが、多分サドルバッグにモバイルバッテリーを入れて給電することになると思います。

ちなみにMC2はモバイルバッテリーに接続したとたん、電源ボタンを押さなくてもONする謎仕様。でも、モバイルバッテリーを繋いだ状態でも電源OFFはできます。

<2017年10月13日追記>
10月9日のサイクリングに早速投入しました。結果はケース内部に結露して映像の一部に黒く映り込みます。

撮ってきた映像は「富士山静岡空港〜静波海岸〜御前崎サイクリング」を参照。MUSON MC2は後方を映した部分のみです。

MUSON MC2を本品に入れて、後輪ハブ軸に設置。内蔵バッテリを入れたまま外部にモバイルバッテリーを接続。天気は晴天。

朝8時頃から撮影を開始して7分後辺りから、映像左上下隅に曇りが見え始めました。20分後には黒く画面を遮るほどになりました。
ケースを見るとレンズ部左右に縦縞状に結露があり、特に左側(USB端子側)の映り込みが酷い。

9月並みの気温だったり、10時頃クリーニングして再び結露したこと、お昼頃まで撮影していても解消されなかったので、防湿シートなどの対策が必須だと思います。

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