例のカラフルな電動ドリルスタンド

うちには電動ドリルなど穴あけできる機具が3種あるが、どれもドリルスタンドに取り付けできるようにできていない。

電動ドリルをドリルスタンドに取り付けるには、ボディ先端にクランプできるような形状になっていないといけない。

前々から電動ドリルとドリルスタンドを物色していたが、ちょっと使いたい事情ができたのと、それぞれが瞬間風速的に安くなったので思い切って買うことにした。

手に入れたドリルスタンドは、一部で話題の「カラフルなドリルスタンド」。

2年ほど前に「DIYの電動工具はこれ!」さんが、低価格な割に良いとYouTubeで紹介していた。

パッケージを開けるとポールと電動ドリル取り付け部がドーンと目に飛び込んでくる。

取扱説明書と付属品の入ったビニール袋をどけると、その下にベース部とハンドルがある。

パッケージの中身は、ポールと電動ドリル取り付け部、ハンドル、鉄製のベース部。

ベース部はオイルが塗られていてベタベタする。支柱ポールも電動ドリル取り付け部を上下させていたら手がベタベタになった。

入っていた付属品は、写真左上から内径約25mmスペーサー、内径約37mmスペーサー、内径約42mmスペーサー。その下はポール先端用のキャップと思われるものと六角レンチ5本(2.5・3・4・5・6mm)とプラスチックスペーサー2本。そして簡体中文の取扱説明書。

取扱説明書は読めないので役に立ちそうもないし、見なくてもほぼ組み上がっているので問題ない。

「DIYの電動工具はこれ!」さんの動画でも指摘していたが、内径約25mmスペーサーの内側表面はほぼ全周に渡ってガタガタ。2年経っても改善がないようだ。

内径約42mmスペーサーは内側表面は問題なかったが、エッジ部がガタガタしている。

ポール先端用のキャップと思われるものはポールの内径にも外径にも合わず、形状もパッケージ写真のものと異なり、明らかにこの製品用ではない。

パッケージ写真やAmazonの商品ページに記載されていた、パッケージ写真上で「Pointer」と記載されているパーツが入っていなかった。

Amazonの問い合わせを通じ、販売店に不足パーツの取り寄せを依頼したところ、「当社商品は全てAmazonに在庫管理や配送など委託しており、手元に商品がない」から「返品返金の対応」という回答があった。

問い合わせ前に販売店の購入者からのフィードバックを読んでいたら、まるっと同じレビューがあった。ひょっとするとこの販売店の取り扱っている商品はすべて、少なくとも同じロットのものは全部付属品に不良がある可能性がある。

パーツが入手できる期待もあったが、同時に予想していた回答でもあった。

製品自体が不良で使い物にならないような不良であれば迷わず返品だが、今回の付属品欠品は微妙だ。すぐに使いたくて注文した商品だったので、返品せず自分で対策することにした。

ポールのヘッドキャップは、ロードバイクのバーテープに付属していたエンドキャップで間に合わせることにした。

写真は「フィジーク」社のエンドキャップで、内径がグスグスで合わず抜けてしまうので、輪切りにした廃チューブを3重に巻いて突っ込んだ。

「Pointer」は簡単に済ますため、写真のようなパーツを作った。

手元にあった「GUM」の使用済み歯ブラシのエンド部分を切り出した。
歯ブラシ側が切ってあるのはマルチツールの試し切りのため。

「Pointer」を取り付ける金属棒は直径約5.7mm。歯ブラシに最初から開いていて穴を5.5mmドリルで広げ、スルスル落下しない程度の大きさに、何度も確認しながらヤスリで削った。

「Pointer」は下げたい寸法の位置に合わせ、ドリルを下げたときに「Pointer」が「0」を示すだけのものなので、これで十分用を足す。

今回やりたいことを想定していろいろいじってみたら、いろいろ問題点も出てきた。

ドリルの上下移動は、ポールに締め付けている六角穴付きボルトを緩めたり締めたりしなければならない。材にあわせて頻繁に行うケースでは面倒くさい。付属の六角レンチではネジ穴を舐めそうなので、ちゃんとしたレンチが欲しい。

下に付いている黒いパーツはドリル取り付け部の落下防止ストッパー。ドリル取り付け部を上下させれば、このパーツも必然的に上下させなければならない機会がある。

スタンドの初期状態では、ドリル取り付け部の取り付けネジとストッパーの取り付けネジの頭がこちら側と向こう側になっていた。これは面倒くさいのでストッパーのネジとナットを入れ替え、ドリル取り付け部と同じ向きからレンチを入れられるようにした。

ドリル取り付け部は90度回転させることができる。回転角度を示すシールが貼られているのだが、垂直状態の「0」度で基準線からズレていた。

当然90度の位置に回転させてもズレている。
シールをうまいこと剥がすことができたら貼り直したい。

ドリルを下まで下げて90度に回転させたら、ドリルのハンドルがベースと干渉した。
ドリルの高さによってはドリルの取り付け向きを考えなくちゃならない。

90度に回転させたときポインタはドリルの下に隠れて見えない。写真のようにのぞき込まないと見ることができない。

いろいろ問題点も多いが、工夫によって生まれ変わる製品でもあるようだ。いじってみてとにかく六角レンチで緩めたり締めたりが多い。とりあえずドリルの上下をワンタッチにできないかな。

あえてAmazonのリンクは貼らない。

<2021年8月17日追記>
歯ブラシの柄で作った「Pointer」を、目盛りを差しているところをよりわかりやすくするために、ちょっと改善。

「雪印メグミルク ナチュレ 恵」のプラパッケージの赤い部分から矢印を切り出して、両面テープで貼ってやりました。

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