マキタ・マルチツール MTM001

マルチツールという2014年に登場したばかりの電動工具がある。切る、磨く、剥がす、3役を1台でこなすことができる、文字通りマルチなツールだ。
1台3役といっても電動丸ノコやサンダーには適わないが、ちょっとした作業なら1台でまかなうことができる。

電動丸ノコのようにのこぎりの刃を回転させて切断するのではなく、ブレードという刃を振動させて切断する。なので丸ノコより安全で、DIY初心者こそ使うべき工具だそうな。

「いろんな所で活躍してくれそうだ」と、マキタの「マルチツール MTM001」をゲットした。

MTM001はAC100Vで動作する、コードありのタイプ。
バッテリータイプが主流のようだが、容量が小さいとすぐにバッテリー切れになるとか、ちゃんとしたものだと価格が高い。また高容量のものは重量が重い。

自分の用途では天井裏や床下など電源のない場所での作業がないので、コードありでも問題なし。取り回しやすさのデメリットはあるが先立つものの前ではそのデメリットもかすむ。

Amazonでは5,000円くらいの低価格品もあったが、安物買いの銭失いになる可能性がある。多少値段が高くなるが安心感を取ってマキタでしょ。

MTM001には専用ケースは付属せず、紙箱にパッケージされている。紙箱の側面には様々な用途での利用シーンが写真で紹介されている。

パッケージに中は、まずMTM001本体。

そして、しっかりしたパーツケースと取扱説明書。

パーツケースの中にはカットソーと呼ぶブレードが1枚にサンディングパッド。サンディングパッドに全面マジックテープで貼り付けるサンディングペーパー。
サンディングペーパーは木工用の#60、#120、#240が各2枚付属する。

ブレードはOISという仕様のものとSTARLOCKという仕様のものに対応する。

STARLOCKはマルチツールを最初に世に出したボッシュの規格だが、ボッシュではさらに性能アップした「STARLOCK PLUS」と「STARLOCK MAX」というものがある。MTM001は「PLUS」や「MAX」には対応していない。

付属のカットソーは型番がA-63797。A-63797は木材&金属用ブレードで材質がバイメタル。何にでも対応できる万能選手的なものだが、木材に最適なわけでもない。

なので、木材専用の材質が炭素工具鋼のものを別に調達した。

サンディングパッドはA-64098。

付属品は他にブレード固定用の5mm六角棒スパナが、本体後ろのコード部分に取り付けられている。

電源スイッチは本体上部先端にある。
電源コードをコンセントに差し込み、電源スイッチをスライドさせると動作する。

本体後部コード下に振動数調整ダイヤルがある。
目盛は1〜5まであり、数字が大きいほど振動数は多い。振動数は15,000〜22,000(回/分)の範囲で変えられる。

ブレードを取り付けるには、まず固定ネジを5mm六角棒スパナで緩める。
何回もスパナを回さなければならないので、付属の六角棒スパナは使いにくい。ボールポイントが付いたちゃんとした六角棒スパナを用意した方が良い。

購入タイプのマルチツールではワンタッチでブレードの交換ができるようになっている。マキタではレバーの上下だけ。ボッシュはレバーで取り外せ、取り付けはブレードの上に重ねるだけだ。
安価な製品はたいていネジ式で面倒くさいが、そんなに頻繁に交換もしないから我慢する。

ブレードを写真の向きで取り付け、固定ネジを締め付け準備完了。

固定ネジを強く締め付けても安価な製品では使用中にブレードが緩むケースが頻繁にあるようだ。MTM001ではどうだろうか?

MTM001には専用の収納ケースが付属しない。そこで、マキタの他機種のケースを改造して収納することにした。

うちにある「マキタ・充電式インパクトドライバ TD090DWX」のケースに合わせてみたら左右の長さは問題ない。本体を入れるのに邪魔な仕切りを削り取れば入りそうだ。
TD090DWXのケースはうちに既に2個あり、同じケースが並ぶと壮観だし、整理もしやすい。

以前同じケースを改造したときはヤフオクで落札したが、今回は楽天市場で購入した。ケースをまともに買えば結構高いが、セット品をバラしたケースは数百円で販売されている。

計画はMTM001本体を底(写真では上側)の部分に横向きに入れ、電源コードを写真左側に収納できるように仕切りを取り去る。
左右にあるスペースは同じようの横幅だが、計ると左側の方が若干広い。

MTM001付属のパーツケースを入れるには右側の縦の仕切りも取る必要があるが、今回はケース付属のパーツケースに入れ替え仕切りのカットはなし。

上の写真が切り取り完成した状態。

MTM001の初めての仕事は仕切りの切断。ブレードを上から降ろすカットは羊羹を切るようにあっという間だった。しかし、仕切りの奥側のカットはMTM001を差し込むスペースがない。

前回の改造では切り取る部分がほんの少しだったけど、今回は切り取る個所が多い。
結局他の部分はミニルーターのミニ丸ノコとカッターナイフ、それにニッパーでコツコツと地道な作業になった。

MTM001をケースに入れてみた。

電源コードを逃げるために仕切りを一部カットしてある。本体が上下左右に動き回らないように仕切りを残してあるのもミソ。

ケーズに貼ってある緩衝用のスポンジは結構しっかりくっついている。両面テープで貼られているだけなので、ソルベントシンナーを接着面にたっぷり垂らしたら簡単に剥がれた。

剥がしたスポンジは蓋側の写真の位置に貼り替える。最初から貼ってあるスポンジと合わせ、MTM001がケース内で暴れるのを防いでくれる。

クリアファイルを取説のサイズでカットして蓋に貼っておくと取説の紛失も防げるし、読みたいときにすぐ取り出せる。

MTM001の初仕事がプラスチックの切断だったけど、ぶっつけ本番だったのでちょっと不本意な仕上がりになった。
MTM001は重量が1200gある。ボッシュの製品は1.5kgもあるのでそれなりに軽い方なのだけど、それでも重い。自由に使いこなせるように練習が必要だと思った。

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