Kreg ポケットホールジグ320

木材を接合する手法にポケットホールを開けてビスで繋ぐ方法がある。

そのポケットホールを開ける治具はいろいろ販売されているが、その中でも最強な「Kreg ポケットホールジグ320」を手に入れた。

このツールの特徴や使い方は上に貼った「DIYの電動工具はこれ!」さんの2つのムービーで詳しく紹介されているので見て欲しい。

外周に巻き付けてある紙帯を破るか切り裂かないとケースの蓋を開けられない。その状態が未開封の証でもある。

蓋を開けると取扱説明書と「安全な使い方」みたいな種類が出てくる。どちらもあいにく日本語で書かれたものではない。

ケースの中はスーパーの弁当のように、仕切られた枠の中に本体や付属品などがキチンと入っている。

ケースの中身は、写真左の白い箱は専用のビスが64mmと32mmの20本ずつそれぞれ入っている。64mmのビスは屋外用のブルーにコートされたものだ。

その右、上から専用ビスを締める専用ドライバービット、ポケットホール専用のドリルビットとドリルストッパー、ポケットホールジグ本体、クランプトップアダプター、六角レンチ付きゲージ。

このエントリー執筆時点でAmazonや楽天市場では送料・税込みで7,980円で販売されている。どちらも出荷元は同じ「Japan Liebe」。
僕は「オフの店 Web Shop」で購入した。こちらのお店では税込み5,500円+送料726円=6,226円で販売している。

ちなみに専用ビスもAmazonよりオフの店の方が安い。また、全種類取り揃えているようだ。送料は1注文当たり726円なので、一緒にビスも注文した。

しかも現在特典として、日本語版の取扱説明書と加工材の板厚に対応する専用ビスの対応表、そしてカラー全48ページの「Kreg ポケットホールガイドブック」が付いてくる。

これらすべてオフの店オリジナルで、「Kreg ポケットホールガイドブック」はポケットホールジョイントの仕組みから活用例など、参考になる情報が満載だ。

日本語版取扱説明書は製品付属の取説と図版を含め内容はほぼ同じ。

製品付属取説は版サイズが小さい上、多言語対応なので文字がゴチャゴチャしていて読みにくいが、日本語版はA4サイズで日本語しか書かれていないのでスッキリして見やすい。

ポケットホールジグ本体。全体はプラスチック製で、ドリルビットを挿入する部分のみ金属製。

本体裏面。黒い部分はゴムの滑り止めになっている。グレーのパーツが加工材を当てるストッパーで前後に移動する。

先端のギザ部分を押し下げるとストッパーが外れ前後に移動でき、3ヵ所の位置で留めることができる。

3ヵ所の位置はそれぞれ板厚38mm、19mm、13mmに対応し、それぞれのサイズ位置の穴がグレーに塞がれて認識できる。

本体は3つの部分に分割でき、中間のパーツを取り除いてピッチを狭くしたり、逆にオプションのパーツを追加して3連にしたりできる。また、単体の使用も可能だ。

それぞれのパーツのサイドに突起と穴が開いていて、それらが噛み合うことで合体したり分離する。

六角レンチ付きゲージ(マテリアルシックネスゲージWithヘックスレンチ)は加工材に当て、本体のストッパー位置や専用ドリルビットに取り付けるドリルストッパーの位置を示す。

写真は2×4材なので「38」を示している。「本」のアイコンは、その範囲の板厚の場合は取説を参照という意味。

専用ドリルビット(イージーセットドリルビット)にはドリルストッパー(イージーセットストップカラー)が付けられている。

六角レンチ付きゲージでイモネジを緩めたり締めたりできる。

専用ドリルビットには「38」「19」「13」の位置に数字がプリントされていて、六角レンチ付きゲージが示した数字の位置にドリルストッパーの穴を合わせる。

ドリルストッパーの移動が頻繁だと数字がそのうち剥げてしまう可能性がある。これらのパーツもオプションで用意はされている。

専用のドライバービット。

先端がスクエアな特殊形状になっている。

専用ビスの頭の穴形状がスクエアで、ドライバーがしっかり入り、回しやすく滑りにくいらしい。

また、専用ビスを使うことで一般的なコースレッドよりも材料をしっかり固定するメリットがあるみたいだ。

製品に付属する32mmと64mmの専用ビス。64mmの方は屋外に対応するブルーコートタイプ。それぞれ20本しか入っていないので追加が必要だ。

今回は一緒に64mmビスの250本入りを購入した。
価格は2,630円。普通のコースレッドよりかなり割高だ。

最初青い部分だけが蓋なのか、それともその下の半透明の部分も蓋の一部なのか、ピッタリ密着していたからどこから開けるのか最初迷った。

ケースの四隅に切り欠きがあり、ここを押し下げたら隙間ができたので、爪やマイナスドライバーを入れてこじ開けた。

そうすると青い部分だけ外すことができた。

↓一応リンクは貼ったが、オフの店の方がお得だ。価格的にも付属書的にも。

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