2010年11月11日 ナンノ
ナンノ・アニバーサリー25th
南野陽子(ナンノ)さんの歌手デビュー曲「恥ずかしすぎて」がリリースされたのが1985年6月23日。実際にはその前年に女優としてデビューしているのですが、とにかく25周年記念ということで、CD+DVD+60ページブックレットの「ナンノ・アニバーサリー25th」がリリースされました。
この「ナンノ・アニバーサリー25th」はネット限定のみの予約受注生産で、今日がそのお届け日だったのです。
CDは、12曲収録のうち11曲は、過去にリリースした音源からナンノさんの歌声を活かし、演奏部分を編曲し直すというもの。
そして「桜詩集」という曲のみ新録。過去にリリースした「氷のダイヤモンド」という曲が原曲で、新たに作詞、編曲、新録となったものなのです。
「楽園のDoor」や「はいからさんが通る」「吐息でネット」はオリジナルとアレンジがガラッと変わっていて、まるで新録か、当時別バージョンで録られていたものか、と思えるほど新鮮。
オリジナル当時、ほとんどの楽曲は萩田光雄さんが編曲しています。今回その萩田さん自身が全編曲を担当し、さらに当時のディレクターである吉田格さんのディレクションなところがポイント。
ナンノファンの評価では、ナンノさんと萩田さんの組み合わせはゴールデン・コンビなのです。
当時、編曲陣として大谷和夫さんも参加されていたのですが、ブックレットの中で、一昨年病気で亡くなられているのを知りました。ガンらしいです。合掌(-人-)。
DVDは日本テレビの「歌のトップテン」の歌唱シーンをまとめたものがメイン。大方の映像は動画投稿サイトで見ることができますが、DVDとしてまとめられた意義は大きい。
しかし、映像が期待ほどきれいでありませんでした。かえって、動画投稿サイトにアップされている映像の方がキレイ(?)なのでは。いっそのこと動画職人の方々に仕事を依頼すればよかったのに、と思う。ぜったい愛情たっぷりの仕事をしてくれるはず。
ブックレットは、写真集とナンノさんによる解説、歌詞、ディスコグラフィ資料集という構成。
ナンノさんの解説は60ページ中7ページしかないので、ちょっと物足りない。例えば「秋からも、そばにいて」の時の衣装代が1500万円近くかかったとか、初めて接する情報もあるのですが、もっとナンノさんの生の声を聞きたくなります。
ディスコグラフィ資料集は、シングルは特典まで網羅して完璧ですが、アルバムはジャケ写真のみでガッカリ。ビデオ作品もVHSだけでLDについては触れられていないので、もうちょっと頑張っていただけると資料的価値が増すと思います。
ところで、予約しないと手に入らないはずだったのですが、来年2月に一般発売されることになったらしい。
予約の時も締め切りが延長されて、「もしや、あまり売れ行きが良くなかったのか?」とも思われましたが、実はその逆だったのかも。
あまりの売れ行きの良さから、ネット限定はやめて一般販売しようと色気を出したのか?真相はわかりませんが、リリースを知らなかった人や締め切りに間に合わなかった人には朗報だよね。
予約で買ったファンの間では、一般発売のものは仕様変更があるのか、まるっと同じものなのか、すでに気になっております。
2010年11月10日 Perfume
Perfumeニューシングル「ねぇ」
今日11月10日はPerfumeの新曲「ねぇ」の発売日です。12枚目のシングルです。
僕もamazonで初回限定盤を予約し、今日届きました。
この曲は「ナチュラルビューティーベーシック」のCMとして、10月6日〜19日の間テレビで流れていたので、ご覧になった方も多いのでは?
東京ドームのLIVEで初披露されたが、間奏の高速ステップが巷で話題になっている。この高速ステップをピンヒールで踊っている。かっこいいぞ。
下のムービーでも歌のないところで、チラッと映っている。そのうちテレビでも生ダンスが見られるんじゃないかと、期待している。
さあ、カップリングの「FAKE IT」はどんなんでしょう?これから開封して聴くぞぉ。
2010年11月9日 愛知
小原町の四季桜と香嵐渓の紅葉
小原町の四季桜と香嵐渓の紅葉を自転車で観に行くルートを計画してみました。
名古屋から猿投グリーンロードを通り、加納ICを降り、猿投神社の前を通り国道419号へ。第1会場の小原ふれあい公園で四季桜と紅葉のコラボレーションが見れたらいいな。
その後、県道354号経由、南下して矢作川に出ます。矢作川左岸の通行止めが解除されていれば、すぐに左岸に渡り、県道358号に入ります。追分交差点まで出れば、もう香嵐渓です。
帰りは国道153号(飯田街道)を通り、猿投グリーンロードで帰ってきます。
距離103.6km。途中傾斜のきつそうなところがありますが、大丈夫だろうか?クマは大丈夫だろうか?
昨日は愛知県と岐阜県の境にある三国山(701m)に自転車で登ってきました。
この三国山は、養老にある二之瀬峠と並び、名古屋圏の自転車乗りの聖地と呼ばれるような場所らしいので、ぜひ登っておかなければと、行ってきました。
基本的に坂を登るのは大嫌いなのですが、坂を登れなければ何処へも行けないと気づき、渋々ヘロヘロと出掛けているのです。
尾張瀬戸を抜けて国道248号を走るルートもありますが、幹線ルートのため交通量も多く、ダンプとかが横をかすめるので、自転車で走っていてもあまり楽しくありません。
このコースは瀬戸街道を三郷で左折、森林公園をかすめ、中水野へ出ます。
中水野から品川カントリークラブまでは、出会う車もそれほど多くなく、景色も山あり渓谷ありといった感じで、ゆったりした気分で走れます。
上の写真は曽野口あたり。
品野町の交番前交差点で国道248号をクロスし、しばらく走るとコンビニ「ファミリーマート」があります。
この先にはコンビニとかがしばらく存在しない。水分補給とか栄養補給が必要な方は立ち寄るのが吉。僕もここでトイレ休憩しました。
国道363号を進むと、だんだんと登り坂がきつくなってきます。東海環状自動車道が交差する辺りには勾配9%の標識が出ています。
でも、まだまだ序の口です。今年の8月にも一度走っているのですが、なんとなくきつく感じます。
沿道には熊の出没情報の掲示が出ています。「クマに会いませんように」と心で祈りながら先へ進みます。
県境を過ぎると右手に「中馬街道」の看板が立っています。8月の時には全然気づかなかったんだよね、登るのに必死で。
さらにしばらく進み、「三国山キャンプ場」の看板が立っている三叉路を右折します。
道はだんだん狭くなり、赤く色付き始めた樹木が鬱そうとしてきます。
傾斜も厳しくなり、自転車のギヤはすでにアウターロー。心が折れそうになるのを踏みとどまり、きついところはジグザグに走り、何とか頂上に着きました。
登っての感想は、意外にあっけない感じでした。
この日は曇っていて、展望台に登りましたが、あまり遠くまで見えませんでした。一応、名物(?)なアンテナ群をパチリ。
帰りは反対側の山道を下りました。よその方のブログで、こちらの道は傾斜が半端ないと書いてあったので、覚悟して行ったのですが、たしかにブレーキ利かない。
こちら側から登ったら、途中で確実に死んでるかも。下りもマジで死ねそうなので、とにかくおそるおそる下りました。カーブもヘアピン多い。
県道352号に出ると、右折すれば藤岡方面へ出ることができます。しかし、戸越峠を越える気力がなかったので、左折し柿野温泉方面へ。
柿野温泉でお昼頃になり、うどん屋さんでカレーうどんを食べて帰ることにしました。
お店では女将さんと客が「クマがイノシシのオリに捕まった」という話をしてました。
クマに会うこともなく、無事に家に帰えることができました。めでたし。
迷走距離:67.12km Av:18.02km/h
11月3日は「Perfume LIVE @東京ドーム「1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11」へ2番目の娘と二人で行ってきました。
観客5万人なので、人多過ぎでしたけど、LIVE良かった。いつものPerfumeクオリティでした。
今回のステージ構成は十字型。二塁ベースあたりに円形のセンターステージがあり、そこから十字型に花道が伸び、外野センターにスピーカーと1〜11の数字のオブジェが置かれたステージ。そして、一塁、三塁、ホームベース方向の花道の先には円形のサブステージがある構成。
「遠い座席の観客を不利にさせない」という配慮から、会場が大きくなるにつれ、LIVEを重ねるにつれ、サブステージの数が増え、花道が長くなっています。3時間のステージでの移動距離も、かなりのものと思われます。
僕は三塁側1階席だったのですが、センターステージから向こう側(一塁側)は遙か彼方。実際に向こう側のステージで踊っているメンバーは、あまりよく見えませんでした。ドームは広い。
オープニングはサブステージの奈落からウェディングドレスのような真っ白な衣装で現れます。目の前の三塁側からあ〜ちゃん、ホームベース側からかしゆか、一塁側はのっちだったと思います。可愛かった。
最初は「シークレット・シークレット」。衣装の早変わりです。衣装が蛍光で光っています。
「不自然なガール」「GAME」「ワンルーム・ディスコ」と続き、いつもの「三人揃ってパフュームです!」とご挨拶。最後のフレーズ「パフュームです!」は会場揃っての声出しで、楽しいぞ。
会場を「にんじんチーム」「たまねぎチーム」「じゃがいもチーム」に分けられ、軽く声出し。チーム分けはこの時だけで、のちのち活かされてなかった。ちなみに僕は「にんじんチーム」でした。
一塁側、三塁側の花道を三人で移動しながら、お客いじり。コスプレをしてきたお客さんに「パフュームです!」と振りをさせていました。「直角二等辺三角形ツアー」の時からいじられているお客さんが場内スクリーンに映し出されるようになりました。
「ナチュラルに恋して」「love the world」「I still love U」「575」を演って、センターステージの奈落に消えます。
公演前の僕の予想では「575」はないと思っていたので、うれしい誤算。ダンスはなかったけれど、一生懸命ラップしてました。
衣装チェンジして、まさかの「Perfumeの掟」。「Perfumeの掟」は武道館公演の時に披露した演目なのですが、内容は今回のものと違っていました。
目の前のサブステージの奈落からオープニングの時の衣装を纏ったマネキンが現れ、それに気を取られていたら、スコアボード前ステージでダンスしていました。三人のうちの誰かがスコアボード前ステージでパフォーマンスしてたと思ったら、他のサブステージに現れたりと、花道の内部では、結構忙しいことになっていたのではと思われます。
続いて「VOICE」「コンピューターシティ」「エレクトロ・ワールド」。
衣装は緑色基調の可愛いドレス。あ〜ちゃんをティンカー・ベルと言い、お気に入りの様子。
「パーフェクトスター・パーフェクトスタイル」「Dream Fighter」の後に「P.T.A.」のコーナー。
「P.T.A.」のコーナーはお客さんに声を出させたり、パフォーマンスの振り練習をしたりと、場内一体となったお遊びのコーナーです。
あ〜ちゃん「男」
お客さん 「うぉー」(腕を突き上げながら)
あ〜ちゃん「女」
お客さん 「うぉー」
・・・・てな感じなのですが、東京ドームの音響は悪いと聞いていましたが、反響で何を言っているか聞き取りにくいのが残念。「うぉー」と言いそびれちゃいました。
このコーナーでペプシコーラのCMで使われた「ラブフール」を披露してくれました。
次の「ジェニーはご機嫌ななめ」ではリフトが登場。円形サブステージの3ヶ所にメンバーは別れ、転落防止ベルトを着けて高いところからパフォーマンス。
リフトが下がって、今度は箱形の移動車(ゴンドラ?)に乗ってアリーナの周りを回ります。
「Perfume」を歌いながらサインボールを観客席に投げ入れるのですが、マイクを持って振りをしたりで、やること多くて大変そう。遠くの観客まで届かせるために、テニスラケットも用意されているのですが、あまり遠くへは飛んでいない様子でした。
ボールは僕の方へは飛んできませんでしました。残念。
LIVEで一番盛り上がる「チョコレイト・ディスコ」「Puppy love」のあと「wonder2」を歌って、一旦ステージからはけます。
場内はすぐに「アンコール」のコール。
アンコールを待っている間にウェーブが一度ありました。初経験だったので、ウェーブに乗り遅れてしまいました。
アンコールは、まず3人のご挨拶。あ〜ちゃんの涙に、ついもらい泣きしちゃいました。オッサン、ちょっと恥ずかしいです。
そして、新曲「ねぇ」のLIVE初披露。間奏の高速ステップかっこいい。
最後の曲は「ポリリズム」。自分たちにチャンスをくれた曲と紹介し、間奏の時にあ〜ちゃん泣いていました。
いつものLIVEに比べ、声出しや客いじり、MCが少なく感じましたが、それでも3時間、あっという間でした。いいLIVEでした。楽しかった。いつもまた参戦するぞと決意を新たにさせられます。
LIVEで、ただ突っ立って見ている人のことを「お地蔵」と表現しますが、PerfumeのLIVEはいっしょに声を出したり、腕を突き上げたり、振りをしたり、ピョンピョンしたりしないとつまらない。
オジサンは自転車で落車して腕が痛いので、あまり高く上げられないのですが、頑張って突き上げました。
若い子も小さな子どももオッサンもオバさんも関係なく(恥ずかしくなく)楽しめるLIVEです。
しかし、5万人の観客は壮観。すごいですねぇ。観客の退出も会場の指示に従ってブロックごとに行われました。
それから、東京ドームのゲートは危険です。風が半端ない。都合で二度ゲートから出ることになったのですが、一度目は被っていた帽子を持って行かれそうになり、二度目は体ごと吹き飛ばされそうになりました。
帰りの東京駅では販売されていたグッズの黄色いバッグを提げている人をたくさん見ました。名古屋へ帰る同じバスにも3人ほどいらっしゃった。
カメラ持っていったけど、何も撮らなかった。唯一、行きのバスから撮った富士山をば。