2021年6月23日 DIY
自作ジグソーテーブル
前回ほぼ完成状態までできていた自作ジグソーテーブルは致命的な設計ミスがあり、そこから無理矢理リカバリーして、とりあえず完成した。
これが完成状態だ。裏側にぶら下がっているジグソーをワークベンチの開いた2枚の天板の間に入れ込んでいるのがミソだ。
ブレード押さえをテーブル側面から突き出し、ブレードの刃先はちゃんとこちらを向いている。
ボールベアリングの位置調整は、上下はテーブル側面に取り付けた支柱の長穴で調整する。左右は支柱に取り付けたブレード押さえの長穴で、前後はベアリングを取り付けてあるブロックが前後できるようにしてある。
ジグソーを取り付けた裏面の状態。余計な脚が付いて重量が重くなってしまった。
天板サイズが300×300だと、ノブスターを回すためのペースが少なくやりにくい。それに、脚をサイドに持ってきた場合、脚が邪魔になってブレードの取り外しも難儀する可能性が高い。
やはり、横幅を450mm位にした方が使い勝手は良さそうだが、そうすると今度はワークベンチに載っからないかも知れない。
試運転してみた。
ジグソーの本来の使い方であれば、切断する材をジグソーの重みで押さえるので材が暴れないが、ジグソーテーブルでは材がフリーなので大暴れ。
小さな材を切断するときは注意が必要だ。
完成したテーブルは途中で設計変更したので脚部の状態が異なるが、設計が最初から問題なければこの図面のようになっていたはず。
なお、図面は「ボッシュ PST 1000PEL」用なので、機種が異なれば当然寸法や取り付け方法などは異なる。
材料は、
品名 | サイズ | 数量 | 用途 |
シナ合板 | 9t×300×300mm | 1枚 | 天板 |
ラワン合板 | 12t×300×600mm | 1枚 | 天板・他構造部品 |
ラワン合板 | 3t×300×300mm | 1枚 | ブレード押さえ・支柱ストッパー |
2×4材 | 300mm | 2本 | 脚 |
1×4材 | 50×50mm | 1個 | ボールベアリングブロック |
ボールベアリング | Φ16×6t×軸穴Φ4 | 2個 | |
ノブスター | M6 | 6個 | ジグソー・ブレード押さえ他取り付け |
六角ボルト | M6×30mm | 5個 | ジグソー・ブレード押さえ支柱取り付け |
六角ボルト | M6×35mm | 2個 | ボールベアリングブロック取り付け |
六角ボルト | M6×60mm | 1個 | ブレード押さえ取り付け |
トラス小ネジ | M4×15mm | 2個 | ボールベアリング取り付け |
座金 | M6×2t×22mm | 13枚 | ジグソー・ブレード押さえ他取り付け |
座金 | M4 | 4枚 | ボールベアリング取り付け |
バネ座金 | M6 | 6枚 | ジグソー・ブレード押さえ他取り付け |
ナット | M6 | 1個 | ブレード押さえ他取り付け |
ナット | M4 | 2個 | ボールベアリング取り付け |
鬼目ナット | Eタイプ・M6×13mm | 5個 | ジグソー・ブレード押さえ支柱取り付け |
鬼目ナット | Eタイプ・M4×10mm | 2個 | ボールベアリング取り付け |
ゴム板 | 2t×67×161mm | 1枚 | ジグソー振動吸収 |
コースレッド | 若干 |
ボールベアリングブロックを取り付けるネジは六角穴付きボルトが良かったのだが、近所のホームセンターにはM6×35mmのサイズは六角ボルトしか販売されていなかった。
ブレード押さえと支柱の取り付けはボルトとナットで取り付けたが、支柱の受けを2枚重ねにして鬼目ナットで取り付ける方が締めたり緩めたりが簡単。将来改造するかも知れない。
このジグソーテーブルはワークベンチに載せて使うのが前提にしているが、ワークベンチに固定できるようにはなっていない。ワークベンチにクランプできるような改造をするつもりでいる。
ついでに思いがけない発見があった。使っている掃除機「E-Value EVC-200PCL」のホースが「ボッシュ PST 1000PEL」の吸じんホース差し込み口とピッタリサイズだった。
アタッチメントとかなしでそのまま繋げられてうれしい。