乗換計画を進める前に、毎月のデータ通信料や料金の他に、契約内容をチェックし、契約更新年月日と請求締め日を確認しました。
調べたら自分は来年の1月、カミさんは今年の7月、息子は更新月の定めのないプランでした。
SoftBankは更新年月日以外に解約すると契約解除料を請求されます。
つまり、息子はいつ乗り換えてもOK。カミさんは7月まで待ち、自分は来年の1月を待つより、とっとと乗り換えた方がコストを抑えられるということです。
スマホを調達する
docomo回線をレンタルしているMVNOが多いですが、現在docomoを使っているのなら、使用中のスマホをそのまま使える可能性が高い。
他キャリアでも2015年5月以降に購入したスマホなら、購入してから一定期間を過ぎるとSIMロックを解除してSIMフリー化できます。
もちろんSIMフリースマホと言っても、契約するMVNOで使えないスマホもあるようなので、対応しているか確認が必須です。
我が家はSoftBankで、使用中のスマホは2年半以上使ったiPhone 5sと何年も使った4s。どこのMVNOに乗り換えても継続して使うことができません。
そこで、自分と息子用のiPhone SEをオンラインApple Storeに発注しました。詳しくはこちらのエントリー参照。
ちなみにSIMフリーiPhoneは、docomo、au、SoftBankの回線で使えるようです。
MVNO業者を選ぶ
iPhone SEを注文した当時は品薄で、手元に届くまで1ヵ月の時間ができました。その間にどこのMVNOと契約するか情報を集めました。
我が家の要求ポイントは、iPhone SEに対応し、音声通話ができ、データ量は1回線1GB程度でOK、家族割引か複数回線割引があり、通話料金が安くできる方法があること。
MVNO業者は2016年6月現在、有名処から名前も聞いたこともない業者までたくさんあります。
多少の料金差はあるが、ほぼ横並び。業者毎に独自のプランがあり、その中から自分に最適なプランを選ぶのはなかなか難しく、かつ面倒くさい。
IIJmio、mineo、OCNモバイルONE、BIGLOBE、Nifmo、楽天モバイル、DMM mobile、イオンモバイル、DTI SIMなどを比較・検討し、最終的にIIJmioに決定しました。
IIJmioはIIJという会社のブランドで、IIJはインターネットの黎明期から続いている企業。企業的な安心感とプランが我が家にマッチすると思ったのです。
2年間で出て行くお金のシミュレーション
MVNOに乗り換えた方が毎月の携帯料金を抑えられることは漠然と分かっていましたが、一応確信を得るために計算してみました。
まず、乗り換えに必要な初期費用(税込み)は、
iPhone SE 代金 | 3台分 | 167,492円 |
SoftBank契約解除料 | 1台分 | 10,260円 |
MNP手数料 | 2台分 | 6,480円 |
IIJmio加入料 | 1契約分(音声通話パック) | 420円 |
IIJmio追加手数料 | 後から追加するカミさんの分 | 2,160円 |
合計 | 186,812円 |
IIJmioの月額料金は、
ファミリーシェア基本料金 | 2,560円 | |
音声付帯料金 | 3回線分 | 2,100円 |
通話料金 | 3回線分 | 1,300円 |
SMS通信料 | 3回線分 | 300円 |
ユニバーサル料金 | 3回線分 | 6円 |
消費税 | 502円 | |
合計 | 6,768円 |
下の図は、初期費用186,812円、IIJmioの月額料金を6,770円、SoftBankの月額料金を23,000円とした場合のシミュレーショングラフです。
初期費用に大金が必要ですが、1年目で元が取れ、それ以降にコストダウンの成果が出てくる。24ヵ月目で20万円の節約となる狸の皮算用です。