2016年8月30日 iPhone・iPad
IIJmioでSIMカードを追加した
カミさんが使っているSoftBankのiPhoneに、待ちに待った契約更新日がやって来ました。
契約名義は既に自分に変更しているし、新しいiPhone SEも自分と息子のiPhoneを下取りして貰ったギフトカードで購入済みです。
IIJmioでSIMカードを追加するのは、IIJmioの会員専用ページにログインして、申し込みするだけ。
追加手数料に税別2,000円必要ですが、ラッキーなことに、8月31日までは1,000円に割り引いてくれるキャンペーンが行われていました。
MNP予約番号を取得し追加申し込みを行うと、回線切り替えの時間的余裕がなくなります。だから動き出す前に、いろいろやっておかなければならないことがあります。
・新しいiPhone SEにデータを移せるように、古いiPhone 4sをバックアップ。
・SoftBankのメアドが使えなくなりますから、新しいメールアドレスの用意。
・Apple IDをSoftBankメアドで登録しているのなら、新しいメアドへの変更。
この記事を執筆時点で無事にIIJmioに移行できたのですが、いろいろ失敗をやらかしてメールやミュージック、写真のデータの移し替えができませんでした。
最大の失敗原因は、iCloudアカウントの変更を忘れたこと。
それと、iCloudアカウントの変更には古いApple IDが必要で、古いApple IDを復活させるには、SoftBankアドレスのメールを受け取れる状態じゃないといけなかったことです。
実際に行ったことを振り返ると、最初にiPhone 4sのバックアップを取り、次に新しいApple ID用のメアドをiPhone 4sに登録、そしてApple IDを変更しました。
MNP予約番号を取得してIIJmioに申し込み。SIMカードが届いてからオンデマンド開通センターに開通手続き。
SIMカードをiPhone SEに入れ、iTunesでバックアップから復元しました。
ここで問題が発生しました。
iCloudがiCloudアカウント=古いApple IDのパスワードを要求してくるのです。サインアウトしようにも古いApple IDは存在しないのでパスワードは通りません。
問題を解決するには、Apple ID管理ページで、Apple IDを元に戻してから改めてiCloudをサインアウト。それから再び新しいApple IDに変更すれば良い。
Apple IDの変更作業中に、6桁のパスコードが古いApple IDであるSoftBankアドレスに送信されます。このパスコードが受信できないとApple IDは変更できないのです。
これに気がついたときには、既にIIJmioは開通し、SoftBankが使えない状態になっていました。
今となっては正しい手順を確かめようがありませんが、iCloudからサインアウト→Apple IDを変更→新しいApple IDでiCloudにサインイン→バックアップ作業、とすれば正常に復元できたのではないでしょうか。
結局、保存したバックアップによる復元を諦め、新規Apple IDでiPhoneを設定することにしました。
このままだとアプリも連絡先も、何もかも一から設定しなければなりません。
そこでダメ元と、IIJmioの構成プロファイルをインストールしてから、iTunesに繋ぎバックアップで復元させてみました。
メールやミュージック、写真のデータ全部とアプリの一部は元に戻せませんでしたが、連絡先全部とやメモの一部などを復元させることができました。
SoftBankの利用料金に日割りはないと思っていたのですが、MNP予約番号を取るとき日割りだと言われました。請求書がないので未確認ですが、ほんとならさっさと切り替えすればよかった。
それから、IIJmioからの宅配便がビニール袋から厚紙の封筒に変わっていました。中身は同じ。
以下は将来Windowsマシンで同じ作業が発生したときのための覚え。
ホームグラウンドはMacなので、Windowsの作業だと調べまくらなければならなくなるのです。
iPhoneのバックアップ
- WindowsマシンにiTunesをインストールします
- iTunesを立ち上げ、「設定」で「iPod、iPhone、および iPad を自動的に同期しない」にチェックを入れ「OK」を選択。
- iPhoneを接続し、iTunesが認識したら、iPhoneアイコンをクリック。
- 「概要」で「今すぐバックアップ」を選択。
アプリや音楽データのバックアップ
- 「アカウント」→「認証」→「このコンピュータを認証」を選択。
- Apple ID、パスワードを入力し、「認証」を選択。
- 「コンピュータの認証が完了しました。」と表示されたら「OK」を選択。
- 「ファイル」→「デバイス」→「購入した項目転送」を選択。
- 転送が完了したら、「App」を選択し、アプリが表示されるか確認。
- 同様に「デバイス」の「ミュージック」を選択し、音楽データが表示されるか確認。
連絡先データをバックアップ
- iPhoneで「設定」をタップ。
- 「iCloud」をタップし、「連絡先」をオフにします。
- 「iPhoneに残す」をタップすると、「連絡先」がオフに切り替わります。
- 次にiTunesで、「情報」を選択。
- 「連絡先の同期先」にチェックを入れます。
- 「連絡先の同期先」で保存先を確認。
- 「詳細」の連絡先にチェックが入っていないことを確認します。
注/チェックが入っていると、iPhon内にあるデータがパソコンのデータ上に上書きされます。 - 「適用」を選択。
古いiPhoneに新メアドを設定します。
- iPhoneで「設定」をタップ。
- 「メール/連絡先/カレンダー」をタップ。
- 「アカウント」の「アカウントを追加」をタップ。
- 「その他」をタップ。
- 「メールアカウントを追加」をタップ。
- 「名前」は、送信メールに表示される名前。
「メール」は、登録するメールアドレス。
「パスワード」は、メールサーバーに接続するときのパスワード。
「説明」は、「メール/連絡先/カレンダー」で表示される名称。 - 上記を入力したら「次へ」をタップ。
- 受信メールサーバと送信メールサーバの情報を入力し、「次へ」をタップ。
- 追加登録が完了したら、自分宛にメールを送り、送受信できるか確認します。
Apple IDの変更
- Apple ID アカウント管理ページで現在のID、パスワードを入力し、サインインします。
- 「Account」欄の左端の「Edit」をクリック。
- 「Change Email Address…」をクリック。
- 新しいアドレスを入力し、「Continue」をクリック。
- 秘密のキーワードを入力し、「Continue」をクリック。
秘密のキーワードを何回も間違えるとと8時間程度ロックされ、何もできなくなります。
キーワードを忘れた場合は、ロックされる前に「SECURITY QUESTIONS」でキーワードを変更した方が早い。 - キーワードが正解ならば、古いメアド宛てに送信されたパスコードを入力。