2021年9月13日 DIY/メンテナンス/自作・改造・小技
工具の壁面収納用有孔パネルをDIY
ダイソーから「デザインボード」という商品名でMDF製の有孔パネルが販売されている。
地元のダイソーがリニューアルして品揃えが大幅にアップした。3月からラインナップされていた300×600mmのデザインボードも店頭に置かれるようになったので、早速3枚買ってきた。
有孔パネルは穴のピッチが25mmと35mmが一般的なようで、ダイソーのデザインボードは25mmピッチ。穴径は約5mm。板厚約5mm。
穴ピッチや穴径が一般的なものだと市販のオプション用品が流用できて都合が良い。
デザインボードは他に300mm×400mm、300mm×200mmのサイズがあり、それぞれ200円と100円(税別)。300×600mmは300円(税別)だ。
買ってきたデザインボードの柄はナチュラルなウッド調。
反対面はホワイトな合板調。
店頭には他に片面がブラック、反対面がヘリンボン柄の木目調のものが置いてあった。
MDF材に紙にプリントされた柄が貼られているのだが、穴は片側から打ち抜いている。上の写真のようにキレイに打ち抜けずにバリが残っているものもあるので注意。
購入した2枚はバリが少なかったが、1枚はめちゃくちゃバリが多くて、写真のような有様。
裏表をよく吟味して購入するべし。
工具の壁面収納用のパネルにするため、3枚のデザインボードを横に連結して、900×600mmのパネルにすることにした。
現物のパネルは仕様寸法より若干大きい。※印の寸法は、現物を実測して算出する。
枠は24×12mmのパイン材と9mm角の桧材をボンドで貼り合わせて組んでいる。額縁を9mmにしたのは、横方向を1820mm長の材からちょうど2本取れて、材の無駄が少ないから。
連結するためにまず枠組みを作る。
外枠が組み上がったら、パネルを貼る前にざっとサンドペーパーを掛けて水性ニスで着色。
水性ニスはダイソーの「水性ニス・チーク」。2度塗りしているが3分の1くらいしか使っていない。
ほんの少ししか使わないのならダイソーのニスで充分だ。
ニスが乾いたらもう一度サンドペーパーを掛けて完了。ちゃんとしたものならウレタンニスでフィニッシュするが、今回は手間を惜しんだ。
パネルをボンドで貼り付け。これだけだと工具をぶら下げたときにパネルが外れる可能性もあるため、補強にT型ネイルをタッカーで打ち込んだ。
パネルの継ぎ目のところにも補強材が入れてある。
タッカーの性能が悪いのか、材が堅いのか、腕前が悪いのか、T型ネイルの頭まで打ち込むことが難しかった。
頭の飛び出たネイルはボルトの頭をあてがってハンマーで打ち込んだ。
パネルは2×4材にネジ止めする予定なので、ネジ位置に敷くスペーサーを6個作った。
使用したデザインボードと角材の値段は約2,500円。実はこのコストでシナ合板の900×600mm有孔パネルが買えそうだ。
額縁がいらなければ手間も他のコストも掛からないので検討の価値がある。それと、デザインボードは連結した場所の穴ピッチが約50mm離れるが、1枚ものならそんなことはない。