マグネット式スマホ車載スタンド

バモスにUSB端子のあるオーディオ機器を載せてからiPhoneの音源を聴くようになった。

USBケーブルに繋いだiPhoneはハンドル左横にあるポケットに放り込んでいる。そうするとクルマから降りたときにiPhoneを置き去りにしてしまうことが増えた。
それはポケットが目の届きにくい場所にあり、そんな所にiPhoneを入れるせいだと考えた。

そこで、iPhoneを置く場所を目に付きやすい場所に変えることにした。

手に入れたのは「Humixx 車載ホルダー」というマグネット式のスマホスタンド。

Amazonでは商品タイトルにブランド名を先頭に記載しなければならないという規約があるそうだ。
購入した商品はその点で言えば「【2020最新改良版】【業界初8個磁石内蔵】」という文句から始まるので規約違反であり、買うのは問題がありそうな商品だ。

ユーザーレビューに★1個で「届いた商品が商品写真と違う」というものがあった。確かに届いたものは商品ページに掲載されたものとは「微妙」どころか全然違う。

ユーザーレビューに掲載されている写真を見比べると2020年くらいから変わっているようだ。
つまりデザインが「大幅」に変わったのに商品写真はそのまま、写真を撮り直すのは面倒くさいから旧デザインのままでいいやということだろうか?

デザインに惚れて購入したのならば即返品案件だ。僕はデザインで買った訳でなく、価格と仕様で選んだので、そのまま使うことにした。

パッケージの中身は、スタンド本体の他に付属品と取扱説明書。それに「会員限定プレゼント企画」と書かれたカードが1枚。

取扱説明書は英語、日本語、ドイツ語に対応している。

「会員限定プレゼント企画」カードには「保証期間延長」とか「20%OFF割引券」とか「無料プレゼント」という表記とともにQRコードが印刷されている。
僕は怖くてアクセスできていないので、本当の内容はわからない。君子危うきに近寄らずである。

付属品の内容は、金属プレート大小各1枚とプレート用の保護シート大小各1枚、スタンド本体の貼り替え用予備両面テープ1枚、それに接着面クリーニングシート。

マグネットホルダー部は下のスタンド部と自在ボールで接続され、マグネットホルダー部を180度グルグルと回すことができる。

マグネットホルダー部の一部に切り欠きがある。

この切り欠きにスタンドの首が嵌まるようにするとマグネットホルダー部を一番深く傾けることができる。

スタンドをダッシュボードの上面など水平面に設置する場合、切り欠きを自分の方に向けて設置しないとスマホが上向き加減になってしまう。スタンドを貼り付けるときに注意が必要だ。

スタンド部の底には3Mの「VHB」という両面テープが貼り付け済み。

他の製品で、夏の暑い日にテープが剥がれて落ちやすいと書かれていたので、先日ドライブレコーダー貼り付けで仕様した3Mテープに交換するつもりでいた。

VHBテープの仕様を読むと問題なさそうなのでそのまま使うことにした。ただし「3M」と記載されてもバッタ物があるらしいので大丈夫とは言えないが。

スマホスタンド本体の重量は実測74g。

スマホ側には背面に付属の金属プレートを貼り付ける。
金属プレートの裏面には3Mの「300LSE」という両面テープが貼り付けられている。

スマホに金属プレートを貼り付ける際には、まず付属の保護シートをスマホやスマホカバーに貼り、その上に金属プレートを貼る。

僕はiPhoneをTPU製のクリアケースに入れており、ケース越しでも充分な密着度でマグネットホルダーにくっついたので、ケースの中に金属プレートを入れた。
また、金属プレートがケース内で移動することもなさそうだったので接着していない。

金属プレート大の重量は実測12g。サイズは約65mm×44.5mm。厚さはテープ込みで0.8mm。
ちなみにテープの剥離紙は0.1mm以下でデジタルノギスでは測定不能だった。

金属プレート小の重量は実測9g。サイズは約40mm×30mm。厚さはテープ込みで1.2mm。

僕は金属プレートの厚みが薄く、キャッチ面の広い「大」を使うことにした、

バモスには運転席から目に付くところ、スマホスタンドが貼れる平面、設置したスマホがダッシュボードから上に出ない、という条件のところはメータ右横しかない。

付属のクリーニングシートは使わず、パーツクリーナーで接着する面を脱脂し、スタンドを圧着。

バモスのダッシュボードは表面が平滑ではないため密着性に心配があったので、とにかくグイグイ押しつけるように圧着してみた。

いきなりスマホを取り付けるとテープが剥がれる可能性が高いので、一晩何も取り付けないでこのままの状態で放置した。

僕のiPhoneは初代SEで、小さく軽いため、使用中に首が垂れたり、スタンド本体が剥がれてくることもなく使用できた。

スマホが脱落の心配がない強度で装着でき、スマホを取り外す際も軽く外せ問題なし。

場所的にドリンクホルダーとの干渉がないかチェック。ペットボトルがその場になかったのでパーツクリーナーのスプレー缶を突っ込んでみた。

スマホの置き場的使い方なら問題ないが、ディスプレイ面はハンドルの影に一部隠れる。ディスプレイ全体を見たいという使い方には不向きな場所かも知れない。

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