2020年11月7日 ガジェット
Panasonic 音波振動ハブラシ ドルツ EW-DL36
2014年11月に購入したオムロンの音波式電動歯ブラシが、僕のもカミさんのも相次いで故障して使えなくなってしまった。
家での使い方は、通常手動の歯ブラシで、電動歯ブラシは夜の1回だけ。だから約6年使えたとも言うのか、どちらもスイッチがいかれて動かせなくなってしまった。
そこで、今回はPanasonicの「音波振動ハブラシ ドルツ EW-DL36」を購入した。
今年の8月にモデルチェンジしたばかりの機種でまだ販売価格が高めだったが、先代の替わりがどうしても必要になった。ボディーカラーがピンクとブルーがあり、ソフトイメージのピンクにした。
前回は僕とカミさん用それぞれ1台ずつ買ったけど、家の使用スタイルでは同時に使うことはないので、本体を1台にし初期投資を抑え、ブラシを専用で差し替えて使うことにした。
オムロンの歯ブラシはカミさんのが先に壊れ、それ以来本体を兼用するスタイルが定着したのだ。
EW-DL36は1万円前後で販売されている機種でオムロンに比べ価格が高い。でもこれでもエントリークラスで、最上位クラスは3万円オーバーもする。
ドルツにもEW-DL36より下のグレードのお手軽モデルがラインナップされているが、これにしたのは売りの「ヨコ磨き」に興味があったから。
実際使ってみて、ヨコ磨きは毎分31000ストロークもあるせいか、意識できるほどの動きではなかった。でも、オムロンよりもツルツルになっている気はする。
パッケージの中身は本体の他に充電器、極細毛ブラシ(コンパクト)1本、クリーン&ホワイトブラシ1本、ブラシスタンド、取扱説明書(保証書付き)。
パッケージの中にはブラシが2種1本ずつしか入っていないので、替えブラシの極細毛ブラシ(コンパクト) EW0800-Wとクリーン&ホワイトブラシ EW0820-Wを同時に購入。
極細毛ブラシ(コンパクト) は歯周ポケット・歯間ケア用。クリーン&ホワイトブラシ EW0820-Wは歯の表面・着色汚れケア用。僕は1回交代でどちらも使うことにしている。
ブラウンやフィリップスに比べドルツの替えブラシは低価格。ブラウンやフィリップスは互換品があるくらい高価。
ブラシの使用期間の目安は約3ヶ月だが、ずっと使い続ける消耗品なので安いのはとても助かる。
替えブラシの差し込み口にはゴム状のカラーリングが付いていて、白、青、黄、グレーの4色の取り換え用リングが付属する。ちなみに本体付属ブラシのリングカラーは白が付いている。
リングがゴム状であるため、ブラシを乱暴に拭くと脱落しやすい。
使用者が区別できるように色分けした。ブラシスタンドは4本立てられることができ、家的にはちょうど良かった。
取扱説明書には使い方として、上の歯左右、下の歯左右の4ブロックに分けて、それぞれのブロックで前面、上面、背面を各10秒、1ブロック30秒、全体で2分で磨けと書かれている。
説明書通りにすると流すような磨き方になってちっとも磨けている気がしない。
通っている歯科衛生士の方にも「流すような動きでなく1ヵ所ごとにちょっと当てて次」というような磨き方を勧められた。まあ、今まで通りの自分流で磨くけど。
スイッチを入れると30秒毎に瞬間停止し、2分毎に瞬停を2回繰り返して時間を知らせしてくれる。
ちょっと鬱陶しいがキャンセルする機能はないようだ。まあ、目安にはできるので慣れるしかない。
スイッチを入れて5秒以内にもう一度スイッチを押すとモードを切り替えることができる。モードはノーマルモードとソフトモードがあり、タッチの強さを変えられる。
僕はノーマルモードでOK。電動歯ブラシ初心者はソフトモードが良いかも知れない。
モードはメモリーでき、前回使用したモードでスタートする。
充電は充電器に置くだけで、満充電で使用時間は90分、充電時間は約17時間。充電残量が少なくなるとスイッチを入れたときに警告音が鳴り、充電催促ランプが点滅する。
リチウムイン電池が内蔵されおり、本体を廃棄するときに電池を取り出す方法が用意されている。自分で電池の交換ができそうだが、分解したら防水機能が維持できないそうだ。
ボディサイズや重量はオムロンの時よりサイズアップしたが、ブラシ自体は細くなって使い勝手にあまり支障はない。
オムロンに比べ振動も激しいようで、ブラシを口の中に入れてからオン/オフしないと唾液が飛び散るので注意が必要だ。
磨いた後に舌先で歯をなぞるとツルツルした実感があるので、とりあえず買って満足。毎日2人で使ってオムロンのと同じくらい長く使えると良いな。