2025年1月29日 DIY
マキタ・充電式面木釘打 FN350D
以前ガラポンガチャを作るときに、ステープルやフィニッシュネイルを打つことができるDCMの充電式タッカー T-GT36Vを購入した。
この製品はステープルもフィニッシュネイルも10mmの長さまでにしか対応しておらず、薄物以外には力不足だった。
YouTubeで色んな人のDIY動画を見ていると、合板などを組み立てるときに釘やネジを使わずに、プシュッ、ブシュッと手早く作業していて羨ましく思っていた。
プシュッ、ブシュッとやっているのはたいていエアー式のもの。エアー式は機具自体は比較的安価だがコンプレッサーが必要だ。
場所もないので入手するなら電動が購入候補。信頼性を求めるならマキタかハイコーキにしたい。だが、この電動工具、どちらかというと高額な部類の工具だ。
また、マキタやハイコーキのものは単機能で、ステープルを打つタッカー、頭のないストレートなネイルを打つピンタッカー、T型の頭をもつフィニッシュネイルを打つフィニッシュネイラー(MAXの商品名でマキタは面木釘打、ハイコーキは仕上釘打機)と別々。
欲しかったのはネジ打ち前の仮止めやネジの代わりになるピンタッカーかフィニッシュネイラー。
検討すること数週間。最初はその中でも安価なピンタッカーを第一候補にしていたが、ピンネイルの場合保持力が弱いためネジ打ち前の仮止め用途でしか使えない。
両方揃えることができればよいが、出費は少なく済ませたいのでどちらかひとつ。最終的に少し高額になるがフィニッシュネイラーに決定。
必要予算はバッテリーや充電器を含む一式で新品だと6万円コース。出費は少なく済ませたいので中古で探すことにした。
中古だと万一の場合、機械に不具合がある可能性がある。前に買ったジョイントカッタの前例もあるため、営業所が近く、修理対応しやすいマキタ製品が一番都合が良い。
そして、ついにマキタの「充電式面木釘打 FN350D」をヤフオクで手に入れた。落札したモノは本体と6Ahのバッテリーが付属したものだった。
マキタの充電式面木釘打は18Vのこの機種1機種しかない。ピンタッカーだと10.8Vのものもあるが、どちらにしてもバッテリーも充電器も持っていなかったので、最低バッテリーが付属しているモノを探した。
中古で出品されている多くは本体とケース(それに取説)だけのモノが多い。バッテリーや充電器を別で揃えると新品価格に近くなってしまうのだ。
できれば3点セットで出ていれば良かったが、そういったモノは本体の状態が悪そうだった。
新品であればその他にノーズアダプタと六角棒スパナ、セフティゴーグルが付属している。ゴーグルはなくても構わないがノーズアダプタと六角棒スパナは付いていて欲しい。
中古を買うときには掲載されている写真を念入りにチェック。ノーズアダプタがボロくなっているモノも多い。
取扱説明書はマキタのホームページからPDFファイルでダウンロードできるので、なくてもあまり問題ない。
ドライバガイドの状態。
マガジンの中の状態。あんまり擦れていない。
トリガとトリガロックボタンの状態。トリガロックボタンはこちら側から押し込んであるとトリガが引くことができる。ボタンの上方に鍵が開いた状態のアイコンだ刻印されている。
付属していた6Ahバッテリー。
中古なのでどのくらいの状態か不明だが、満充電の状態で届けられた。
充電器はなかったので製品に付属するモノと同じ「DC18RF」の新品を楽天市場で購入した。
新品だとメーカー価格が16,900円もするが、セット品バラしのモノなのか6,200円で買えた。中古で同じような価格帯だったのでラッキーだった。
USB電源端子が付いていて、最大出力電流2.1Aの充電アダプターとして使える。
バッテリーをセットすると充電状態などをLEDランプで表示する。充電が完了するとメロディーが流れる。メロディーは電子ブザーの他、4種のメロディーの切り替えが可能。
弾がなければ始まらないので打つことのできるフィニッシュネイルを一通り揃えた。
最初なので機械の状態を確認するためにマキタ純正品にした。頭の色を選べるので一番使いそうなベージュで統一。
マキタのフィニッシュネイルはホームセンターであまり見かけない。ネットで一番安く販売されていたタナカ金物プロから取り寄せた。
4,900円以上の買い物で本州送料無料。全部足しても少し足りなかったのでボンドで調整した。
ドキドキしながら35mmのネイルで最初の試し打ち。12mmの合板と2×4材に打ち込んでみた。
手前が一発目で、打ったときの反動で頭が浮いてしまった。中央が2発目。上手くいった。
反動に負けずしっかりとドライバガイドを押し続けないと浮いてしまうようだ。練習が必要だ。