2014年11月2日 カメラ
DMW-RSL1互換シャッターリモコン
また互換品です。
今度の互換品はPanasonic「LUMIX DMC-FZ200」用のシャッターリモコン。
しかし紹介するシャッターリモコンは、純正品の「DMW-RSL1」がシャッターを切るだけに対し、セルフタイマー/インターバル撮影/長時間露光/1秒間隔の複数回数撮影ができる高機能シャッターリモコンなのです。
「LUMIX DMC-FZ200」は動画撮影を目的に購入したカメラです。実際は写真撮影と半々、いや、七三で写真の方が多いかもしれませんが・・・とにかく、このカメラにはインターバル撮影機能がありません。このリモコンはインターバル撮影をするために入手したのです。
中国製の製品で、メーカー名か何かわかりませんが、「SHOOT」とパッケージとリモコン本体にプリントされています。
Amazonで「FZ-200 リモコン」で検索すると、複数のシャッターリモコンがヒットします。有線のもの、ワイヤレスのもの、単機能のもの、多機能のものが存在し、例に漏れず評価も玉石混淆です。
その中で2,400円という低価格で、評価が良さそうな本品を選びました。
パッケージの中身は、リモコン本体/CR-2032ボタン電池/日本語マニュアルの3点。
リモコンは有線でカメラのリモコン端子に接続します。
対応機種は、Panasonic DMC-GX1/DMC-GH2/DMC-G3/DMC-L1K/DMC-FZ200/DMC-FZ20/DMC-FZ30/DMC-FZ50/DMC-LC1。
ボタン電池は本体下部の電池室に入れます。フタを開けるには、フタの横にある穴にボールペンの先などを入れ、引っ掛かっているロックを押し出すように外します。これがなかなか大変です。
ボタン電池は+端子が奥になるように挿入します。
電源スイッチは付いておらず常時ON状態。電池寿命は約3年とマニュアルに記載があります。
電池残量がある場合はディスプレイに何も表示されませんが、残り少なくなるとバッテリーのアイコンが点滅します。
「MODE」ボタンを押すたびに、セルフタイマー→インターバルタイマー→長時間露光→撮影回数設定→とループし、ディスプレイにアイコンが表示されます。
時間や回数の設定は、本体横のジョグダイヤルで行います。ダイヤルを押すたびに、秒→分→時→設定完了→とループします。1秒から99時間59分59秒まで1秒単位で設定できます。
時間の設定はダイヤルを上下に回して行いますが、ダイヤルの操作性が最悪。ダイヤルが回りにくい上に、つい押してしまい、秒から分へ予期せず移行したりしてイライラします。
それぞれの動作モードの時間/回数設定が完了したら、「START/STOP」ボタンを押すとカメラが動作します。途中で中止する場合も「START/STOP」ボタンを押します。
ランプの絵が描かれたボタンは、押すとディスプレイの照明が約10秒間点灯します。3秒以上長押しするとディスプレイに「HOLD」アイコンが表示され、このボタン以外の入力を受け付けなくなります。再度長押しで解除します。
本体中央のボタンはレリーズボタンで、半押しでピント合わせなど、カメラのシャッターと同じ動作をします。ボタンを押しながら上へスライドするとロックし、長時間撮影ができます。
「DMC-FZ200」はバルブ機能がないので長時間露光はできないんですけどね。なお、このボタンは電池がなくてもレリーズ可能です。
動画の撮影ボタンもリモコンできたら良いですが、それには対応していません。残念。
動作モードは複数のモードを組み合わせることができます。
例えば、セルフタイマーを10秒、インターバルタイマーを5秒に設定すると、「START/STOP」ボタンを押すと、最初の1コマ目は10秒後にシャッターが切れ、その後は5秒間隔で撮影します。
逆に言うと、必要のない動作モードの時間/回数設定を「0」にしておかないと、とてもややこしいことになります。
すべての時間/回数設定を一度に解除する方法はあります。「MODE」ボタンとランプボタン、ジョグダイヤルの3つを同時押しします。
実際やってみましたが一度も成功しませんでした。同時に押せるようなボタン配置や形状じゃないからです。
結局各モードでちまちまと、回しにくいジョグダイヤルで「0」にします。あー鬱陶しい。
本体裏側にある窪みは、カメラから外したリモコンソケットカバーのホルダーです。DMC-FZ200はカバーがカメラに付いたままなので必要ありません。
リモコン端子のプラグ。コードの長さは約85cm。
ジョグダイヤルの操作性や設定時間の解除方法が使い勝手をスポイルしています。せっかくの多機能が実にもったいない。しかし値段が値段なので仕方がありません。
同じ機能を持ったJYCというブランド?のワイヤレスタイプリモコンもあります。機会があればこれも試してみたいです。
2014年11月2日 カメラ
DMW-BLC12互換バッテリー
Panasonic「LUMIX DMC-FZ200」用のバッテリー「DMW-BLC12」は、AVCHDフルHDでの動画撮影可能時間が約80分とPDF版の取説に書かれています。
不測の事態に備え、LUMIX DMC-FZ200も予備バッテリーを用意することにしました。
メーカーに関係なく純正品は高いので互換バッテリーで調達することにしました。
例によって互換品の品質は程度の悪いものも数多くあり、性能を満たさないばかりか、本体に悪影響があるかも知れません。このエントリーの内容については自己責任でご判断ください。
Amazonで検索すると、DMW-BLC12互換バッテリーもいくつかの種類と販売先が存在します。
レビューを読んでいると、カメラが認識しないもの、充電が最初からまたは2回目にできなくなったもの、使用時間が短いもの、とにかく玉石混淆で評価はまちまちです。
自分は何となく評価が良さそうな、「SIXOCTAVE」というブランド?のものに賭けてみることにしました。「センチュリー100」というマーケットプレイス扱い商品でAmazon発送のものです。
届けられたバッテリーは上の写真のパッケージに入っていました。メーカー名の記載はありません。
こちらが表面。
ちなみにAmazon価格で純正品6,020円に対し、互換品は1,680円でした。
こちらは裏面。
DMC-FZ200の付属バッテリーには付いていなかった保護カバーが、これには付いています。携帯時にバッグの中でのショート事故が防げるので助かります。
純正品と比較。純正品は1200mAh 8.7Whですが、互換品は1400mAh 10.1Whと容量が多い。
こちらは裏面。どちらも中国製でPSEマークの表示もあります。
端子部側。互換品は端子間のスペースが狭い。
対象機種はLUMIX DMC-GH2/DMC-FZ200/DMC-G5/DMC-G6。ただし、DMC-FZ200/DMC-G5/DMC-G6では残量表示が問題なくできるようですが、他の機種では表示不可と記載があります。
また、正常使用での不具合に無償交換、返金の6ヵ月保証付き。
とりあえず、たぶん充電も正常にできたようなので、カメラに入れてテスト運用中。
<2015年8月24日追記>
詳細データはありませんが、体感的バッテリー寿命は純正品の半分程度か。1400mAhは看板倒れ。
今日互換バッテリーの有望株を導入しました。詳しくは「DMW-BLC12互換バッテリー・その2」を参照してください。ただいま運用検証中。
2014年11月1日 カメラ
Panasonic LUMIX DMC-FZ200がやって来た(オプション編)
「DMC-FZ200」を手に入れたら必ず必要なもの、あった方が良いもの。
まずはSDカード。取説にはClass4以上、容量はSDXC 64GBまで対応と記載されています。これ以上の容量は使えませんとも書いてあります。UHS-Iにも対応しています。
HDR-AS100VにはSDXC 64GBカードを入れましたが、フルに使うことが今までなかったので、とりあえずSDHC 32GBを入れました。
将来バリバリ使うようになったら、改めてSDXC 64GBを考えましょう。その時にはもっと安くなっているかも知れないし。
書き込みが速いに越したことはないだろうと、TranscendのClass10・UHS-I対応・転送速度90MB/sのAmazon限定フラストレーション・フリー・パッケージのものをチョイス。
保護ケースも付属しています。
メディアはバッテリーの下に、ラベル面を上に向けて挿入します。もちろん裏向きに入れることはできないようになっています。
パッケージに一緒に入っているカタログ類と保証書。一応、無期限保証となっているので、この保証書と購入レシート(Amazonの場合は納品書)は捨ててはいけません。
レンズがむき出しなので、レンズ保護のためにフィルターを装着。レンズを傷つけたら修理も高いものになってしまうので、安心料と考えぜひ付けておきたい。
写真はケンコーの「MC PROTECTOR NEO」。フィルターサイズは52mm。UVタイプもラインナップされていますが、デジカメの場合はあまり関係がないらしい。
フィルターをレンズに取り付けたところ。
レンズキャップはフィルターの上からもちゃんとはめられます。
付属のレンズフードもこの状態で装着可能。レンズフードは装着するとロックされ、フィルターの有無に関係なく、取り外すのにちょっと力を掛けなければならないほどしっかりはまります。
「DMC-FZ200」専用液晶保護シート。これもケンコーのものです。クラス最高の厚さと透明度を兼ね備えているらしい。反射も防いでくれるようです。
自分はいつも風呂場で保護シートを貼っています。風呂場は埃が少ないと言われているからです。
2014年11月1日 カメラ
Panasonic LUMIX DMC-FZ200がやって来た(後編)
Panasonicの「LUMIX DMC-FZ200」の購入先は名古屋の「カメラドーム」。
5年保証を付けると一番安かったことと、名古屋へは行くチャンスがあるので、何かあったとき行きやすいことで決めました。
夜に発注したら、翌日には担当者のメールがあり、その翌日に配達されました。極めて迅速です。
パッケージの中身は、写真左上から本体、保証書。充電器、バッテリー、レンズキャップ、レンズキャップひも、CD-ROMと取説。ショルダーストラップ、レンズフード、USB接続ケーブル。
レンズはむき出しになるのでレンズ保護フィルター、それに液晶保護フィルム、予備バッテリー、メディアも商品に含まれないためSDHCもを別に発注しました。
ショルダーストラップは貧弱です。機能的には十分なのかも知れませんが、自分的には許せないので後からこれも注文しました。
「Nikon D70」との比較。「D70」はイメージセンサーがAPS-Cなので本体もレンズもでかい。「DMC-FZ200」が小さくて可愛い。
上からの比較。「D70」のレンズは35mm換算27〜105mm。「DMC-FZ200」は同25〜600mm。センサーサイズが小さいのでレンズもコンパクトにできます。
「DMC-FZ200」のホットシューについている水準器は付属品ではありません。
「D70」から「DMC-FZ200」に持ちかえるとすごく軽く感じます。しかし、それでも500gオーバーなのでビデオカメラより重いはず。
最近のカメラを知りませんでしたが、写真用と動画用のシャッターボタンは別々なんですね。
2014年11月1日 カメラ
Panasonic LUMIX DMC-FZ200がやって来た(前編)
SONYのアクションカメラ「HDR-AS100V」が我が家にやって来て以来、動画撮影や動画編集の面白さに目覚めてしまいました。
それで、アクションカメラ以外のビデオカメラが欲しくなり、そして、やって来たのはPanasonicの「LUMIX DMC-FZ200」でした。
見ての通り「LUMIX DMC-FZ200」は、一眼レフ風のデジタルカメラです。
確かにぱっと見、一眼レフっぽいが、一眼レフでもなければ流行のミラーレス一眼でもありません。ハイエンドというカテゴリーに分類されるコンパクトデジタルカメラです。
だからレンズ交換とかはできない。ですが、今までの経験から交換レンズなんて買ったことないし、1本のレンズですべて賄うことができればそれで良い。逆に言うと「その程度だ」。
つい最近、頼まれ仕事で5分ほどの動画を編集させていただく機会がありました。カミさんが地域活動の一環で引き受けてきた仕事です。
話が来たときは、複数の人が撮ってきたものを素材にするのだろうと思っていましたから、撮影フォーマットをフルHDの1080/60pで統一して欲しいと伝えました。
実際はカミさんが知り合いからビデオカメラを借りてきて、一人で撮影してくることになったので、統一もクソもなかったのですが。
最高画質で撮ったはずの動画は、HDR-AS100Vの動画の方がずっとキレイにみえました。
調べると、撮像素子(イメージセンサー)のサイズが重要なようです。スペック的には借りてきたビデオカメラは1/5.8型。HDR-AS100Vは1/2.3型。面積比で5倍以上も違います。
ちなみにiPhone 5sは1/3型なので、ビデオカメラより面積比で3.4倍以上になります。
一般的にイメージセンサーが大きい方が、当たる光の量が多くなるのでノイズが少なくなります。実際にはレンズの大きさや性能の違いもあるので、単純な画質の比較はできないのですが。
イメージセンサーが小さいとレンズを小さく作れるというメリットがあります。だからあの小さく軽いボディサイズで、光学ズーム50倍というビデオカメラを作ることができます。
高級ビデオカメラは大きなイメージセンサーを搭載しているので、画質が良くなる代わりに、光学ズームの倍率が小さくなり、重量も増し、価格も高くなります。
ミュージックビデオのメイキングなどを観ると、最近のプロの現場では一眼レフカメラが使われています。
使われる理由がいろいろあるらしいですが、イメージセンサーが大きい程ボケやすく、ボケ感もキレイに出るからというのがその一つです。
しかし、当然カメラ本体も交換レンズも高価になるし、第一重量が増えます。多分手持ちで動画撮影なんかしたら、自分なんかすぐに筋肉疲労で挫折しそうです。
センサーサイズは高級ビデオカメラ程度で妥協するほうが、経済的重量的に妥当なようです。
ビデオカメラでは高級機種になってしまうので、ターゲットカメラは「イメージセンサー1/2.3型以上」「1080/60P」「マニュアルフォーカス可能」「バリアングル液晶」「ビューファインダー付き」を最低条件とするコンデジ以上のカメラにすることにしました。
ここで他所からの受け売り知識。デジカメの動画撮影時間に29分59秒制限というものがあります。
これはEU圏の関税率がデジタルカメラ0%、デジタルビデオカメラ4.9%で、動画撮影時間が30分以上だとデジタルビデオカメラに分類されるためのようです。
しかし、AVCHDフォーマットを選べる機種には連続撮影時間に制限がないものもあります。
10月3日にCanonから「PowerShot SX60 HS」という光学65倍ズームのハイエンドコンデジが発売されました。本体だけで月のクレーターが撮影できる高倍率カメラです。
「これがいいな」と思いましたが、まだ出たばかりで価格も5万円台前半にとどまっています。それに65倍なんて自分に使い道があるのかと思い直しました。
毎日のように価格コムを訪れていて、そんな時「LUMIX DMC-FZ200」に出会いました。その時の最安値は31,500円でした。まずは何より安い値段に触発されました。
早速調べると、価格コムのレビュー数も110件を誇る人気機種のようです。そんなに評価も悪くない。自分の5つの最低条件をクリアした上、連続撮影時間無制限です。
レンズは光学24倍ズーム全域F2.8を謳っています。高級ビデオカメラと比べちょっと暗いですがズームに遜色はありません。
2012年8月に初値58,000円ちょっとで売り出され、2年以上経過した少し古い機種です。後継機とおぼしき機種も出ているので、いつ廃番になってもおかしくありません。
価格が下がったと思ったら再び初値近くに値上がったり、品薄になったり、コスト割れで国内製造だったのが中国に移管したりといった歴史もあるようです。
いろいろ調べ、底値と思われる送料込み5年保証付きの31,980円で決断しました。