サーモス・真空断熱ケータイマグ JNL-500

夏場のチョイノリやサイクリングのお供はサーモボトル。いわゆる魔法瓶タイプのボトルです。

氷と一緒に水やドリンクを入れておけば、かなり長い時間冷たいものがいただけます。重量がちょっと嵩むものの、保冷ボトルなど太刀打ちできない強力な助っ人です。
保冷ボトルでは冷たさは長く続きません。暑いときの水分補給に冷水でのどを潤せば生き返ります。コールドは正義なのです。

ロゴスのサーモボトルを永年愛用してきましたが、自転車の振動で塗装も禿げ、かなりくたびれた見映えになってきました。何よりスクリューキャップなので、信号待ちの短い時間に飲むにはせわしなかった。

ちょっと前から買い替えるつもりでサーモスのボトルをウォッチしていました。それが先日Amazonで2,000円を切ったので、チャンスと注文しました。

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手に入れたのは、サーモス・真空断熱ケータイマグ JNL-500。カラーはディープパープル。ホームページを見ると、現時点で6色のカラー展開があります。
Amazonでは色によって販売価格が異なります。自分はディープパープルかバーガンディー(赤)のどちらかと決めていたので、安くなった方を選びました。

このJNL-500は容量が0.5リットルタイプ。JNLシリーズには他に0.35リットルのJNL-350と0.75リットルのJNL-751があります。ちょっと前まで0.6リットルのJNL-600ありましたが現在は廃番。Amazonでもまだ残っているようですが、JNL-751より高かったりします。

パッケージには「わずか210g」と大きく記載され、確かに持った感じ軽い!軽い分ステンレスの厚みは薄くて凹みやすいんじゃないかと想像します。

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白いロックリングを外し、ボタンを押すとバネの力でフタがポップアップします。飲み口が大きいので飲みやすい。
ただし、フタが真上に上がるので視界をふさがれます。飲み口の向きを変えられないから、自転車走行中の使用はとても危険で不向きです。

フタはカチッと音がするまで閉めればロックが掛かります。ボトルケージに入れて走ってきましたが漏れるようなことはありませんでした。

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せんユニットを外した開口部の内径は約40mm。冷蔵庫の四角い氷を製氷庫備え付けのスプーンですくってガラガラと入れられました。

肝心の保冷性能ですが、長時間のサイクリングに使用していないので評価できません。また後日機会があれば追記します。

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JNL-500のサイズはW65×D75×H220mm。カタログ値にはありませんが実際の金属ボディの幅は65mmです。奥行75mmは飲み口のストッパーやヒンジの突き出しを含む寸法です。

当初は500ccのドリンク+氷を入れられるということで、容量の大きなJNL-751を物色していました。これは幅が75mmで、自転車のボトルケージにピッタリサイズのようです。
しかし、高さが255mmあり、フレームサイズが小さいBANANA号では脱着に不便しそうだと諦め、JNL-500に変更しました。幅が細いがボトルケージは可変型なので問題なし。

せんユニットは飲み口やパッキンを分解して掃除できます。部品点数が多いので、その点はちょっと面倒くさそう。どちらにしても完全にキレイにするには、たまのキッチンハイターは必須。

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ファイン・イオンドリンク・ビタミンプラス

いつから販売されているのか知りませんが、いつも愛飲しているファインのイオンドリンクに「イオンドリンク・ビタミンプラス」がラインナップされていました。

とりあえず飲んでみるべと、取り寄せてみました。

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商品の形態は従来のイオンドリンクと変わりませんが、どうやらビタミンB1、B6が追加配合されたのと、ライチ味になったのが大きな違いのようです。
従来品はもちろん今でも併売されています。

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500mlずつの個包装も同じですが、こちらはカラーがショッキングピンク。従来品と混ぜて携帯しても、一目で区別できるのは使い勝手が良い。

栄養成分表示は、1袋(3.2g)当たり/エネルギー:8.2kcal/たんぱく質:0.06g/脂質:0g/炭水化物:1.97g/ナトリウム:259mg/ショ糖:0g/ビタミンB1:1mgビタミンB6:1mg/ビタミンC:150mg/カルシウム:10mg/カリウム:102mg/マグネシウム:3mg/食塩相当量:0.7g/クエン酸:330mg。
電解質濃度は、●陽イオン(mEg/L) Na+:21/K+:5/Ca2+:1/Mg2+:0.5、●陰イオン(mEg/L) Cl-:16.5/citrate3-:10/lactate-:1。
赤色文字は従来品と異なるもの。

飲んだ印象は、ライチ味。まさしくライチの味でした。自分は気にならなかったが、カミさんは甘ったるいとのこと。Amazonのレビューでも同じ指摘の方がいました。
氷でドリンクを冷やしていたので甘みが抑えられた状態だったので、他の季節に通常のボトルに入れて飲むと印象が変わるかも知れません。

ファインのこのシリーズは砂糖類が含まれていないので、そういうものが制限されている方には数少ない選択肢の貴重なひとつです。ただし、その代わりに人工甘味料が入っています。

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おくすりパンチ

先日のエントリーで「ダイソー・7 DAYS ピルケース」を紹介しました。
朝昼晩と飲む薬も間違わず、飲み忘れも防ぐことができ便利になりました。それはそれで良いのですが、使い始めて不便な点がクローズアップされました。

マスで保管するため薬を1個ずつ細切れにします。そうすると、持つ場所が少なくなるので、錠剤を包装から押し出すのがやりにくく、とても不便になったのです。

そうだ、そんな錠剤を包装から押し出す器具を作れば良いのです。きっと同じように不便にしている人がいるぞ。製品化したら儲かるかな?
などと構想を膨らませていましたが、よく考えてみたら、自分が考えるようなことは賢い人が先に考えるだろう。試しにググってみたら、やっぱりいろんな製品が引っ掛かってきました。

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これはそのうちの一つで、長崎の「ぶんぶく」というメーカーの「おくすりパンチ」。メーカーに直接注文すると定形外郵便の送料込みで、商品代のみの970円で買えます。

構造は簡単で、穴が先端に開いていてそこに錠剤を置きます。それをホッチキスのように挟むと、錠剤がパッケージから押し出され、穴から錠剤が下のキャップに落ちる仕組みです。
パッと見、100均でも売っていそうですが、パッケージには「特許出願中」と記載されています。

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透明の包装から取り出すと、こんな状態になっています。先端の黄色い●のついているキャップは取り外せ、器具を使っていないときはこの状態で保管します。

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キャップは包装から押し出した錠剤の受け皿になります。本体の先端にも黄色い●があり、マークを合わせるように合体します。

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キャップの突起と本体のスリットを合わせて押し込みます。最後まで押し込むと突起が段差に掛かってロックされます。
ロックが強固でキャップを外すときにコツがいます。無理に引っ張ると、キャップの中に入った錠剤をぶちまけそうです。前後左右に揺すりながら徐々に引き出すと簡単に外れます。

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錠剤が丸形のものとカプセルなどの大きいもので、受け台を回転させて変えるようになっています。

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錠剤が見える状態で受け台に置き、ホッチキスの要領でプチッと押します。たいていは押した力を緩めて戻すときに、ポロッとキャップの中に錠剤が落ちます。

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カプセルも受け台の向きを変えて同じ要領ですが、形が円柱状なので左右をガードしないと、押したときにズレて外へ飛び出してしまいました。
しかし、カプセルを押し出すのは難しくて、半分だけ押し出されて下に落ちないことがありました。このへんは慣れなのだろう。何回もやる内にそのうち上手く落とせるようになるかも知れません。

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こんな感じでキャップの中に錠剤がたまります。必要な薬を全部キャップの中にためてから飲むことができて便利です。

封筒に同封されていたプリントには「永六輔さんにもお使いいただき・・・」と本人のお礼状ハガキの写真が印刷されていました。永六輔さんも錠剤の押し出しを不便に感じていたのかなぁ。
我が家の年寄りにも使用を薦めてみたら、「まだ自分で開けられる」と軽く拒否されました。

<2014年9月12日追記>
カプセルがうまく押し出せません。小さく切ったカプセルの包装を、カプセル用の大きな穴で落とそうとすると、包装ごと下に落ちてしまったり、中のカプセルを潰してしまったりします。

今日、丸形の穴を見ていたら、楕円になっているのに気付きました。カプセルを楕円の長手の方向に合わせ、包装をずらしながら半分ずつ押し込んだら、うまくカプセルが落ちました。このやり方の方がうまくいくようです。

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MOCREO MOSOUNDミニBluetoothスピーカー

カミさんはよくiPhone 4sでラジオを聞いています。それが最近スピーカーからの音が割れるようになりました。どうやらiPhoneのスピーカーが逝かれちまったようです。

iPhoneを修理するのも買い直すのももったいないし、機種変更もタイミングが悪い。
家の中でラジオを聞くだけなので、iPhoneに接続できる外部スピーカーを探すことにしました。

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あまりお金を掛けたくなかったので、選んだのはMOCREO(モクリオ)というメーカーの「MOSOUNDミニBluetoothスピーカー」。中華メーカーのようです。

購入先はAmazon。ケーブルでの接続が不要なBluetoothに対応していて、2,000円以下なのが気に入りました。レビューでは概ね高評価ですが、電源が入らなくなったなどのハズレもあります。それでも他の商品よりはマシに思えました。

購入したものはホワイトとブルーのツートーンカラー。他にホワイト/グリーンとホワイト/オレンジのツートンとオールブラック、オールホワイトの5種類があります。

オールホワイトが欲しかったのだけど、注文時点では欠品していて入荷時期未定。現在は販売ページからも無かったことになって、買えなくなっています。

側面はつや消しで、ゴムのような優しい手触り。上面の網目部分は何やらベタベタします。埃を寄せ付けなければ良いのですが。

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付属品は充電用のUSBケーブルと取扱説明書の2点。
USBケーブルは長さが20cmくらいで、端子はスタンダードA/マイクロB。充電器そのものは付属していないので、iPhoneのものを流用しました。
取扱説明書はBluetoothのペアリング方法のみ書かれています。その他の情報はホームページからPDFファイルをダウンロードします。

主なスペックは、スピーカー:40mm 2.6Ω 3W、周波数:60kHz〜18kHz、SNR:95dB以下、バッテリー容量:350mAh、充電時間:3時間以下、再生時間:4〜6時間。
サイズは65×65×72mmでコンパクトな手のひらサイズ。

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電源ボタンは本体の底にあります。
電源を入れるとポポポピ、切るとピポポポとでかい音で鳴ります。

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左側面には充電用のマイクロUSB端子とLEDインジケータ。
LEDインジケータはペアリングの状態や充電の状態で色が変わります。結構明るく眩しい。使用中はずっと5秒間隔くらいで点滅しているので、これが気になる方もいるかも。

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右側面はマイクと再生/一時停止スイッチ/応答ボタン。このボタンでiPhoneの「ミュージック」や「NHKネットラジオらじる★らじる」がコントロールできました。

使っていないので確かめていませんが、ダウンロードした取説にはマイクとボタンを使ってハンズフリー通話もできるようです。

Blutoothのペアリングは、まず本体の電源を5秒以上長押しします。するとLEDランプが赤、青と色を変えながら点滅します。
次にiPhoneの「設定」>「Bluetooth」をオンにし、デバイスに「MOCREO mini」が表示されたら、それを選択し、ペアリング完了。

Blutoothのペアリングもすぐに認識できました。本体の電源を切るとiPhoneの「ミュージック」では再生がストップします。次に本体の電源を入れたときもBlutoothの接続はスムーズに行われました。
一応実験してみましたが、8畳間対角の距離では接続が切れることなく再生ができました。

ボリュームは本体に付いていないので、iPhone側でコントロールします。
他社製品では入力端子付きで、2WAYで接続できるものもありますが、この製品はBluetoothだけ。

耳の性能がたいしたことの無い者が論評するのは僭越ですが、肝心の音の方はそんなに悪くありません。スピーカー1個なのでモノラルだし、ベースとか低い音はあまり聞こえてきませんが。
でも、少なくともボリュームを最大にしても音が割れることはありませんでした。最大にすると結構大きな音でやかましい。
手元に置いて聞くぐらいなら、iPhoneのボリューム位置は40%くらいがちょうど良い。

レビューにあるように、電源が入らなくなってしまってはどうしようもありませんが、末永く使え、ラジオのように流し聞きするような用途ならば、良い買い物ができたと言えそうです。
カミさんからのクレームがないことを願います。

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椎間板ヘルニアになった

他のエントリーでちらっと書きましたが、実は「椎間板ヘルニア」と診断されました。

6月末に立てないぐらいのぎっくり腰になり、その後理由のわからない座骨神経痛で右脚が痛むようになり、歩くのも辛くなりました。
かかりつけの整形外科での診断は「腰部脊柱管狭窄症」。歩いたりすると痛みを感じるが、しばらく休むと回復するという「間欠跛行」が特徴です。前屈みになると痛みが軽減するので、歩くより自転車に乗る方が楽だったりします。

先日は机の前に座って半田付け作業しているくらいで腰がぎっくときました。そんな状態なので、ぎっくり腰以来BANANA号の組み立ても中断。未だにチェーンやバーテープが付けられていません。
自転車に乗れるといっても、ロングライドは怖くてとてもできません。ペダルがこげなくなったら、歩くのはさらに困難なはずだから。

そんなこんなで、こちらのブログの更新がおろそかになった、というかネタがなかった。

お盆を過ぎて、薬を飲んでいてもちっとも改善されないし、最初の頃は意識しなかった痛みが自転車に乗っているときにも出るようになりました。
はっきりした原因を知りたかったので、かかりつけ医に紹介状を書いて貰い、9月5日に中東遠総合医療センターでMRI検査を受けてきました。

MRIは7年前にも腰痛で検査したことがありました。その時の機械は検査中ずっと工事中のような大きな打撃音がしていたのですが、今回のものは大きなブザー音の連続で、耳をふさぐ状態は相変わらずですが少しはましになった気がします。
費用も保険適用で前回は2・3万かかった記憶がありますが、今回は3割負担で7,560円で済みました。MRIも一般的になったということでしょうか。安いのは経済的に助かります。

検査後の診断で「椎間板ヘルニア」と診断されました。体にメスを入れなければならないほど深刻な状態ではないし、ヘルニアが小さくなることもあるらしい。
とりあえず、痛み止めの薬でしばらく様子をみることになりました。

薬を飲み始めて4日目になり痛みはなくなったりしませんが、軽減したのは実感できます。
歩く姿勢も腰が曲がり歩幅の狭い年寄りみたいな歩き方しかできなかったのが、普通の姿勢に戻りつつあります。自転車でもうちょっと遠くに行ってみたいような気にもなってきました。

もう1つカミングアウトすると、年明けに交通事故に遭い、しばらく病院通いをしていました。
結局今年に入ってから散々で、まともに自転車に乗れていないのであります。事故のことは決着がついているので、後日エントリーしたい。

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