Polar V650はセンサーを使用しても歩行中の記録をする

GPSサイクルコンピュータ「Polar V650」に「Wahoo RPM SPEED & CADENCE センサー」を追加して、センサーで計測するようにしました。

追加した理由は、GPSだけでの計測ではV650を自転車から外し、持って歩いているだけで計測してしまい、純粋な自転車走行中だけの計測ができないから。センサーで計測するようにすればそれが解消できるのではないかと考えたからです。

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上の写真は先日のサイクリングに行ったときの「polar frow」のログ画面で、富士山静岡空港に立ち寄った部分の拡大地図。
駐輪場のサイクルラックに自転車を引っ掛け、V650を外し、石雲院展望デッキまで歩いて行き、再び駐輪場まで戻ってきている部分です。

その間ケイデンスは当然0rpmを示していますが、スピードは計測されていて、移動したルートも時間も記録されていました。

このときのV650はフロントボタン長押しで一時停止モードにし、ディスプレイロックはON。
オートストップのしきい値は、信号待ちなどの発進時の取りこぼしがないよう低い値を設定していました。

結局GPSをONにしている限り、センサーから離れても記録され続けてしまうようです。

一般的なサイコンV3の比較は、
V3 走行距離:97.53km 走行時間:05:38:29
V650 走行距離:101.95km 走行時間:05:52:01

その差は約4.4km、14分だけV650の数値が多い。
今度はオートストップのしきい値を5kmで設定し、様子を見ることにしてみよう。

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HDR-AS100Vの三脚ネジと外部マイクを同時に使う

SONYのアクションカメラHDR-AS100Vは、三脚に固定して使うと、外部マイクロホンを同時に使うことができません。

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HDR-AS100Vの外部マイク端子(写真の右端にある赤い端子)は、カメラ底部の端子カバーを開けたところにあります。

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三脚を使う時は端子カバーを閉めて、その上から三脚アダプターを装着しなければなりません。

現在販売されている最新機種のHDR-AS300は三脚アダプターなしで三脚に付けられるし、背面のフタを開けた場所に外部マイク端子が用意されているので、何の苦労もなく三脚と外部マイクを同時に使用できます。

「SONY アクションカム 外部マイク 三脚」とググると、同じ課題に直面し、工夫により解決されている先人の方々がいらっしゃいます。

その中でYouTubeに動画を公開されているSkywave400LTDABSさんの「AS200V三脚アダプターで外部マイク接続計画(前編) AS100Vも!」を参考に、というかまんまアイディアを拝借してチャレンジすることにしました。

Skywave400LTDABSさんはスペーサーに「大西 PC-324 M4×15」を使用されていますが、近所のホームセンターには同種のパーツを置いてありません。

ちなみにHDR-AS100VのM4ネジ穴深さは約5mmで、PC-324のネジ長さは7mmありネジが余ります。Skywave400LTDABSさんのように放置するか、削るか、座金を入れるなどの工夫が必要です。

自分はスペーサーの高さをなるべく小さくしたかったのでM4×10のものをヨドバシに注文。
しかし、これがメーカー取り寄せ品で、しかもメーカーにも欠品だそうでいつ入荷するか分からないらしい。

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待ちきれないのでヨドバシをキャンセル。代わりにモノタロウからM4×10mmの六角穴付止めねじ(いわゆるイモネジ)と長ナットを注文しました。

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M4×10mmの小さなサイズの長ナットも近所のホームセンターに置いてません。

ちょうど良いタイミングでモノタロウから500円クーポンを貰えたので、それを送料に当てて部品代だけで購入できました。

なお、三脚アダプター側のM4ネジも約5mm弱あるので、M4×10mmのイモネジを使うと長ナットは長さ10mmでカツカツです。

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三脚アダプターは一本足でカメラと連結されることになるため、後端が浮いて構造的に弱くなるのと、振動で左右に回転してしまう可能性があるため、隙間にゴムスペーサーを挟んで動かないようにします。

そのゴムパーツには10mm厚の天然スポンジゴムを用意したのですが、結果的にスポンジゴムは加工しやすいけど、柔らかすぎて適材ではありませんでした。

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Skywave400LTDABSさんの例だとマイク端子に直接マイクロホンを接続しているようです。

それだと出先で自転車から離れるときに、カメラとマイクをどちらも取り外しているのだろうか?それとも、いちいち三脚アダプターを外してマイクを抜いているのでしょうか?

自分は、マイクは自転車に付けっぱなしにして、カメラだけ取り外しできるように中継コードを入れることにしました。

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用意したケーブルは「ANE-OFC-SCB」。長さ80mmのL型プラグ付き延長ケーブルです。
製品には小さなクリーニングクロスがオマケで付属しています。

以前は、パッケージは袋だけだったみたいですが、「精密機器だから運送中の事故が心配」というAmazonのレビューを受けてかどうか知らないけど、プラケースのパッケージに変更されていました。

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一応、延長ケーブルの有無で録音テストをしてみました。自分の耳的には変化は感じられなかったので問題なさそうです。

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実測長さでは80mmよりちょっと長い。

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この延長コードを選んだ理由は、L型プラグのヘッド部の高さが低そうだったこと。実測すると約9mmくらい。

先に書いたとおり、三脚アダプターとカメラの間をなるべく少なくしたかったので、10mmのスペーサーの間に入るプラグが必要だったのです。

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まず、三脚アダプター用のM4ネジ穴に六角穴付止めねじをねじ込みます。

ちなみにM4六角穴付止めねじに対応するアーレンキーは、2mmのものが必要です。

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六角穴付止めねじに長ナットをねじ込む。

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延長コードとゴムスペーサーをHDR-AS100Vに置いた状態です。

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三脚アダプターを取り付けると、延長ケーブルはゴムスペーサーを回り込んで、写真のような状態で出てきます。

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この状態で先日95kmくらいのサイクリングに行ってきました。

結果は、まず自転車に取り付けてある雲台にカメラを締め付けるときに、ゴムスペーサーが柔らかすぎてカメラと三脚アダプターが横にズレます。

そして、走行中に三脚アダプターの締め付けネジが徐々に緩みます。これもゴムスペーサーの柔らかさのせいでしょう。
走っていたら、ハンドルまわりから異音がしてきて、最初は原因がわからなかったんですけど、ハタと気付いて締め付けネジを締め直したら音がなくなりました。

あと、延長ケーブルを中継してマイクロホンと繋ぐ場合、コードの長さは余裕をもって張らないといけません。
最初あまり余裕がなくて、目的地に着いたときに確認したら、中継コードとマイクコードが抜けていました。多分大きくハンドルを切ったときに抜けてしまったのでしょう。
マイクコードが抜けても中継コードが差し込まれているため、外部マイクが繋がっているのと同じ状態です。内蔵マイクに切り替わったりしません。

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ゴムスペーサーの改善案として、写真のような木製スペーサーを作りました。

最初は硬質ゴムで作るつもりでしたが、最近の長雨でホームセンターに行けず、部屋に転がっていたSPF材の切れ端で作ることにしました。

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細工がとても細かく、カッターナイフとミニルーターとヤスリで現物合わせしながら削ったので見てくれは最悪です。

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一方の面は、カメラの端子カバーを開けた所の凹凸に嵌まるようになっています。

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左右非対称なのは、片側は端子カバーがあるから。左側奥は端子カバーのベルトを逃がすためその分だけ削っています。

もう一方の面は、三脚アダプターの形状に合うようにヤスリで少しずつ削っていきました。

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カメラにはこんな状態で取り付けます。木製スペーサーの左右の土手がストッパーになって横方向へのズレを防いでいます。

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三脚アダプターを取り付けた状態です。

木製スペーサーと延長ケーブルがかなり干渉しますけど、L型プラグのヘッド材質が柔らかいので、うまいこと逃げてくれます。

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三脚アダプターを締め付けるとガシッとした一体感があります。雲台に締め付けてみましたが、このときも左右にズレることがなく、しっかりした状態です。

天気が回復したらテスト撮影しに行くつもり。かなり期待できそうです。

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自作ウインドジャマーを改良

先日行ったサイクリングで、外部マイクと同時に自作したウインドジャマーも使ってみました。

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使用するマイクロホンがT字型なのに、

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フェイクファーの縫い方がいわゆる普通の袋の縫い方。

マイクの網目部分が縫い目に掛からないように被せると、中で位置がズレてしまいます。口の紐もほどけやすく、どうもしっくりこない。

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そこで、縫い糸を一旦ほどいて、上の右側の図のように縫い直しました。

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縫い直した状態。

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ファーが表に来るようにひっくり返してマイクを入れてみました。

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こちらは反対側。

マイクがウインドジャマーの中にしっくり収まって調子よさそうです。

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富士山静岡空港〜静波海岸〜御前崎サイクリング

掛川祭りが終わった翌日、10月9日(月)に富士山静岡空港、静波海岸、そして御前崎を回るサイクリングをしてきました。

先日のサイクリングでは富士山静岡空港は近くを通っただけで金谷に出て、大井川リバティを走って吉田町に出ました。

この日は大井川へは行かず、大井川西側の県道34号を通って海岸線へ出ます。
いろいろ走ったことがない道をチョイスして御前崎まで行き、浜岡へ行くときにいつも通る道を逆順に辿って掛川へ帰るルートです。

例によって全行程録画をしてきました。ただ、今回はいろいろなことを試してきました。

1つはHDR-AS100Vの手振れ補正をOFFにしての撮影。手振れ補正ONだとトンネルなどの暗がりでの画像が悪くなるらしいです。それの確認と実際に手振れ補正OFFでのブレ具合のチェック。

2つめは三脚穴と外部マイクの両立をするために改造したマウントのチェック。

3つめは外部マイクのチェック。

そして4つめはMUSON MC2の常時給電用ケースのチェックと連続撮影のチェックと盛りだくさん。

手振れ補正OFFは、暗部の画質劣化よりも改造した三脚マウントの不具合でのブレ具合の方が気になって、動画編集に使ったiMovieでソフト的なぶれ補正を掛けました。

ちなみにMC2には手振れ補正機能はなく、後方動画のブレ具合は気にならないのでソフト補正も掛けていません。

編集した動画ではソフト的ぶれ補正で気持ち悪く揺れている部分もあり、また、自分の運転技術が拙いので、あらためてHDR-AS100Vの手振れ補正に頼った方が身のためと認識しました。

三脚穴と外部マイクの両立では、走行中に緩んだりして、ブレを誘発する事態になり要改善。

外部マイクはケーブル長の制約も含み設置場所の問題、より良い音が録れる場所を見つけること、走行中にマイクがズレないことなどの課題が見つかりました。

今回の動画では、最初に取り付けた場所がケーブルいっぱいだったため、空港へ付くまでの間にプラグが抜け無音で録れてしまいました。
そこから取り付け位置を変えたのですが、設置方法が不安定だったために満足な音が録れず、録れた音声は使用していません。

MC2の常時給電用ケースは、撮り始めて10分くらいで内部結露をし始め、レンズ周辺に縦縞の曇りが発生しました。特に本体左側(USB端子側)が酷く、映像の左隅が黒く映り込んでしまいました。
防湿シートをケース内に入れるなど対策が必要です。

外部バッテリーの給電は問題ありませんでしたが、サイクリング中ほとんど録画しっぱなしだったため、相良に入ったところで32GB microSDカードの容量を使い切ってしまいました。

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富士山静岡空港の石雲院展望デッキでは土日祝日に無料のコーヒーが飲めるのですが、サービスは11時から15時の間だけ。訪れたのが9時半頃だったので当然いただくことができませんでした。

空港からは空港北側の長〜い直線路を駆け抜けて、まだ走ったことがなかった大井川西の県道34号を通って静波海岸へ。

空港北の直線路は交通量が少ないし、空港側からだとなだらかな下り坂で、走って気持ちが良い。
県道34号は東名高速吉田ICに繋がる道路のせいか、街中を走る道路で交通量も多いし、路肩も広くないので楽しくない。通るなら別の道を発掘する必要があります。

ちょうど同じ日、サーフィンしている間にクルマが6台盗まれるという事件が大洗町でありましたが、静波海岸もサーフィンをしている人たちのクルマで溢れていました。

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旧駿遠線・地頭方駅跡です。前回は自転車道から途中で離脱したのでここまで来ませんでした。

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御前崎港で海上保安庁の巡視船ふじが停泊していました。

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御前崎のなぶら市場で昼飯。初めて食べた「南鮪のフリット定食」1000円。
ちょっと訪れる時間が遅かったといっても13時前なのに、海鮮丼などの人気メニューはすでに売り切れていました。

3週間近く間の開いたサイクリングだったせいか、後半左膝が痛くなってきました。最低週一で走らないとすぐ身体が鈍ります。

迷走距離:97.53km Av:17.29km/h

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自作ウインドジャマー

市販されているマイクロホンによってはウインドスクリーンが最初から付属するものもありますが、「OLYMPUS ME51SW」には付属しないので、ウインドジャマーを自作しました。

ウインドスクリーンとかウインドジャマーというのは、簡単に言うと風防。マイクロホンに風の音が入らないようにするためのマイクのカバーです。

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材料は手芸用品店で買ってきた「フェイクファーテープ」。

本当は3年以上前、HDR-AS100Vを買ったばかりの時に用意していたものです。
HDR-AS100Vのマイクに付けるとヒゲを生やしたみたいになるので、何となく付けるのをためらっていて、やっと活躍の場が得られたのです。

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カバーするマイクのサイズに合わせて必要分カット。
裏向きに二つ折りにして二方を縫い付け袋状にします。
開いている一方に紐を通す。この紐は蛍光灯にぶら下がってていたスイッチの紐です。

黒っぽい生地に黒の糸で縫っているから、どこを縫っているか分からなくなります。縫い方も粗いので同じ場所を二度縫いしてごまかしました。
手芸が苦手でもひっくり返したら何も分からなくなるから大丈夫。

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ファーの側が表を向くようにひっくり返す。
縫い代で巻き込まれてしまったファーを表に引きずり出してやります。

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マイクを中に入れるとまるで毬栗のよう。

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マイクが外に出てこないように、入口の紐を絞って完成です。う〜んボサボサ頭。

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寝起きの誰かみたいだったので、ま〜るくなるように適当にカット。見映えが良くなりました。

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