モバイルバッテリー cheero Power Plus 3 10050mAh

サイクリングでiPhoneを道案内に使っていた頃はモバイルバッテリーを必ず携帯していました。
iPhoneで地図を表示しっぱなしだと、途中でバッテリー残量がなくなり困ることになるからです。

道案内にPolar V650を使うようになって、バッテリーの消耗が少ないので、途中でバッテリー切れも起きない。iPhoneも通常の使い方になってモバイルバッテリーの呪縛から解放されました。

しかし、近頃サイクリングでムービーを常時撮影するようになって、カメラを外部給電するために再びモバイルバッテリーを携帯するようになりました。
しかもライトも外部バッテリー式のものにしたので2つも載せることになったのです。

さらに後方撮影カメラも外部給電を考えています。都合3つもバッテリーを載せることになり、自転車の重量が増すばかりです。

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そこで、増え続けるバッテリー問題を解決するために、「cheero Power Plus 3 10050mAh」をゲットしました。

「cheero Power Plus 3」はシリーズ名称で、10050mAhの他に、20100mAh、13400mAh、6700mAh、5200mAh、3350mAhの6種類がラインナップされています。

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何故「cheero Power Plus 3」の10050mAhのものにしたかというと、前方カメラとライトを兼用させるのに充分な容量と出力ポートが2つあるからです。

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モバイルバッテリー RAVPOWER RP-PB17」と「Te-Rich 1200ルーメン自転車ライト」用バッテリーの重量合計は257g。
「cheero Power Plus 3 10050mAh」は189g。差し引き68g減量できました。

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最近は10000mAhオーバーのモバイルバッテリーも安価になり、出力ポートが2つある製品も選択肢がいろいろあります。

あえて「cheero Power Plus 3 10050mAh」にしたのは、サイズが92mm×62mm×23mmで、とくに長さが短いことが重要。
USBプラグを出力ポートに差し込んだままで「TOPEAK トライバッグ」にちょうど納まるのサイズなのです。

他社品では薄型だけど、長さがiPhone SEと同程度くらい。それだとトライバッグの内寸と同じくらいでプラグを差す余裕がありません。

「TOPEAK トライバッグ」のポケットが2つのバッテリーに占有されていたので、省スペースにも貢献してくれます。

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左はTe-Rich用バッテリーで、右がRAVPOWER RP-PB17。

Te-Rich用バッテリーは4400mAhで、RAVPOWER RP-PB17は5200mAh。2つ分以上の容量があるためサイズがちょっと大きい。

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厚みは3機種とも同程度。

実はTe-Rich用バッテリーを後方カメラ用のバッテリーにするつもりだったのだがダメでした。これは出力が3.7Vで、一瞬電源が入るがすぐに電源が切れてしまいました。
カメラの内蔵バッテリーが3.7Vだったので使えると思ったのですが、うまくいかないものです。

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パッケージの中身は、日英対応の取扱説明書、本体、USBケーブルの3点。

本体カラーは、ホワイトの他にブラック、ローズゴールドがあります。

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バッテリーのスペックは、容量3.6V 10050mAh 36.18Wh、Input DC5V 2A、Output DC5V 2.4A(2ポート合計)。

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前面の電源ボタンを押すと、インジケーターの点灯状態で残容量を確認できます。初期状態はインジケーターが2つ点灯しました。

インジケーター4個点灯で76〜100%、3個で51〜75%、2個で26〜50%、1個で6〜25%の残量。
1〜5%になるとインジケーター1個が点滅。一つも点灯しなければ0%です。

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入力は2A充電器に対応しています。充電を開始するとインジケーターが順に点滅します。初期状態はインジケーターが1個点灯、1つ点滅でした。

充電が進むにつれ、点灯するインジケーターが増え、4つ全部点灯したら充電完了。
2A充電器使用で、満充電に約6時間30分かかるようです。

機器に充電したり電源を供給するには、ケーブル接続後電源ボタンを押します。
ケーブルをカメラなどに繋いだだけでは給電されないので、毎回外部給電されているか確認していないと痛い目に合う。
RAVPOWER RP-PB17は自動認識してくれるので、その方が手間がなかったりします。

残量確認など電源ボタンを押すと1分間は電源ON状態になるため、ボタン押下直後に接続すると、いきなり充電などが始まる場合もあります。

実際に2つの出力ポートにアクションカメラHDR-AS100VとTe-Richライトを接続し、Te-Rich点灯状態で動画を撮影してみました。
とりあえず5分ちょっと撮影したところ、どちらも問題なく動作しました。

撮影した動画画面を確認していたら途中からバタバタ揺れるような状態になり、ライトが電源干渉しているのかと一瞬思い焦りました。
Te-Richはハイモードだと問題ないけど、ミドルだと照らされた光がバタバタ揺れて見えます。ライトが当たっていない場所は正常に撮影されていたので、ライトの光を異常動作と見間違えたのでした。

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MUSON MC2に外部給電用防水ケース

先日の「浜松御前崎自転車道(弁天大橋〜中田島砂丘)サイクリング」でGoProもどきアクションカメラ「MUSON MC2」をサブカメラとして撮影してきましたが、電池保ちや動作中の確認のしにくさ、発熱などの問題をクリアするためには外部バッテリー化を考えた方が良さそうだと書きました。

防水ケースに穴を開けるか、それともネイキッドフレームにするか考えました。
いっそのことMC2を後方撮影専用にして常時録画させた方が、撮影や動作確認に気を遣わなくても良いんじゃないかという考えもあります。
撮影に気が散って自転車の運転がおろそかになっては本末転倒です。

で、後輪ハブ軸に装着した場合、地面に近いから石や水を跳ねたりするだろうと、ネイキッドフレームはとりあえず却下。防水ケースに穴を開けた場合も、そこから浸水するかも知れない。

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そしたら、こんな防水ケースがありました。

Amazonの商品名は「ウェアラブルカメラ汎用式 オートバイ用 防水ハウジングケース 常時給電充電ケーブル同梱 バイク/車アクセサリー LANCERTECH正規品 対応機種:SJCAM SJ4000 DBPOWER EX5000 MUSON C1 WIMIUS Q1 (SJ4000シリーズ防水ケース+充電ケーブル)」。

対応機種にMC2も記載されているし、ユーザーレビューでもちゃんと使えたという報告があったので買ってみました。

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パッケージの中身は、収納袋、USBケーブル、ケース本体、クイックリリースバックル、保証書。

収納袋は、ケースを入れるにはあまり余裕がなくて、無理に入れるとレンズやバックドアに擦り傷を付けそうです。そんなに柔らかい材質でもないし。

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ケースには、カメラのUSB端子の位置に穴が明いていて、ケーブルを通せるようになっています。

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入手時はキャップがねじ込まれていてコインで緩めるのですが、思いっきり堅く締まっていました。

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付属のUSBケーブルは1.5mの長さがあります。ケーブルの途中には移動可能なプラ製キャップ。キャップ内にはゴムパッキンが入っていて、ケーブルが貫通しています。

その程度の防水で本格的な水中撮影で浸水が防げるのか、ちょっと心許ない感じ。

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左が本品で、右がMC2付属のケース。

バックドアのパッキンがちょっと異なります。MC2は本体ケースの端に接して圧着するが、本品はパッキンが本体ケースの内部にまで挿入されて圧着します。

報告ではMC2付属のスリット付きバックドアとは付け替えできないようです。

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MC2はケースに入れるとケーブル穴とUSB端子位置がぴったり合う。

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カメラにUSBケーブルを接続するときは、先にカメラをケースに入れてから接続します。

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プラキャップをねじ込んで準備完了。

電源ボタン、シャッター、アップ/ダウンボタンも普通に使用できました。また、USBケーブルとモバイルバッテリーを接続し、通電も確認できました。

なお、掲載している写真は、レンズ部とバックドアの保護フィルムが貼ったままになっています。もちろん実際に撮影するときは、どちらも剥がさなければならなければいけません。
レンズ部の保護フィルムはサイズピッタリで、剥がすのに手こずりました。

USBケーブルは1.5mもあるので長すぎる気もしますが、多分サドルバッグにモバイルバッテリーを入れて給電することになると思います。

ちなみにMC2はモバイルバッテリーに接続したとたん、電源ボタンを押さなくてもONする謎仕様。でも、モバイルバッテリーを繋いだ状態でも電源OFFはできます。

<2017年10月13日追記>
10月9日のサイクリングに早速投入しました。結果はケース内部に結露して映像の一部に黒く映り込みます。

撮ってきた映像は「富士山静岡空港〜静波海岸〜御前崎サイクリング」を参照。MUSON MC2は後方を映した部分のみです。

MUSON MC2を本品に入れて、後輪ハブ軸に設置。内蔵バッテリを入れたまま外部にモバイルバッテリーを接続。天気は晴天。

朝8時頃から撮影を開始して7分後辺りから、映像左上下隅に曇りが見え始めました。20分後には黒く画面を遮るほどになりました。
ケースを見るとレンズ部左右に縦縞状に結露があり、特に左側(USB端子側)の映り込みが酷い。

9月並みの気温だったり、10時頃クリーニングして再び結露したこと、お昼頃まで撮影していても解消されなかったので、防湿シートなどの対策が必須だと思います。

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TELESIN GoPro対応ロールバーマウント

アクションカメラMUSON MC2を自転車にマウントするのに、付属のパイプマウントでは細いハンドルなど限られたサイズにしかクランプできないので、太いパイプ径に対応するロールバーマウントを購入しました。

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手に入れたのは、「TELESIN GoPro対応ロールバーマウント」。
Amazonの商品ページには約0.88〜1.95インチ(22.5-50mm)に対応すると記載されています。

購入時の価格は999円で比較的安価。Telesin Ltd販売、Amazon.co.jp発送商品ですが、注文金額2,000円以上でなく本品だけの注文で、送料無料で送ってくれます。

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パッケージのビニール袋の中身は、延長アーム大小各1点、ネジ2本、マウント(ネジ付き)。
延長アームはどちらも取り付けたパイプに対して直交するタイプ。

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左がMUSON MC2付属のパイプマウントで、右が本品。対応径がデカい分ごつい。
マウントするネジの取り付け方が異なります。

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締め付けネジの片側だけ切り欠きになっていて、ネジを全部緩めなくても本体から取り外すことができます。

ボルトの頭とツマミの先端が本体のくぼみに嵌め込まれる構造になっているため、思いの外たくさん緩めないと分離できません。

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しかし、GoPro規格のマウントは面倒くさい。単純な構造で組み合わせで様々な形態に対応できるのは良いが、カメラをマウントに取り付ける時でさえネジ穴が一致しないとネジを挿入できない。

位置決めをブラインドでできないということは、マウントする場所によっては身体をかがませなければいけなかったり、とにかく面倒。

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クランプ本体の内側には一応薄っぺらいゴムが貼られていて、滑り止めや相手を傷つけにくい配慮がされています。

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工作精度がいい加減なのかゴムが浮いていたりします。使っているうちに密着してきたので問題ないと言っちゃあ問題ないけど。

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ドロップハンドルの下ハンに付けたり、

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シートポストにクランプしたり、マウントできる場所のバリエーションができました。

サドル下のこの位置のクランプはネジが前方に飛び出して、ペダリングの時に内ももに干渉し、がに股になります。長時間の走行はあんまりよろしくない。

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掛け時計のムーブメントを換装

いつから使い始めたか分からないが、壁に掛けていた時計が動かなくなりました。

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文字盤に「KUMON」って入っているから、多分20年近くにはなるんじゃないかな?

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ムーブメント自体を修理するという手もあって一応バラしてみました。しかし、よくわからん。
ムーブメントはそんなに高価ではないので、新しいものと入れ替えることにしました。

元から付いていたムーブメントには「TOCHIGI TOKEI」と刻まれていました。ググってみたましが、この会社は既になくなっているみたいです。

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ムーブメントを入れ替える時に必要な情報は、ケースの縦・横・高さのサイズ、そして軸の形状と高さ、ネジ部の高さ。

ケースの寸法は、ムーブメントが埋め込まれている場合は重要だが、むき出しで取り付けられているときはあまり重要でない。

軸の形状は、大きく分けてセイコーのものとリズム時計のものとに分けられ、針を取り付ける軸の径が異なるようです。

軸の高さは長いと前面にガラスが貼られていれば接触するし、ネジ部の高さは文字盤の厚みに左右されます。

元から付いていたムーブメントの寸法を測ったらセイコータイプのようで、実際にムーブメントを探したら、セイコー以外からもいろいろなメーカー製があるようだ。しかも商品ページのサイズ表記もまちまちで迷います。

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セイコータイプのショートシャフトのサイズに一番近そうだったので、一番安く販売していた「画材・ものづくりのARTLOCO」という店から取り寄せてみました。

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パッケージの中身は、文字盤のガイドシート、掛け金具、文字盤固定ナット、ゴムパッキン、ムーブメント本体、単三電池、組み立て説明書。

セットには電池まで含まれていて、組み立てたらすぐに動かすことができます。

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ムーブメントには「SKP」の刻印とスタンプで「28009V」と押されています。

「SKP」はセイコークロック社製であること。セイコークロックのホームページには、「28009」はステップ運針のネジシャフト長さが4.5mmの品番と記載されています。

ホームページには法人向け製品とあるので、手に入れたものは電子工作のセットとして販売されている商品なんだろう。

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左が元から付いていたもので、右が新しく手に入れたムーブメント。ほとんど同じ。
大きな違いは付属していたナットが、今までは円形の切れ込みが入ったものだったのが、六角形状であることくらい。

組み立ては分解以上に簡単。気を遣ったのは針を装着するときに、時針、分針を12時に揃えることと軸にまっすぐ押し込むことくらい。
軸の径が一緒だったので針がそのまま使えてラッキーでした。

実はYahoo!ショッピングのお店で注文したのですが、ウォレットの引き落とし通知が来ただけで、注文確認メールも発送完了メールも来ませんでした。
ちょっと不安がありましたが、ちゃんと佐川さんが届けてくれたので良かった。

楽天市場にもお店があり、同じ価格、送料なので、そちらを貼っておきます。スイープ式も扱いあり。

<2017年10月25日追記>
「注文確認メールも発送完了メールも来ませんでした」と書きましたが、別アドレス宛にメールが来ていました。

僕はYahoo!プレミアム会員なのですが、会員登録にはnade-o.comのアドレスを使っています。最初の受注確認メールはこのアドレス宛に来ました。

ところが注文確認メールと発送完了メールは、なんとYahooアドレス宛に来ていたのです。

Yahooアドレスなんて普段使っていませんし、見もしないので全然気付きませんでした。今までこんなことなかったのでビックリ!

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CYCLE SPORTS オリジナル防水ポーチVer.5

サイクリングに出掛けるときはiPhoneを持って行きます。
夏場のサイクリングではリュックとかバッグは背負っていかないから、iPhoneはジャージの背中ポケットにそのまま突っ込みます。

以前は手帳型の二つ折りカバーを使っていましたが、アクションカメラのモニター代わりに使うようになって、背面と側面だけカバーする透明ケースに替えました。

二つ折りカバーの時は気にしていませんでしたが、液晶ディスプレイが剥き出しになって、夏場だと汗をかいた手で触るから画面の汚れとか気になってきました。
それに今のところ問題はないけれど、汗の量によっては水没事故が発生することもあるらしい。

iPhoneを「ジップロックか何かに入れなきゃなぁ」と思っていたところに、たまたま自転車専門誌「CYCLE SPORTS」のWeb広告を見かけ、今月号の付録が「オリジナル防水ポーチVer.5」だと。

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「Ver.5」とあるように、「CYCLE SPORTS」では数年前からちょっとずつ変更を加えながら、この時期に「オリジナル防水ポーチ」を付録に付けていました。

出掛けたついでに書店に寄って「CYCLE SPORTS 11月号」をゲットしてきました。自転車雑誌を買うなんて何年振りだろうか?

ちなみに他社誌の「BICYCLE CLUB 11月号」にも付録が付いていて、そっちは未使用時にコンパクトに折りたためる簡易リュックでした。
こっちにも心が動きましたが、使用頻度的に思い直して放棄することにしました。

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こちらが付録の防水ポーチ。ネームプレートに使うようなちょっと厚めのビニール袋です。

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スマホを入れるポケットの口は三重の圧着ファスナー。
ビニールがiPhoneにくっついて抵抗となり、意外と入れにくい。

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さらにマジックテープが付いており、ロールアップして厳重に封印します。

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iPhone SEなら余裕のサイズ感。

ポーチ内部のサイズは実測で、横96mm、縦はマジックテープの上端まで160mm。

「ほとんどの機種には対応しますが、一部対応しない機種もあります。」という曖昧表記しかないが、使用上の注意書きにiPhone 7やiPhone 7Plusの記述があるので、その辺までは入るのでしょう。

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ちょっと反応が鈍くなりますが、一応タッチにも反応し操作ができました。

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外ポケットは2ヵ所あり、クレジットカードが入る大きさ。
写真のmanacaが入っているフラップ側は1枚でいっぱいだが、nanacoカードが入っている方は3枚入りました。

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フラップを閉じた状態。赤い●部はマジックテープ。

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nanacoカードを入れたポケットは小銭入れの想定のようです。

自分的には、保険証とデビットカードやnanacoカード、あと緊急用紙幣が2枚くらい入ってくれれば良いのでOK。

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クリップ付きのストラップが付いていて、ポケットの縁に挟んでおけば、走っている最中にポーチがポケットから落ちてしまう事故を軽減できそうです。

過去のレビューではマジックテープが剥がれたとか、ビニールが裂けたとかの報告があります。寒い時期だとビニールが堅くなって扱いずらそうだが、長持ちしてくれればうれしい。

<2017年10月19日追記>
車載動画を撮影しながらのサイクリングのときにはデメリットがあるなと思いました。

というのも、アクションカメラの起動・停止をスマホのカメラアプリで行います。
カメラアプリは強制的にディスプレイOFFにしないとディスプレイは表示しっぱなしになります。

iPhoneの場合は本体上部のボタンを押せばディスプレイOFFになるんだけど、このポケットに入れているとアクセスできない。
なのでバッテリーがいつも以上に消耗してヤバいことになりました。

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