1月3日にカミさんと一緒に、袋井市にある富士浅間宮へ自転車で行ってきました。
袋井市と掛川市の境あたり、国道1号の不入斗入口交差点を南へ入ると旧東海道に突き当たります。その角に富士浅間宮の赤鳥居があります。
ちなみに不入斗入口交差点には「Funyuto Ent.」と表示されているが、地名は「いりやまぜ」というらしい。
他にも「いりやまず」と読む地名も存在するようで、実際のところ、ここがどう呼ばれているのかは地元の人に聞いてみないとわかりません。
その鳥居の下に「←800m」と案内が掲示されています。
ちょっと前に行ったんですけど、結局本殿を探すことができず、帰ってしまいました。
そんないきさつから、鳥居はあるのに本体が見当たらない謎の神社として気になっていたのです。
その時はGoogle Mapでも見つけられなかったのですが、ある程度の縮尺まで拡大すると富士浅間宮が地図上に現れ、東名高速を越えた所に存在することがわかりました。
不入斗入口交差点を渡り、東名高速道路のガードをくぐると富士浅間宮の入口に到着。
石段横の看板に「車馬ヲ乗入ル事」禁止と書かれていたので、注意に従って、看板の裏あたりに駐輪することにしました。もっとも自転車ではこの階段は登れません。
この看板には他に、「魚鳥獣ヲ捕ル事」「竹木ヲ伐ル事」を「禁止候」と書かれています。
石段は途中で90度に折れ曲がっていて、全部で130段くらいありました。
石段の先の第二の鳥居。
さらにその先にある山門。
旧東海道の赤鳥居はピカピカだったので期待していたのですが、本体はぐっと渋く古びていました。
山門に架けられたしめ縄は藁じゃなくて布製。
多分毎年付け替えなくても済むように考えられた省エネタイプなのかも。
山門をくぐると、地面に礎石がいくつも残っていました。
案内によると安政の大地震で倒壊してしまったようです。
山門の突き当たりにある手水舎。
溜まっている水がいつからのものか不安があったので、奥の蛇口をひねって、そこから出てくる水を柄杓で受けて手を清めました。
参道の途中に脇道があり、そこは茶畑に続いています。木々が鬱蒼として何かがいそうな雰囲気。
参道を進んだ左側に本殿が現れます。
御祭神は木花開耶姫(コノハナサクヤヒメ)。
木花開耶姫は、富士山信仰の総本山の富士山本宮浅間大社の社伝では水の神とされ、噴火を鎮めるために富士山に祀られたそうです。このことから、妻の守護神、安産の神、子育ての神とされているそうです(by Wikipedia)。
結構大きな神社ですが、お正月だというのに参拝する人もなくひっそりとした感じ。
裏手に回ると摂末社が一堂に並んでいます。
摂末社の内訳。
本殿は桃山時代に建てられたもので、国の重要文化財に指定されています。
透かし塀から本殿を覗いてみました。
帰りに地元に永く住む親戚の家に寄りましたが、地元の人でも富士浅間宮のことはあまり知られていない印象でした。
その昔は不入斗村一帯が神領という広い敷地を持ち、流鏑馬祭も行われたような神社だったらしい。現在は地域の氏神様のような感じなのがもったいない。
他所のブログでは、近くに宮司さんも住まわれていて、御朱印もいただけるようです。
2017年1月1日 ぶらり
2017年元旦の初詣
2017年新年の初詣は、まだ除夜の鐘が鳴り響く深夜に、地元の氏神様へカミさんと詣でてきました。
新しく作り直された鳥居はライトアップされて浮かび上がっていました。
狭い境内では火の回りに世話役や若い衆が集い、甘酒や焼き鳥を振る舞っており、自分たちもいただいてきました。
あまり多くはないが、近所の方もチラホラお参りに来られていました。
いつも行く龍尾神社へは午後から子供たちも一緒に初詣。こちらは例年通り長いお参りの行列。
1年の幸を祈願してきました。
ついでに同じ敷地内のお稲荷さんにもお参り。
この後久し振りに家族でカラオケへ。何年振りかのカラオケで、全然声が出ませんでした。
2016年12月25日 ぶらり
さよなら「ヤマハリゾートつま恋」
今日(12月25日)で閉鎖になった「ヤマハリゾートつま恋」へ、カミさんと自転車に乗って行ってきました。
実は昨日も北ゲートまで来て、写真だけを撮って帰りました。帰ってきてから「つま恋」のホームページを見たら、12月の土日祝日だけ入園料無料で開放していようです。
それと、本当の閉鎖日が今日だということも改めて確認したので、カミさんと行ってきたのです。
同じように閉鎖を惜しむ人々が多いのか、駐車場はクルマであふれていました。
入場ゲートを通るときに係員から「ヘルメット着用なら自転車で園内を走行できた」と言われました。
園内はレンタサイクルでしか走れないと思っていたので、ヘルメットを被って行かなかったのです。知っていたら用意万端だったのに惜しいことをしました。
自転車を駐輪場に置き、まずは「Sport Man’s Club」へ。
1階の喫茶ウィーンの一角で「ポピュラーソングコンテスト・ヒストリー・コーナー」が開催されていました。
メインボードでは当時の秘蔵写真のスライド上映と受賞曲が流されていました。
第1回からの受賞曲が、当時流行っていた曲や世の中の出来事と一緒に紹介するパネル展示。
展示された年表を見ると、ポプコンは1986年7月の第32回が最終回。こうやって見るとエキシビションホールでいろんな人のコンサートが開かれていたんだなぁ。
1985年の「吉田拓郎 ONE LAST NIGHT IN つま恋」にはカミさんと一緒に観に来たっけ。
その後園内を歩いて散策。
ホテル中庭では毎年冬にイルミネーションが行われていたけど、LEDはすっかり撤去されてウッドデッキだけになっていました。
もみじ坂の落ち葉がキレイ。
子供たちが小さい頃は、夏にウォータープールにも来たことがありました。
「吉田拓郎 ONE LAST NIGHT IN つま恋」などや、近年はPerfumeらが出演したアミューズのBBQが開催された多目的広場。
そういえば、花火大会が行われたこともあった。すぐ頭上に打ち上げられるので、煙がもうもうとなって、よく見えなかった思い出。
満水(たまり)池。釣りをしている人がチラホラと。
ポプコンやいろいろなコンサートが開かれていたエキシビションホール。今は卓球やバドミントンコートになっています。
運動をしている人たちの向こう側のステージ上には、ギターを抱えて吉田拓郎を歌う人たち。そしてそれを取材するNHKというシュールな光景。
2日前の静岡新聞で報道されましたが、つま恋はホテルマネージメントインターナショナル(HMIホテルグループ、本社・神戸市)という企業と売却交渉を進めているようです。
また、小耳にはさんだ未確認情報では明日(12月26日)その発表があるとかないとか。
どちらにしても、現在の自然あふれる景観で存続してくれたら地元民としてはうれしい。
2016年12月18日 ぶらり
「おんな城主 直虎」ご当地トークショーで清水港へ行ってきた
今日(12月18日(日))はカミさんと一緒に静岡市の清水へ行ってきました。
NHKの『「おんな城主 直虎」ご当地トーク 〜静岡市〜』というイベント観覧が目的です。
JR東海道本線清水駅に降り立つと富士山が迎えてくれました。
無料のシャトルバスが清水駅から出ていましたが、時間もあったので歩いて会場へ向かいました。
会場の清水マリンビル。
トークショーのゲストは、今川義元役の春風亭昇太さんと大河ドラマ時代考証の小和田哲男さん。司会はNHK静岡放送局の関口泰雅アナウンサー。
春風亭昇太さんはすぐに死んでしまうらしいが、第1回目から出演されるとのこと。
イベントは1時間半くらいのものでしたが、来年から始まるドラマが観たくなるような話しが面白く聞けました。
イベント終了後、富士山を観に岸壁へ。
普段地元では小さな富士山しか見えませんが、30倍ズームでここまで接近できました。
県道223(ふ・じ・さん)号の標識。
県道223号は、清水港のフェリー乗り場から土肥港までを結ぶ航路上の海上県道。2013年4月12日に観光目的に指定された県道だそうな。
対岸に見えたエスパルスドリームプラザの観覧車。
ウッドデッキには光のオブジェクト。
多分夜観たらきっとキレイなんじゃないかな。
付近を歩いて気がついたのはネコが多いこと。あっちこっちでネコが群れてひなたぼっこ。
日中は風もなく、日陰に入ると寒いが、陽の当たるところは暖かく、ネコじゃなくても外にいて気持ちの良い天気でした。
2016年12月12日 園芸
2016年のデコポン
今年の3月に我が家で収穫したデコポンはとてもおいしかった。
昨年は1個しか実らなかったけど、今年は何と3個もスクスクと育っています。
来年2月頭に収穫。それから1ヶ月間追熟して、食べられるのは3月なってからだけど、楽しみです。
こっちは親父さんが育てている甘夏。8個も実が付いてデコポン負けてる。
真横に向いてついてる甘夏は、なんかシュール。