2016年12月2日 カメラ
NP-BX1互換バッテリー
DDMC-TZ70用に購入した「DSTE」という中国メーカーの互換バッテリーが思いの外調子が良い。
まあ、調子が良いと言っても何するわけでもなく、ただ単に純正品並みに電池が保ち、普通に充電できているだけですけど。
中国製の互換バッテリーはすぐにバッテリーがなくなるとか、充電できなくなったとか、燃えたとか聞くもんだから、電池の減りをあまり心配しないで普通に使用できるだけで、良かったと思えてしまうのです。
DSTE製のバッテリーを1個買っただけなので全面的信頼を寄せてはいませんが、HDR-AS100VのためにNP-BX1互換バッテリーを手に入れてみました。
2個セットを購入したら、「DMC-TZ70用DMW-BCM13互換バッテリー&充電器セット」と同じように、生成りの段ボール箱パッケージに入ってきました。
個包装は「DMW-BCM13互換バッテリー」と同じ箱。シール対応で流用しているみたいです。
バッテリーの表と裏。デザインも「DMW-BCM13互換バッテリー」と同じ。
純正品は1240mAhですが、この互換品は1800mAhで、ちょっと容量が多い。
端子部。
反対側。
ここ最近のタイムラプス撮影のときからこれらを使用しています。純正品1台と互換品2台体制で、約1時間半くらい撮影して早めに交換というようなローテーションで使っていますが、今のところ早くバッテリーが切れたとかトラブルはありません。
Amazonのレビュー評価も悪くありませんが、長期使用での充電不良や個体差もあるかも知れない。
でも、想定通りバッテリーが持つ安心感は大きい。
2016年12月1日 サイコン&ライト
Polar V650で地図を使う
「Polar V650」は、サイクリングの時に地図を表示してくれるGPSサイコンです。
しかも、あらかじめ走行ルートを登録しておくと、道案内をしてくれるルートガイダンスという機能も付いています。
地図の準備
地図を利用するには、まずオフライン用の地図をダウンロードしておきます。
地図はOpenStreetMap(OSM)というライセンスフリーの地図です。
OSMは世界中の有志の皆さんのお陰で、誰でも自由に編集でき、自由に使えるという地図です。しかし、商用地図ではないので、GoogleMapのようなものをイメージするとちょっと違う。
地図をダウンロードするには、「メインメニュー」画面から「設定」をタップ。
「設定」画面では、一番上の「基本設定」をタップします。
「基本設定」画面では、2項目目の「地図」をタップします。
「地図の設定」画面は、すでに地図をダウンロードされた状態のもので、初期状態とは若干表示されている内容が異なります。
まず、一番上の「オフライン地図エリア」をタップします。
地図は450km四方のエリアをダウンロードできます。まず、「閉じる」ボタンをタップ。
地図が表示されますが、小さい場合はピンチアウトして拡大したり、スワイプして目的のエリアに移動します。
この地図では日本列島全体が表示される程度までしか拡大できないようです。
点線の矩形が450km四方エリア。そして、中央の赤丸を目的の場所へ移動させます。
中心は自宅の所在地辺りでも良いですが、450km四方エリアが海ばっかりでは仕方がないので、自分の場合は自宅所在地エリアを含みつつ、なるべく広いエリアが含まれる場所にしました。
エリアを選択したら「ダウンロード」ボタンをタップします。写真はすでにダウンロード後なので「更新」ボタンに変化しています。
その後、「過去の地図を削除しますか?」と表示され、「継続」ボタンをタップすると「地図の設定」画面に戻ります。
これまでの段階では地図はまだダウンロードされていません。この後、V650本体をパソコンに接続し、「FlowSync」を起動して同期させると地図がダウンロードされます。
「地図の設定」画面の「地図のレイヤー」をタップすると、レイヤーを選択できます。
3つの選択肢があり、同時に全部を選択することも可能ですが、それぞれの違いがよく分からないので「バイクルート」のみ選択しています。
「地図の設定」画面の「オフラインで地図を見る」をタップすると、上のような地図を表示します。
この地図、450km四方エリアの赤点の辺りかと思いましたが、微妙にズレています。日本の中心かな?
ちなみに右上のコンパス針は、現在地から外れると白になります。GPS衛星を捕捉していないと、とりあえず赤色で表示しちゃうようです。
ちゃんとGPS衛星を捕捉できていれば、白色コンパス針を表示し、コンパス針をタップすると、現在位置の地図を正しく表示してくれます。
自作ルートのインポート
ルートラボなどで自作したルートをV650にインポートし、サイクリングの時にガイドさせることができます。
まず、ルートラボなどのルートデータをパソコンにダウンロードしておきます。V650がインポートできるデータはGPX、またはTCXファイルで、25MB未満のサイズのもの。
次にインターネットブラウザで「Polar Flow」ウェブサービスのマイページにアクセスします。
画面右上の「☆」アイコンをクリックします。
なお、「Polar Flow」ページが英語表示される場合は、自分の名前が表示されているところをクリックすると表示されるメニューの「設定」をクリック。さらに、次画面で「一般」をクリックします。
画面内の「Flowの言語」の中から「日本語」を選択します。
「☆」アイコンをクリックすると、「お気に入り」画面が表示されます。
「☆」アイコンの下にある「ルートのインポート」をクリックします。
「ルートのインポート」ダイアログが表示されたら、ダイアログ内にGPXまたはTCXファイルをドラッグ&ドロップします。
ダイアログ内に地図が表示されたら、ルートが識別できる名前を入力し、「スポーツ」から「サイクリング」などを選びます。
最後に「インポート」ボタンをクリックすると、「お気に入り」画面にインポートした地図がラインナップされます。
インポートしたルートを削除する場合は、上部に並ぶアイコンにカーソルを入れると右肩に「ゴミ箱」アイコンが表示されるので、これをクリックします。確認画面が表示されたら、「削除」ボタンをクリックします。
地図の準備と同様、V650本体をパソコンに接続し、「FlowSync」で同期させると、やっとV650でルートを利用できるようになります。
「メインメニュー」画面から「ルート」をタップすると、「ルートを選択」画面にインポートしたルートが表示されます。
インポートしたルートをタップすると地図画面に切り替わります。この画面では自由にピンチイン・アウトして、拡大縮小できます。
「Polar Flow」ウェブサービスにはルートのインポートは無制限ですが、V650本体には最大20件しか登録できません。
V650本体にインポートされるルートは、「Polar Flow」で表示されている最初の20件とマニュアルに記載されています。「Polar Flow」でのルートの並びはドラッグ&ドロップで移動できますが、たくさん登録していると移動が大変です。
V650へのインポート数や、「Polar Flow」での管理方法はちょっと不満が残ります。
ルートガイダンスを使う
さて、インポートしたルートでサイクリングするときは、「ルートを選択」画面のラジオボタンを選択します。
「メインメニュー」画面には「ルート」に選択したルート名が表示されています。
この状態でフロントボタンを押すと画面が切り替わり、計測とルートガイダンスが始まります。
速度などを表示する「トレーニングビュー」が表示されているときは、サイドボタンを短く押すか、画面内を横へスワイプすると地図に切り替わります。
地図の上下の帯が黒色の時は地図の移動や拡大縮小ができません。スワイプすると「トレーニングビュー」に戻ります。
地図の左肩をタップすると、「赤ボタンを押す指先」アイコンが表示され、上下の帯が赤色に変わり、地図の移動や拡大縮小ができるようになります。
オートストップを設定していると、停車すると画面は「一時停止」画面に切り替わり、地図の拡大縮小はおろか、地図を見ることさえできません。
いきおい、走りながら地図の操作をしてしまいますが、とても危険です。
停車して「一時停止」画面に切り替わっても、「継続」をタップすれば画面は復帰するので、復帰したらとっとと操作を行えば拡大縮小などが可能です。
ルートは、これから走る道は赤色で、すでに走破した道は青色で表示されます。曲がり角が来てもV650は何も教えてくれません。教えてくれれば使い勝手が良いのに。
ルート上を走行していても時々ピッと鳴って、「ルートが見つかりました」と表示されるのは何故?
ルートから外れると、この地図では他の道を探したりするのは難しいです。地図自体に目標となる施設とかほとんど表示されないので、純粋な地図としては役に立ちません。
ルートさえ外さず走ることができれば、道案内としては役に立ちます。だけど、復帰する道を探したり、コンビニを探したりするため、保険にiPhoneなどを持参するのが安心です。
画面点けっぱなしでもバッテリーの消耗が気にならないのも良いです。バッテリー動作時間公称10時間ですが、今まで5時間近くディスプレイ点けっぱなしでもそんなに消費した印象がありません。
てな感じで約1ヵ月近く運用してきましたが、まだ従来サイコンから全面的に切り替わっていません。
というのも、現在オートストップの起動速度がデフォルトの0.5km/hになっていて、休憩時や目的地でV650を外して持ち歩いても、一時停止から復帰して計測してしまうからです。
自転車に乗っていないときの距離や時間も加算されてしまうので、これをクリアする方法を探っているところであります。
昨日の夕方頃からインターネット回線が急に接続できなくなりました。
我が家は「ひかり電話」なので、電話も使えなくなりました。
写真の終端装置のLED表示は正常な状態のときのものですが、接続できなくなったときは、ルータ電源・ACT・登録・UNI・電源が緑色点灯で、その他のLEDは消灯していました。
回線が正常ならば、ひかり電話・認証・光回線も緑色点灯しているはずです。
我が家はフレッツ光なので、故障の場合は「0120-248995」に問い合わせをします。受付は24時間ですが、午後5時から翌朝午前9時までは留守電での受付になります。
5時台は電話が混んでいるからかけ直せとアナウンスされます。しかも強制的に切断すると受話器の向こうで言っています。
スマホでググったら、「フレッツ光 トラブル自己診断」というNTT西日本のサイトが引っ掛かりました。
そこで、ランプの状況を入力し診断したら、「回線終端装置部分またはホームゲートウェイ部分(またはルーター部分)の異常」と診断されました。
さらに「お問い合わせ」ボタンを押すと、上に記載した電話番号を案内され、「お電話が繋がりましたら“NF100-G16”とお伝えください。」と書かれています。
7時前になって電話は繋がりました。録音音声で「トラブルの電話番号、契約者名、トラブルの状況、連絡先電話番号」を90秒以内で話し、最後に「#」を押せと言われます。
90秒とは、これは慌ただしい。トラブルの状況を素人が説明しても90秒では言えそうもない。だから、代わりに「トラブル自己診断」で表示された「NF100-G16」と言って録音を終了しました。
その夜8時半頃になってNTTから電話が掛かってきました。で、ビックリしたのが「“NF100-G16”って何だ?」って言われたこと。
ここで押し問答しても仕方がないので状況を説明し、先方でも回線エラーが確認できているようなので、結局翌日午前中に修理担当者に来ていただくことになりました。
翌朝、終端装置を確認したらLED表示が正常状態に点灯。何故かネットは復帰しています。
9時を過ぎてからNTTから電話があり、「(我が家の)近くで回線に不具合が見つかったので、そちらを直してから(我が家に)伺う」とのこと。
最終的には回線の不具合が何カ所もあったのか、午後3時すぎてから「修理が終了しました」という電話報告だけがありました。
最近頻繁に「フレッツ光の使用料がお安くなります」という電話が掛かってきます。ようはコラボモデルの他社契約に「切り替えてよ」というお誘いです。
光コラボは切り替える時は何ら問題ないのですが、再びNTTに戻すときに電話番号を継続して使用できません。仕事でも使用しているので、コラボに不満があった場合、不測の事態が考えられるからすべて断っています。
今回のようなトラブルがあった場合、光コラボだとどこへ相談すればよいのだろうか?ヘタをするとたらい回しにされる可能性もあります。
だから、光コラボのような責任分岐点が曖昧になる契約形態は不安があるのです。
2016年11月29日 ウェア
冬用防風サイクリングロングパンツ
先週は静岡東部や関東圏で積雪があり、11月だというのに寒い日が続きました。
26日に富士山静岡空港へサイクリングへ行くときも、風が強そうだったし、寒そうだったので冬仕様の装備で出掛けました。
結果的には自転車を押しての山登りのようなサイクリングになったため大汗をかいたのですが。
とりあえず、先日春秋用サイクリングロングパンツのレポートでちらっと触れた、裏起毛タイプの冬用防風サイクリングロングパンツを実戦投入したのでレポートします。
このパンツも春秋用と同じく中国製の低価格製品。NENKというブランドのものです。
購入時3,081円でしたが、現在は5千円台に値上げになってしまいました。こういう商品はシーズン前か後が購入どきなのだろうか?
ロングパンツは、尻パッド付きのレーパンと重ね着することに決めていて、このパンツも尻パッドが付いていません。
しかも春秋用と同様、ピッチリもじもじ君スタイルでなく、ゆったりゆとりタイプ。
腰回りはベルト通しなどは付いておらず、ゴムと腰紐で調節。トイレの時に手間が掛かるとか、だんだんずり下がってくるとか多少の問題はありますがいたしかたない。
パンツ前側は、腰から足元まで分厚い裏地がついた二層構造になっています。
後ろ側は起毛素材のみで裏地なし。
ポケットは2箇所のみ。ファスナー付きのものが腰の両サイドに。
股下の縫製は普通のジーパンやスラックスと同じ。レーパン重ね着であれば問題ない。
自転車に乗った姿勢にフィットするように、膝がポコッと出た立体裁断。
レーパンのように身体のラインが出ないゆったりシルエット。
グレーのラインは反射素材。
腰のポケットはスマホが入るぐらいのそこそこの深さがあります。
裾にファスナー付き。内部に別の布があるひだ寄せ加工で隙間風対策がされ、保温性に配慮されています。
また、裾は絞れているのでチェーンリングと干渉せず、安心してペダリングできます。
今回のサイクリングではこのパンツではオーバースペックのような感じでしたが、これからのもっと寒い時期、風の強い日には強い味方になってくれそうな気がします。
洗濯表示は、左から30℃以下で洗濯機使用可能、漂白剤使用禁止、アイロン仕上げ禁止、ドライクリーニング禁止、タンブル乾燥禁止。
Amazonの商品ページには「ポリエステル85%、スパンデックス15%」と掲載されていましたが、製品には「ポリアミド(ナイロンのこと)80%、スパンデックス20%」と表示されています。
色落ちが心配だったので手洗いしたら、やっぱり真っ黒な色が出ました。
春秋用のものも、もうすでに5回は洗っていますが、いまだに初回と同じくらい色が出ます。とくに洗剤を使うと激しく色が出るので、他のものと一緒に洗うときは注意。
最近、土日の天気が良い日があまりないような。日曜は雨降りのようだから11月26日の土曜日にサイクリングに行ってきました。
今日は菊川から牧之原台地へ向かい、北上して富士山静岡空港へ行きます。
帰りは金谷をかすめ、小夜の中山から日坂宿経由。道の駅掛川で休憩してゴールとなる約42kmのコースです。
またまた自転車にHDR-AS100Vをセットして、タイムラプスしてきました。
走行中にカメラがお辞儀してしまうのは、雲台の締め付けが重量に負けているかもと、クイックシューを取り除き、直接カメラをぶら下げてみました。
本当はカメラをハンドルの上側に付け替えたいのですが、どうしても取り付けるスペースが確保できず、結局元の位置で考えざるを得ませんでした。
結果は大成功。カメラが下がる現象は解消し、画面にタイヤが覗くことはなくなりました。
ムービー途中の飛行場での撮影だけDMC-TZ70を使いました。HDR-AS100Vではズームができないから、DMC-TZ70の30倍ズームが役立ちました。
でも、展望台に到着してすぐに飛行機が動き出したものだから、セッティングする余裕がなく、手持ちでしかもオートフォーカスで撮らなければならなくなってしまいました。
編集でカットしましたが、フォーカスが抜けるところがあって、一部ピンぼけになったのが残念。
牧之原台地へ向かうルートを昨年と変えました。それは長い上り坂があったので、それを避けたかったのです。
しかし、今回の坂は短いが勾配が半端なかった。これなら長い坂の方がマシでした。歩かなくて済むくらいの傾斜でしたから。
西側展望広場から見えた富士山。展望台にいたおじさんの話では、きょうは富士山が遠いとか。
右側奥に見えるのが「石雲院展望デッキ」。後からそこへ行くのです。
ちょうどFDAの機体がアプローチへ移動するところで、この後ANAの飛行機が着陸してから飛び立っていきました。
以前に来た時は、展望台に上がる前に尾翼が見えただけで、全然飛行機を見られなかったので、今日はちょっとはラッキーでした。
ターミナルビルの西側と東側に増築・改修する工事が始まっています。工事フェンスも富士山。
ちなみに工事は平成30年10月完成予定だそうな。
「石雲院展望デッキ」は、空港前を東へ進み、一番奥を左に曲がった所にあります。
これが「石雲院展望デッキ」。
建物の中は休憩所になっています。
休憩所では無料のお茶とコーヒーをいただけます。
建物中央に係員のいるカウンターがあり、そこで「コーヒーをください」と言って出して貰います。
ちらっと見たら、カレー(有料)などの軽食もありそうです。自分はターミナルビル内のコンビニでパンを調達し、ここで食べました。
パンを食べてたら、ご近所のおじさんに会っちゃいました。先日も森のまつりで出会いました。この偶然はなんかの縁?
デッキから見る富士山(真ん中ちょい右辺り)。
管制塔とさっき降りてきたばかりのANA。ボーイング737-800らしい。
目の前を飛行機が離陸していきます。行き違いに軽飛行機が降りてきました。
右旋回。
突然空砲の音が頭上に響きます。多分鳥を追い払うためのものです。
帰りは今年のゴールデンウィーク中に行った小夜の中山を逆方向から登ります。
菊川坂も前回は自転車を押して登りましたが、降りるのも怖い坂です。ブレーキを握りしめて恐る恐る降りました。
牧之原台地へ登るときにも自転車を押しましたが、小夜の中山へも歩くことになりました。11月下旬だというのに汗だくです。
峠を下りて、最後に道の駅掛川でセブンティーンアイスを食べながら休憩。
多分もう2度と小夜の中山へは行かないと思います。自分には手強すぎます。
迷走距離:44.54km Av:14.91km/h