幕を上げに‥‥上野恩賜公園

ももクロちゃん主演の舞台「幕が上がる」を観に上京しました。
観劇は5月16日の昼公演ですが、せっかく上京するのだし、当日上京では交通機関に万一遅延があったら元も子もないし、で、時間をたっぷり使うため前日に移動し、宿泊することにしました。

そして、DMC-FZ200を持って行ったら400枚以上も撮影してしまい、なかなかまとめる気力がわかず、エントリーが時期遅れになってしまったのです。

5月15日は昼頃に東京に着けるように出発。もちろん各駅停車ののんびり旅です。時間は掛かりますが、掛川・東京間は乗車料金だけなら4,000円の安さで行けるのです。

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電車に揺られること4時間余り、お昼ちょい前に上野駅に到着。

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まずは駅前郵便局で軍資金を調達。それから、腹ごしらえにアメ横へ。

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入ったお店は「若狭家・上野店」。来る前に調べてヒットした、海鮮丼専門店です。

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食べたのは「ねぎとろ・まぐろ・サーモン丼」。お味噌汁はトッピング。
丼にかけるものは、わさびが既に仕込まれている醤油。わさびはマイルドで、自分的にはもっとピリピリと効いている方が好き。

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午後は上野恩賜公園と国立科学博物館を回る予定。

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西郷隆盛さんにご挨拶。たぶん修学旅行であろう学生さんたちから撮影を頼まれました。

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不忍池へ行こうと花園稲荷神社の鳥居をくぐります。

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花園稲荷神社の本殿。

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お隣にある五条天神社。

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不忍池に出ました。ビル群と蓮池の対比が面白い。

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不忍之池弁天堂を挟んだ反対側は枯れ茎がいっぱい。木々の向こうに見える建物は上野精養軒。
池のほとりで作業をしていたおじさんに聞いたら、蓮の花の見頃は7月上旬くらい。

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不忍之池弁天堂。

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御神前の提灯とドラ。

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ご本尊は弁才天。

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すぐ隣にある大黒天堂。こちらへの参拝客は少ない。

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弁天堂の中州には、めがね之碑やら、

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ふく供養碑やら、

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魚塚やらいろいろと。

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弁天堂の裏に抜けたらボート乗り場。

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そのまま進んだら公園の外に出てしまいました。ぐるっと回ってきたら「鴎外温泉」とな。

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上野動物園を金網越しに見ながら歩いてきたら、左手に上野精養軒の建物が。

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その手前の杜に立派な鳥居があったので、石段を登ってみることにします。
この鳥居は「不忍口鳥居」というようです。

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上野東照宮の前に出ました。

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神楽殿。

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唐門から参拝。正式名称は唐破風造り四脚門(からはふづくりよつあしもん)だそうです。

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この塀は「透塀」といい、国指定重要文化財。たしかに向こうが透けて見えます。

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立派な灯籠には三つ葉葵。

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五重塔。

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石灯籠は200基以上あるそうです。

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自分は横から入ったので、参道をリバース。

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国指定重要文化財の大石鳥居をくぐって公園内へ戻ってきました。

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小松宮像。

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中央の広い場所へやって来ました。はるか奥に見えるのは国立博物館。
自分はそっちへ行かず、この後、国立科学博物館の方へ向かいます。国立科学博物館のレポートは次のエントリーで詳細に報告します。

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国立科学博物館の展示物を楽しみ、国立科学博物館から出てきて公園入り口にある大噴水で休憩。
奥の国立博物館では鳥獣戯画展をやっていて、行列の待ち時間が大変らしい。

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公園案内図。

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石段を登ると清水観音堂。

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清水観音堂本殿。

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観音堂とあるがお寺です。お参りは合掌のみでパンパンしない。

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ご本尊様は撮影禁止。

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月の松。「歌川広重 名所江戸百景」と看板に書かれていますが、当時のものでなく、復刻版とホームページに書かれています。

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可睡斎と油山寺に行ってきた

昨日の疲れが残っていたけど、せっかくの天気なので可睡斎と油山寺にサイクリングしてきました。

可睡斎へ行くルートは平地だけのラクチンコース。可睡斎から油山寺はちょっとタフな登りがありますが、距離が短いから何とかクリア。

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可睡斎へ行く目的は門前の「じぇらーとげんき」のジェラート。
今日はマンゴーソルベとおまけはパッションフルーツ。いつも店先のソファー(ベンチ?)で、往来の景色を眺めながら食べるのがお決まり。

可睡斎は百合園のお客さんでいっぱいのようです。奥の駐車スペースまで車が止められていました。

ジェラートを食べ終わったら、駐車場脇の急坂を上り油山寺へ向かいます。反対側から降りてきたことは何度もありますが、登りは初めて。

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油山寺の参拝客はまばら。茶店脇の場所で自動車のご祈祷を目撃。お寺のご祈祷は初めて見ましたが、普通にお経を唱えていました。

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山門の横でトカゲを発見。ニョロニョロと急いで逃げて行きましたが、石段のすぐ下で息を潜めていたところを盗撮。シマシマのニホントカゲだな。

迷走距離:32.87km Av:16.63km/h

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浜松御前崎自転車道を走る

天気が良かったのでサイクリングに出掛けました。

ジーンズはいて、ちょっとそこまで軽く流す気持ちで出掛けたのですが、途中で気が変わって海まで行ってみることにしました。
しかし海まで出たら、いつ行っても砂を被っていた浜松御前崎自転車道がキレイになっています。これは走らなきゃと、結局山越えありと、50km以上も走ることになってしまいました。

昨年はいろいろあって、海まで走りに行けませんでした。1年半ぶりに走る景色に変化はあるのでしょうか?

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板沢の坂の途中にあるミッキーマウスは健在でした。

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ミッキーから30mくらい先にはトトロが出迎えてくれます。以前はいなかったような気がします。

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上内田を抜け、菊川にかかる旭橋に到着。

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久しぶりに走る堤防道路はなんだか広い。これから夏草が茂り、狭くなっていくだろう。

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牛渕川と合流する先の道は、あいかわらず未舗装。
「河川管理用の道路ですから、一般の自動車は通行禁止」の立て看があるので、多分このまま整備されないのでしょう。

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タイヤに優しくするためにダート部分を歩いてやって来ましたが、なんと橋は通行止め。老朽化して危険みたいです。

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堤防道路の終点は工事が終わっていましたが、国道150号の先へ行けるようにはなっていませんでした。

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潮騒橋は片側の端にトラ柵で保護されていました。ペンキ塗りたてかと思いましたが、そうでもないような。

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念のため浜松御前崎自転車道へ進んでみると、道の砂が除けられていました。
以前、砂に阻まれ途中で断念したことがありました。これは走ってみなくては!

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ところどころ左右から砂が押し寄せてきて、埋まるのも時間の問題というような箇所もあります。
横道があるところなど、一部埋もれているところもあってタイヤが滑ります。そんな場所は危険を冒したくないので無理をせず脚をついていきます。

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上の写真のような場所は、海からの風を遮るものがないからすぐに埋まってしまうのだろう。

ママチャリに乗ったおじさんが向こうからやって来たので、地元民と推察し呼び止めてみました。やっぱり近場に住む人でした。

その人から、砂の有無は袋井土木事務所に聞く、連休とかの前日に砂の除去作業があることが多い、風が強ければ一夜にして埋まることもある、という情報を教えていただきました。

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潮騒橋から浜松方向へ行く者は自分以外いませんでしたが、反対側からは何人かに出会いました。こうやってまともに走れる機会はまれで、こんな日に出会えたのはラッキーです。

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しかし、途中でドリンクが切れました。ついでにハンガーノックで辛くなってきました。潮騒橋あたりで正午になっていたから当然か。

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空腹を我慢しながら、やっと弁天大橋に到着。

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自転車道をもっと走ってみたかったが、エネルギー切れでは仕方がない。自転車道とは弁天大橋を渡ったところで離脱します。

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やっとありつけたエネルギー源。ちょっと麺がフニャフニャな天ぷらうどんでした。

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掛川への帰りは西大谷川に沿って北上することにします。峠を越えることになりますが、最短距離で帰りたい気分だったのです。

途中の西大谷ダム湖にちょっと寄り道。

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釣り客がチラホラと。

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県道409号は交通量が少なくて走りやすいかも。ただ小笠山方面へ向かっていますからずっとダラダラと上り坂。
きょうはガッツリ走らないがテーマなので、ギヤはどんどん下げてのんびり走ります。

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途中から幅員減少。この先にはトンネルもあります。
ビュンとくだり、またちょっと登り、予定外にたっぷり走ってきました。

迷走距離:53.97km Av:15.17km/h

<2015年12月11日追記>
浜松御前崎自転車道の整備状況の確認は、袋井土木事務所でも本局ではなく、掛川支所(TEL 0537-22-6275)の担当であることが後日わかりました。

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FTPした画像ファイルをメディアライブラリに登録する

「へろへろ・のぉと」に載っけている写真を拡大表示できるようにしました。写真をクリックするとモーダルウインドウが開きます。

昨年の10月頃からのエントリーから拡大できるようにしていたんだけど、やっとこさ全部の写真を作り直し、クリックできるように記事の修正も済みました。
昔の写真の中にはオリジナルファイルがいつのまにか無くなっていて、拡大画像を作ることができなかったのもありますが。

WordPressに大量の画像をFTPでサーバーにアップした場合、そのままではアップロードした画像はメディアライブラリに表示されません。
メディアライブラリに表示されなくてもアドレスさえ分かっていれば、直接HTMLタグを記述して記事に貼り付けたり、画面を表示させることはできます。
だけど、モーダルウインドウを表示させるのに使っている「Lightbox Plus Colorbox」というプラグインは、画像がメディアライブラリに登録されていないと機能しません。

しかし、さすがユーザー数の多いWordPress。FTPした画像をメディアライブラリに登録してくれる優れもののプラグインが存在します。
「WordPress Flash Uploader」とか「Media from FTP」とか。設定しておけばサムネイルや記事に貼り付けるサイズの画像も自動生成してくれます。

だけど困ったことが起きてきました。

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記事のエントリー毎に画像をアップロードする場合、ファイルは年月ベースのフォルダに整理され、メディアライブラリもアップロードした年月で分類して表示してくれます。

しかし、上記のツールで登録すると、やっぱりサーバーにアップロードした年月で分類されて表示されます。
そうすると、同じ日に大量にアップロードするとその中から欲しい画像を探すのが大変。後から引用する場合も記事の投稿日付とは関係なくなるので手がかりがなくなり、探すのに困難を極めることになります。

後日修正した画像も投稿当時の年月で分類されて登録する方法はないかと探していたら、「Add From Server」というプラグインに出会いました。
もう2年も更新されていないプラグインではありますが、使ってみることにしました。

プラグインのインストールは通常のプラグインと同様で、有効化すると「メディア」メニューの中に「Add From Server」メニューが追加されます。

画像ファイルが既にメディアライブラリに登録されている場合は削除しておきます。メディアライブラリに登録されているファイルは重複して登録できず、警告が表示されます。

メディアライブラリから削除するとサーバー上のファイルも消去されます。そしたら改めて同じフォルダに画像ファイルをサーバーにFTPします。
自分は念のためFTPした画像ファイルのタイムスタンプを、作成日・修正日とも記事の投稿日付に書き換えました。

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「Add From Server」メニューを選択すると、フォルダやファイルのリストが表示されます。
リスト名の末尾に「/」が付いているのはフォルダを示し、クリックするとフォルダの中に遷移し、フォルダの中身をリストアップします。

クイックジャンプの「コンテンツフォルダ」をクリックすると「wp-content」フォルダーの中に遷移します。「上位フォルダ」をクリックすると上の階層へ遷移します。

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ファイルの先頭にはチェックボックスが表示され、チェックして、下の「インポート」ボタンをクリックするとメディアライブラリに登録されます。同時にサムネールなどの他サイズの画像も自動生成してくれます。
一番上と最下行にある「ファイル」をチェックすると、すべてのファイルを一括チェックします。

作業はひと月分ごとに登録して行くことになりますが、おかげで当初の希望通り、投稿当時のメディアライブラリの状態、年月分類に整理することができました。

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単眼鏡・Kenko リアルスコープ 6×16 ミニ

ももいろクローバーZ主演の舞台「幕が上がる」を5月16日に観に行きます。
演出の本広克行監督が「Zeppブルーシアター六本木は結構広いので、後方席の観客の皆さんはオペラグラスとかあればそれで、ご鑑賞下さい。」とツイートしてました。

発券した席順はちょい後方なので、何らかの用意をした方が良さそうです。表情とか見たいし。
双眼鏡が家にあるが、デカい、重い、見づらいの三重苦で、旅の荷物としてあまり持って行きたくない感満載。粗品で貰った単眼鏡も家のどっかにあるはずなのですが見つかりません。

そこで、なるべく安くて良いものがないか調査することにしました。

双眼鏡や単眼鏡の選択基準として、倍率・明るさ・実視界・アイレリーフが肝心のようです。

倍率は見る対象によって、大きければ良いってもんじゃない。観劇なら6〜8倍くらいらしい。
明るさはスペックの数値が大きいほど明るい。その際「ひとみ径」というスペックがあり、これも大きいほど明るく見やすいようです。
実視界は角度であらわし、数値が大きいほど広い範囲が見えます。
アイレリーフは接眼レンズ最終面から「ひとみ」ができる位置(アイポイント)まで測った長さで、長いほど眼鏡を掛けた状態でも視野がケラレずに見ることができます。

あとは本体の大きさとか重量とか。重いと長時間使用すると腕が疲れます。そして、一番大事なのはお値段です。スペックが良いものはやっぱりお高い。

調べてわかったのですが、世の中には博物館や美術館にも持って行くギャラリースコープというジャンルがあるのです。
これは近距離からピントが合う単眼鏡で、絵画や展示物の細部をじっくり味わうために使います。展示物までの距離が充分近ければルーペで良いですが、あまり近づけない場合に威力を発揮します。

近距離から遠距離まで使えるギャラリースコープ、使い出がありそうです。そこでオペラグラスではなくて、あえて単眼鏡を手に入れることにしました。

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手に入れたのはKenkoの「リアルスコープ 6×16 ミニ」。

Kenko製品というと、フィルター以外の低価格ビデオカメラでは微妙な製品もありますが、このリアルスコープは結構まともな製品のようです。
このリアルスコープシリーズの上位機種、8×32もよりおすすめなようですが、サイズが大きく価格も高くなります。

紙箱の中に、本体・対物レンズキャップ・対眼レンズキャップ・ストラップ・収納ケース、そして取扱説明書と保証書が入っています。

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本体サイズはφ31×72mm(実測φ31.4×70.2mm)。思った以上に小さく、比較したロジクール・ワイヤレスマウス M325tよりずっと小さい。

スペックは倍率6倍、対物レンズ有効径16mm、実視界9.3°、明るさ7.2、ひとみ径2.7mm、アイレリーフ12mm。

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ピントはローレットが刻まれた焦点調整リングを回して合わせます。対眼レンズ側に視度調整はなく、メガネを掛けてても裸眼でも焦点調整リングだけでピントを合わせることができます。

最短合焦距離は25cmですが、実際はもう少し近くてもピントが合います。近距離を見るときほど鏡筒が伸びた状態になり、一番伸ばした長さは実測93.2mmです。

遠距離では被写界深度が深いのでピントを合わせやすく、観劇では問題ないだろう。近距離では被写界深度が浅く、ちょっと動くだけでピントがズレてしまいます。コツや慣れが要りそうです。

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片手で持って焦点調整リングを回すのは難しい。小指と薬指の指全体で焦点調整リングを支えるように持ち、親指と人差し指でゴム見口をつまみ、ゴム見口側を回すやり方なら片手で何とかなります。

明るさはほぼ肉眼で見た時と変わらない印象。

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メガネを掛けたまま見るには「接眼レンズのゴム見口を折り曲げると視野がケラレない」と説明書には書いてありますが、やっぱり裸眼の方が見やすい。

ゴム見口を折ると、そのままではキャップが着けられません。
対物レンズキャップはユルユルですぐに外れます。キャップの内側に「32」と刻印されているってことは、本体のスペックと最初から合ってないだろのでは。
対物レンズキャップを着けて収納ケースに入れても、取り出すときには外れています。紛失の可能性が高いので何らかの対策が必要です。

とりあえずキャップの内側に黒のビニールテープを貼って、はめあわせをキツめにしてみました。
あまりキツくすると、キャップを外すときに対物レンズ端に貼ってあるローレット状のゴムリングが剥がれてくるので注意。

ってか、早速外へ持ち出し試運転したら、気がつくとゴムリング全体がベロンと剥がれ、焦点調整リングからぶら下がっていました。気がつかなければ危うく行方不明になってしまうところでした。
ゴムリングが貼ってあったところを観察すると、あまり接着剤が塗布されていないようです。紛失する前に家にあった両面テープで貼り直しました。

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付属のストラップは本体横に取り付けられ、首からぶら下げられるだけの長さがあります。
片手で対眼レンズ側を回す場合はストラップがちょっと邪魔になります。片手回しは微調整で使うのが良いでしょう。

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スペックでは重量65gのところ、実測54g。かなり軽く首に掛けても負担がありません。

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収納ケースはチープですが、ないよりマシ。ストラップを本体にクルクルと巻き付けてやるとケースに入れやすい。
横に穴が開いていて、ストラップを通すには穴が小さい。使い方がよくわからない。

現在Amazonが一番安値ですが、注文時は在庫切れで納期が間に合わない可能性があったのでキャンセル。150円くらい高くなりましたが在庫のあるケーズデンキでゲットしました。

舞台「幕が上がる」は初日を迎え評判も上々のよう。楽しみです。
観に行くのは16日ですが、せっかく上京するので、前日に国立科学博物館を見学して一泊します。今度の武器はこちらでも役に立ちそうです。

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