カルシウムを畑に蒔くと、野菜を丈夫にしてくれるようだ。そこで毎日食べている卵の殻を有効に利用することにした。
しかし、ただ卵の殻をそのまま畑に蒔いても殻はなかなか分解されないし、それに畑が汚らしくなってみっともない。
YouTubeで卵の殻をきれいに洗って乾かし、コーヒーミルで粉に砕いて蒔く動画を見た。そっくり真似をすることにした。
Amazonでは中華製のコーヒーミルがたくさん出品されている。その中からパワーがありそうでなるべく安いものを購入した。
パッケージの中身はコーヒーミル本体の他に電源コードと清掃用ブラシだけ。
本体カラーはブラック・ブルー・グリーンの3色があり、カラーによって微妙に値段が異なる。
付属の取扱説明書はちゃんとした日本語のしっかりしたもの。巻末には保証書も付いている。
型番はM200B。消費電力300W、AC100V電源で動作する。
充電式のコーヒーミルもあったが、卵の殻はそれなりに固そうなので、AC電源の方がパワーがありそうだ。それに外へ持って出掛けることはない。
コーヒーミルは、モーターが入った本体、ステンレス製のホッパー、ホッパーふた、カバーの4つのパーツで構成する。
ホッパーは本体に被せ、時計方向に回して固定する。
具材を入れたホッパーの上にホッパーふたを取り付け、さらにカバーを被せる。
ホッパーふたはパッキンで締め付けるだけなので、傾いていたり取り付けが甘いと中身がこぼれる。
カバーはスイッチを兼ねていて、カバーの上から押さえると刃が回転する。
側面の下部に電源コードの差し込み口がある。
取扱説明書にはコーヒー豆の場合の目安の挽き具合が記載されている。さすがに卵の殻の挽き方は書かれていないので様子を見ながら回してみることにした。
卵の殻は洗浄乾燥後細かく砕いておいた。
大体10秒ぐらいで写真のような細かさに挽けた。ホッパーに殻を入れすぎると挽きむらができた。ホッパーの1/4から1/3くらいが適量のようだ。
挽き終わった直後にホッパーふたを外すと、もわっと煙が立ち上る。それに骨っぽい臭いが漂い、あまり気分的にはよろしくない。一度に大量に挽かずに毎日少量ずつ挽いた方が良さそうだ。
本体以外は丸洗いができるので作業後のお手入れは簡単に済む。
ラベルライターというと、ブラザーの「ピータッチ」、キングジムの「テプラ」、カシオの「ネームランド」が御三家だろう。
どのメーカーも幅12mmまでのテープに対応するリーズナブルな機種と、24mm幅までの中級クラス、36mm幅に対応する高級機種がラインナップされている。
ちなみにスマホなどからプリントできるものをラベルライター。システムに組み込むような機種をラベルプリンターと言い分けているようだ。
いろいろ比較検討した結果、ブラザーの「ピータッチキューブ PT-P710BT」を買った。クラフト紙に1色刷のシンプルなパッケージ。
この機種を選んだのは、廉価機種では6・9・12mm幅のテープでは用途が限られるし、高級機種は高価すぎて敷居が高い。1万ちょっとで買える中級機が一番使いでがありそうだ。
パッケージの中身は、ラベルライター本体とサンプルの24mmテープが2本、USBケーブル1本、保証書、セットアップガイド、ピータッチテープカタログとプリントサンプルなど。
付属のサンプルテープは24mm幅の白地に黒文字テープと金地に黒文字テープの2種類。
ブラザーの「ピータッチキューブ」にはTZeテープが対応する。純正テープには豊富な種類が揃っている。
Amazonなどには格安な互換テープが多いのも魅力で、さっそく9・12・18mmの3本セットの互換テープを買い揃えた。
「ピータッチキューブ PT-P710BT」は最大24mm幅テープに対応しているので横幅が大きめ。
反対側側面の窓から装填されているテープの種類を確認できる。
テープの排出口。テープの入れ替えは、この排出口の窪みに指を掛けてフタを開く。一目でわかる図のシールが貼られている。
排出口の反対面は、左上の丸いボタンが電源のON/OFFスイッチ。その下の黒い点は充電LED。充電中はオレンジに点灯し、満充電で消灯する。
その下はmicroUSBポート。装着済みのリチウムイオン充電池の充電やパソコンからプリントするときに付属のUSBケーブルを接続する。
充電用のACアダプターは付属していないので、パソコンのUSB端子から充電するか、スマホなどのDC5V・2A以下のACアダプターを使用する。
シールで貼られたQRコードをスキャンすると、スマホ用の編集&プリントアプリ「Brother P-touch Design&Print 2」のダウンロード画面にアクセスする。
電源を入れると上部のLEDランプが緑色に点灯する。待機中は3秒点灯し、1秒消灯。プリント中は点滅する。
オレンジ色で2秒消灯後、2秒点滅は充電池残量が少なくなっている。充電中は点灯し、満充電で消灯する。
赤色で点滅するときは充電池の充電不足か異常。
その他にもランプの色、点灯点滅パターンでさまざまな状態を知らせてくれる。
テープカセットはテープが露出している面を上にして装填する。カセットをしっかり奥までセットするとカチッと音が鳴る。
「ピータッチキューブ PT-P710BT」はQRコードもプリントできる。農薬の小分け容器にQRコード付きのラベルを作って貼った。
現場でQRコードをスマホで読み取って農薬のホームページを表示し、適応野菜や使用量が現場ですぐわかるようにした。とても便利。
12mmテープでも試してみたが、QRコードが認識できるテープ幅は18mm以上は必要だ。なので「ピータッチキューブ PT-P710BT」が最適なのだ。
「ピータッチキューブ PT-P710BT」はプリントするたびに先端25mmを無駄に消費する。25mm空送りし、カットしてからプリントを開始する。実にもったいない。
複数枚プリントするときや数種類のラベルをプリントするときは、「つなげて印刷」オプションを選択してプリントすると無駄にする分が少なくなる。
「つなげて印刷」をすると最後のプリントでオートカットしないで本体内にテープが留まる。その時は電源ボタンを素早く2回押すとカットして排出してくれる。
「ピータッチキューブ PT-P710BT」を選んだ理由に、ブラザーの編集&出力アプリだけでなく、MacのAdobe Illstratorで作ったものをそのままプリントできるから。
プリントダイアログで普通にプリンタに「P-touch PT-P710BT」を選択できる。
用紙設定ダイアログではいろいろなテープ幅の用紙設定ができる。
印字解像度が低いのでプリント結果はそれなりだが、ブラザーの編集&出力アプリで用意されたイラストやフォントが使えるのはメリットがある。
ブラザーの「知って得する便利ワザ」に100均のCDケースに本体とカセットがきれいに収納できると紹介されていた。
ダイソーに行ったら、「ストックケース」というものがあって、CDケースよりも幅が若干大きくて、不透明で、留め具の具合も良かった。カラーもベージュとモスグリーンの2色から選べる。
「ピータッチキューブ PT-P710BT」本体とテープカセット5本くらいとUSBケーブルに説明書を入れてピッタリフィット。オススメだ。
2023年5月17日 園芸
オクラ、トウモロコシを定植、ついでに小松菜
庭の畑のブロッコリー。いい加減脇芽の勢いがなくなってきたので畑仕舞いすることにした。
その場所を堆肥や有機石灰、AG土力を入れて耕し直し、種から育てたオクラとトウモロコシの苗を定植した。
オクラが6株。
トウモロコシは3株。時期が来たらマルチを剥がすので、他と少し距離を開けて植えた。
その先の余った場所に小松菜の種を蒔くことにした。
穴ごとに種を4粒ずつ入れていたのだが、途中で種を入れていた器をひっくり返した。手前から奥に傾斜が付いていたため、種はコロコロとそれぞれの穴の中へ。
少しは回収したが、土に混じってわからなくなり、面倒くさくなって途中で諦めた。
そしたら、今は発芽し始めて大変なことになっていた。
まるでカタバミのように群生する小松菜。どうしましょ。
6日経ってオクラはあまり変化がないようにみえる。
トウモロコシは少し大きくなったような。草丈が40cmを超えたらマルチを外し、肥料をまいて土寄せする。
ひと月前ポットに種まきした中玉トマトの鉢上げをした。
上の写真は先月下旬の状態。途中で2本立ちに間引きし、今ではいい加減鉢上げしないといけないくらいに育っていた。
昨日家にあった雑草しか生えていない古い鉢をひっくり返し、土をふるいに掛けたら、コガネムシの幼虫6匹、ナメクジ1匹、ムカデ1匹、ミミズ数匹出てきた。
コガネムシの幼虫とナメクジは日干しの刑、ムカデは踏み潰しの刑、ミミズは畑の土に返した。
用意した鉢にネットに入った鉢底石と培養土を入れて苗を定植。手前の鉢から「トマト1号」「トマト2号」「トマト3号」と名付けた。
トマト1号。
トマト2号。
トマト3号。
8月には甘いトマトが食べられるだろうか。
2023年5月17日 園芸
芝生カッター・清水製作所 モンブラン 芝切り一番
庭の芝生の世話は親父の専従だった。もくもくと芝生鋏で芝を刈り、無農薬のテデトールで雑草を駆除していた。
親父が年を取り芝の世話をしなくなったので、その仕事のお鉢が自分に回ってきた。YouTubeの動画で世話のやり方を見たり、レーキや芝刈り機を買って、いい加減ながら一応の世話はしている。
YouTubeを見ていたら、今度は芝生とコンクリートの境のエッジが気になってきた。長年の芝の成長でコンクリートの上にかなりはみ出してきてる。
最初はカッターナイフで切りすすめてきたが、なかなかラチがあかない。
世の中には芝生カッターというものがあることを知り、「清水製作所 モンブラン 芝切り一番」というものを買ってみた。調べるとこれが一番安そうだった。
先端は鋭い刃物になっている。これなら頑固な芝生もザックリと切れそうだ。
ラベルには芝の葉のカット、芝張り時のカット、根切りにも使えると書かれている。
ユーザーレビューに、尖った先端から差し込んでいくとザックリと切れると書いてあった。
芝とコンクリートの境がわからなくなっていたので水糸を張ってザクザク行ってみる。どんどん進むと内側に曲がっていくので、ときどき方向修正が必要だ。
暇を見つけては作業だったので、先日やっと切り終えることができた。
エッジが真っ直ぐになると気持ちが良い。
そもそもの芝生の貼り方がいい加減なので、3cmくらいの段差ができてしまった。
今度はこちらの自転車置き場の方を何とかしたい。現在の構想ではもう一列平板を並べ、その端で芝生をカットする予定。芝まで端が届かなければレンガをもう一列並べたい。